こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は前から予告していた自閉ちゃん人生初のクルージングの様子をお届けしたいと思います。
自閉ちゃんは今まで止まっている船とか、ディズニーランドのジャングルクルーズのボートにはに乗ったことはあるんですが、本格的なクルーズ船に乗ったことはないんですよね。
はたして自閉ちゃんは船に乗れるのか？
そしてクマヒロは船酔いしないのか？？
是非ご覧ください！！
海が見える公園とクルージング
２週間くらい前にブログにあげた『自閉ちゃんとチューリップと海と～公園散策日記～』でも書いたんですが、私と自閉ちゃんは自転車でのお出かけが気持ちいい春や秋の晴れた日の週末には、電動自転車で少し遠出します。
動物園に行ったり、大きめの公園を巡ったり、何故か日本庭園で鯉に餌をあげたり、デート中のカップルだらけの観光スポットの雰囲気を破壊しに行ったりと、結構色々なところにお出かけするのですが、特に良く行くのが海が見える公園です。
我が家から自転車で40分くらいの位置にある有名な公園なんですが、園内ではジャグリングをやっていたり、うさぎが散歩していたり、春には花がキレイに飾られていたり、毎週来ても飽きることのないおススメスポットです。
自閉ちゃんもこの公園が大好きで、自転車から降ろすとハト追いかけたり、芝生を走り回ったり、波が砕ける様子を一心不乱に見つめたりと大忙し。
そんな自閉ちゃんが今回挑戦するのが、この海が見える公園から出発するクルージングです。
自閉ちゃんクルーズ船に乗る
クルーズ船の発着場は公園の中ほどにあります。
自閉ちゃんには『今日はお船に乗るからね～』とスマホでクルーズ船の写真を見せてみましたが、現在絶賛スマホ画面をシュッシュするイタズラにはまっている自閉ちゃんは、ひたすら激しく画面を触るばかり。
あんまり説明しても心に響いていない様子なので、早速チケットを購入します。
チケットを購入する私を見て、いつもと違うことが起きると勘づいた自閉ちゃん。
『ん、なに？今日なにかやるの？？とりあえず騒いでいい？？』
とチケットを購入する私の周りを飛び跳ね、たまにチケット発券台をなめながら、笑顔で大声をあげます。
あ、ちなみに毎回見てくださっている方はご理解いただいているかと思いますが、自閉ちゃんはまだ単語すら出てこない生粋の喋れないボーイなので、自閉ちゃんアテレコは私のイメージです…いつかこれ位話してくれると嬉しいんですが…((+_+))
話を戻します。
はしゃぎ回る自閉ちゃんの様子にやや引き気味のチケット販売のお姉さん、お姉さんの言葉が全く聞こえずとりあえず全部『はい』と答えてチケット購入を進めるクマヒロ…今日もイイ感じに暗雲立ち込めるスタートです…まぁ機嫌は良さそうだから大丈夫かな？？
大人一枚1000円でチケットを購入（未就学児はタダ）すると、運よく待ち時間なしで乗船することが出来る模様。
良かった…ここで一回列で順番待ちとかすると、早速自閉ちゃんが爆発する危険性がありますからね((+_+))
待ち時間は０が理想なので、幸先が良いです。
とりあえずクルーズ船の前でスマホでパチリ。
なんか謎の構えをしていますが、楽しそうです。
しかし、日曜日なのにとにかく人がいないですね。自閉ちゃん的には絶好の条件です。
船の名前は『マリーンシャトル』
同じ発着場から『シーバス』という小さくて臨場感あふれるボートとクルーズ船の中間的な船と『マリーンルージュ』という更に大きくてオシャレな感じのクルーズ船が出ています。
もう海が見える公園とか名前をぼかす意味は？といった感じですが、この後の見る人が見れば一発で分かるビルや建物がバンバン写真に映るので、出来れば船の名前をググらず写真から場所を当ててください！！
さて、あまり外にいても仕方ないので、自閉ちゃんの機嫌が良いうちにどんどん写真を撮るべく船内に入ります。
入り口付近で早速撮影スポットを発見したのでパチリ。
船名物、子ども大好き総舵輪ですね。
後ろにはTwitterやインスタ、フェイスブックを意識した枠組みがあります。
うーん、ここインスタ映えするかなぁ(・´з`・)
普通の子はこういうのを回す時こそ声をあげたり、そもそも回すまでに躊躇があったり、おしくは走り寄ってノリノリで回したりするかと思いますが、自閉ちゃんはツカツカと近寄ってなんの躊躇もなく作業的に回しだします。
この写真からは伝わらないですが、めっちゃ真顔です、そして無言。
もう子どもの表情じゃないですね、熟練の職人の表情です。
こういう時はどれだけ声をかけても無駄なので、お仕事が終わるまで待ちます。
『よし、これ位でいいかな？次行くぞ』
と自閉ちゃんのお仕事が終わった（飽きた）ので、これも定番の帽子を被らせてパチリ。
ちなみにこれは被った帽子を直している場面ではなく、帽子を投げ捨てようとしているところです。
自閉ちゃんは感覚過敏なのか、目的なく頭に何か被るのダメなんですよね…(*_*)
一階の撮影スポットはこれ位なので、３階のオープンデッキに向かいます。
マリーンシャトル名前によらず思ってたよりいなせな船ですね…外から見てた時は
『わぁ素敵！！これがクルージング船なんですねオシャレ！！！』
みたいな事を書こうと思ってたんですが、良い感じに古臭くてむしろ自閉ちゃんにはこの船があってるかもしれません。
オープンデッキでは飲食もできます。ただ基本的に外で買って持ち込んだり、食べてきたりするのがおススメです。
決して美味しいとは…いえ何でもないです(*_*)
出発を待ちきれない自閉ちゃん。
オープンデッキの後ろ側ですが、オイルの匂いが結構あってこの場所だと爽やかなクルージングというより漁船感があります。
自閉ちゃんは匂いには鈍感なので大丈夫みたいですね。
いざ出航！
いよいよ出航の時間。
マリーンシャトルでのクルージングは『１時間』と『４０分』のコースがありますが、今回は初回という事で『４０分』コースの時間に乗船しています。
最悪４０分なら抱っこしてグルグル船内を回っていれば大丈夫でしょう！（多分）
スクリューがうなりをあげ、航跡が海に浮かび上がります。
そしてそれをじっと見つめる自閉ちゃん。
波しぶきがよほど気に入ったのか、しきりに声を上げ、たまに飛び跳ねながらもこの場所を離れません。※１０分間くらいずっと見てました。
ただ、いつまでもここにいてはせっかくの景色が楽しめません。
場所を移動しながらクルージングの醍醐味である美しい景色を写真に収めます。
すっきりしない曇天と景色そっちのけで波しぶきを見る自閉ちゃん、そして目の前に広がるザ・〇〇といった景色が三位一体でいい味を出しています。
どれだけ私が『自閉ちゃん～あれ何かな？あれは〇〇だよ～スゴイね！』と話しかけても微動だにせず波を見つめる自閉ちゃん。
時折歓喜の雄たけびを上げているので、すごく楽しいらしいのですが、なにか違うような…まぁ楽しみ方は人それぞれだしいいか((+_+))
しかし、この角度はナイトクルージングで見てみたいですね。
私の会社もこの近くなので会社の窓から夜たまに見ているんですが、この辺りはライトアップがキレイなんですよね。
そんなことに思いを馳せていると、自閉ちゃんの謎ブームが発動。
なんかいきなり舌出し始めました！！
潮風の塩味が美味しいんですかね。ずっと出してます。
この写真とか舌さえ出てなければ笑顔で可愛いんですよ…ラインの待ち受けにしようと思ったのに( ﾉД`)
あと、これはメチャクチャ危険なのですが、こういう癖も。
いや、自閉ちゃん冗談じゃなく落ちたら死ぬからね？
自閉ちゃん名物『登れるところはとりあえず登ろう』キャンペーンが始まりました。
手すりに足をかけて身を乗り出して波をみたいようです。
とにかく危ない！！！
てすりに足をかけた瞬間に怒りますが、笑顔の自閉ちゃん。
この笑顔も楽しいのか、親を煽っているのか、困っているからとりあえず笑っているのか分からないのが困ったところです(*_*)
さりげない死の恐怖と戦いながらのクルージングもいよいよ終わりを迎えます…というか自閉ちゃんとずっとオープンデッキで波見てただけですが。
最後に今回撮った写真で一番〇〇らしいものを一枚。
午後１時とは思えない寒々しい空に哀愁が漂っていますが、今度はもっと天気の良い日に違う船に乗りたいと思います。
まとめ
自閉ちゃん人生初のクルージングでしたが感想としては
- 景色がキレイ（晴れてれば）
- 波しぶきがスゴイ（自閉ちゃんも夢中）
- 解説が意外と楽しい（船員さんがやってくれます）
- 意外と酔う（自閉ちゃんを追ってたせいかも）
こんなところですかね？
乗り物なので大丈夫だろうとは思っていたんですが、想像以上に自閉ちゃんが夢中になってくれたので連れてきた甲斐がありました！！
恐らく今度はシーバスやマリーンルージュにも乗るので、３つ完全制覇したらそれぞれの特徴と自閉ちゃんの反応をまとめたブログあげますね！！楽しみにしててください(^^)
それでは令和も『我が家の自閉ちゃん』をよろしくお願いいたします。
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また次のブログ『自閉ちゃんと絵本～めくるだけ、読み聞かせ、絵本破りの話～』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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