子育て日記

重度知的&自閉症児は自転車に乗れるのか〜将来的な交通手段どうするか問題〜

こんにちは、クマヒロです。

今日は自閉ちゃんは将来自転車に乗れるのか問題について書いていきたいと思います。

是非ご覧ください!!

親子で自転車練習という通過儀礼

皆様コロナ騒動も徐々に落ち着きを見せ始めた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか??

このブログを書いている時点でウチの地域はバリバリコロナっているのでまだまだ自粛は続くと思いますが、地域によっては緊急事態宣言が解除されるとの報道もあり、このまま平穏な日々が戻ってくることを願ってやみません|ω・)

さて、先日からお出かけ先と言えば公園といった感じの我が家ですが、近頃はコロナの影響で遊具が使用禁止になっている場所も多いため、遊具のない自然公園のような場所に行くこともしばしば。

そんな時にふと感じるのが

自転車の練習をしている親子の多さ

です。

小学生前後の子は普通の自転車、2歳から幼稚園くらいの子はストライダーや3輪車にまたがり、熱心に何度も何度も練習する姿はみていてほっこりする光景ですね( *´艸`)

特にいまは芝生など軟らかい地面のうえをストライダーでガンガン走らせ練習するスタイルが主流な模様。

ウチは赤ちゃん用のものを除けばストライダー含む自転車系を持っていないのですが、一般家庭におけるストライダー普及率凄いですよね。

ペダルこそないものの、バランスをとる感覚が身につくため3輪車より自転車に移行しやすいのが売りということで、ウチも一時期買おうとしてたんですよ、ストライダー٩( ”ω” )و

なんというか私的には『親子で自転車練習』というのは子育てで必ず通る道というか、親子にとっての通過儀礼的なイメージがあって、いつか必ずやるものという意識があったんですよね。

最初は必死にこいでもほとんど進まないのが、成長するにつれて徐々にしっかりと走り出し、はじめのうちは親がついてくるかしょっちゅう確認していたのに、次第に親を振り返ることもなく爆走するようになり、その子どもを一生懸命追いかけても追いつかなくなることで『子どもの成長を感じる』とともに『初めての親離れに寂しさを覚える』的な…なんかそういうイメージありますよね|ω・)??

まぁ、自閉ちゃんの場合はストライダーがなくても徒歩で勝手に爆走してどっか行っちゃうので、必死に後を追いかけても追いつかなくなるという状況には不足しません

『まてまて~、早いよ~』

という私が思い描く親子の成長の一コマ的な感じではなく

『ちょっと待ちなさい!!待つの!!止まって!!気をつけピッして!!止まらないとほんと死ぬよ!!』

という危機感あふれるスリリングな感じなので、我が家はまだ『(精神的な)親離れに寂しさを覚える』というより『(物理的な)親離れに恐怖を覚える』という発達段階のようです((+_+))

自転車をこげないよ自閉ちゃん

そんな通過儀礼には程遠い状況の我が家ですが、過去には一度自転車の練習に取り組もうとしたこともありました。

かなり昔にブログにあげた写真ですが、このまたがっているやつですね!!

3輪タイプと2輪タイプに切り替えることが可能なもので、ストライダーと同じくペダルはありません。

確か2歳くらいの誕生日かクリスマスプレゼントとして購入し

『これに慣れたらストライダー買って公園とかで練習しようよ』

とリャマミとはしゃいでいたんですが、自閉ちゃんがすぐ飽きちゃったんですよね(・´з`・)

またがりはするんですが、自転車を使って進むという感覚がいまいちピンとこなかったようで、次第にこういう危ない遊びだけに利用されるようになり、今では押し入れの奥深くに封印されています。

まぁ、元々訓練会や預かり型民間施設、療育センターなどでもそこまで乗り物遊びが好きじゃないみたいですし

そもそも自閉ちゃんがペダルを漕ぐという事の意味が分からない

みたいで、日によっては乗り物にまたがることですら凄く嫌がるらしいんですよ( ˘•ω•˘ )

おそらく

漕ぐ=進む=楽しい

という感覚が育ってないんでしょうね。

『それならその感覚が身につくまで練習しないとね』

というのが通常の流れだと思うんですが、ここで一つ問題が。

それが

自閉ちゃんに自転車を教えてしまっていいのか問題

です。

意外と多いよ自転車に乗れない子

自転車の乗り方を教えていいのか、という心配を普通の親が聞くと

『いや、自転車に乗れないと不便だし、将来お友達と遊びに行ったりもできなくなるから教えたほうがいいでしょ』

となると思うんですが、自閉ちゃんは重度知的障害&自閉症という超自転車と相性の悪そうな特性マシマシ系男子。

自転車が乗れるようになったことを想像するだけで怖いです( ノД`)

  • 赤信号の交差点に突っ込み車にひかれる自閉ちゃん
  • 他のことに気をとられ人に激突する自閉ちゃん
  • 不器用すぎて止まってる車をガンガン削る自閉ちゃん
  • 親子自転車でお出かけしたのに帰りは親の自転車にのって帰ろうとする自閉ちゃん

なんか書いてるだけで容易に光景が思い浮かび、冷や汗が出てきますね(´;ω;`)

そもそも重度知的障害&自閉症の子って、自転車で危険なく移動できるようになるんでしょうか??

リャマミが読んでいるブログだと、知的障害&自閉症があるお子さんでも小学生くらいになると自転車に乗っている様子が書かれることもあるそうですが、正直自閉ちゃんくらい障害が重い子が自転車にのっていいのか判断がつかないというのが本音です。

危ないですよね、絶対。

本人も周りも。

今の自閉ちゃんは徒歩で親がしっかりと密着していても1ヶ月に1回は命の危険を感じるレベルなので、自転車に乗れる未来はなかなか想像しがたいです。

また、お友達にも自閉ちゃんと同じくらいの障害レベルの子は何人かいるんですが、『ストライダーで遊んでいる』という話こそ聞いたことがあるものの、自転車に乗っているという話は聞いたことがないんですよね( ˘•ω•˘ )

昨年度に療育センターで『漕ぐ』動作の練習をしたことがあったらしいんですが、その時も出来る子と出来ない子の差が激しかったようで、やはりそれぞれの家庭の方針や発達段階の違いにより自転車の練習をしていない家も多そうです。

タイムリミットは意外と近い

ここまで書いたように

  1. 自閉ちゃんが自転車にそれほど興味がない
  2. もし乗れるようになってしまうと危なすぎる

という2つの理由から現時点では自転車を練習していない我が家

正直、発達段階の問題でまだ練習しても自転車は乗れないと思うんですが、もし乗れてしまうと弊害が大きすぎるので練習自体しない方がよいと判断しています…まぁ自転車以外に取り組むことが山積してますからまずはそっちからですね、トイトレとか食具とか(・´з`・)

しかし、今はまだ小さいので親が電動自転車に乗せてどこへでもお出かけできますが、どれだけ頑張って乗ったとしても親との二人乗りは小学生低学年が限界という現実もあります。

自閉ちゃんは既に5歳…タイムリミットまで意外と時間的猶予がありません!!

我が家的なプランとしては

  • 小学校 or 特別支援学校 に入るまでは自転車の練習をしない
  • 学校に入ってからの成長度合いや周りのお友達の状況により自転車の練習をするか決める
  • もし自転車がダメそうなら覚悟を決めて徒歩&車&タクシー族になる

と考えていますが、本音を言えば親子で自転車移動したいです、楽ですし((+_+))

もしこのブログをご覧になっている方で

『ウチの子は重度知的&自閉ちゃんだけど自転車乗れてるし危なくないよ』

『まわりのお友達にも自閉ちゃんと同じくらいの障害の程度で乗れてる子いるよ』

『正直重度知的&自閉症だと自転車を移動手段にするのは厳しいと思うよ』

等々知ってらっしゃる方がいらっしゃいましたら、コメント頂けると嬉しいです(*^^)v

今日の自閉ちゃん

今日の自閉ちゃんはこちら

リンゴジュースを飲むモンチッチ化する前の自閉ちゃんです٩( ”ω” )و

この頃甘い物全般好きになってきましたね…とりあえず歯磨き回数を増やしていますが、虫歯にならないよう一層気を付けていきたいです!!

虫歯になったら全身麻酔確定ですからね(´;ω;`)

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

それでは、また次のブログでお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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POSTED COMMENT

  1. rokiberi より:

    うちもストライダーチャレンジしてますが難しそうです。うちのこは今3歳ですが、既に知的中度判定でてます(^^;

    • misojinn より:

      やっぱりストライダー難しいんですね…ウチはもっと簡単なやつで挫折したままです((+_+))
      かなり年齢を重ねないとそもそも乗れないんですかね…

  2. にゃんママ より:

    はじめまして、にゃんママです。日々多大なご苦労があると思いつつも、ご夫婦が愛情持ってお子様を育てられているのでとても楽しく拝読させて頂いてます。

    うちのは幼児期に多動グレーでしたが、自転車は三歳過ぎから公園のみで乗ってました(監視つき)
    道路で乗らせないので車にひかれる危機はなかったんですが(一応飛び出しない子で指示は通ったので)一番危ないと思ったのは、うちのの子の怪我より、ひと様のお子様にぶつかりそうになった事!
    広い公園で遊ばせてるにもかかわらずで、幸いぶつからなかったですが頭下げまくりでした。見守る私の体力がやばかったし、夏はへとへとでした。
    公園とはいえ、老人もいるのでもしぶつかっら骨折なんてことで…今なら多額の賠償もんになりそうで怖いです。当時そんな大事に至ることはあまり考えてなかったので、今無事に生活出来てて幸いです。
    コロナで厳しい日常が続いてますが、少しでもご家族様が楽しんで生活できますように♪

    • misojinn より:

      にゃんママさん、コメント頂きありがとうございます!!
      たしかに他の方をケガさせるパターンが一番怖いですね…近所の公園でぶつかったりすると
      怪我に結びつかなかったとしてもしばらくその公園行きずらいでしょうし。
      ただ大きい公園とか限定で遊びとして自転車の練習をさせてあげるのは色んな成功に
      繋がりそうでいいですね(^^)

  3. 3人兄弟の母 より:

    先日、長男の自転車保険に加入しました。小学生が自転車で人にぶつかってケガをさせてしまい、多額の賠償金の支払いを親に請求されましたよね…。お金だけの問題ではなく、取り返しのつかないことをしてしまう加害者となってしまったらと考えると怖いです。長男(高機能発達障害)は慎重な性格なのでまぁ無茶はしないかと思っていますが、小学生の次男(グレーゾーン)は注意力散漫なので、何年かかけて様子を見ていくつもりです。まだしばらく何年かは公道は走らせません。
    子供が大きくなってくるとあっちの病院、こっちの療育、と送迎が増えますから、長男妊娠直前に免許を取ってよかったとしみじみ思いながら車で走り回ってます。

    • misojinn より:

      コメント頂きありがとうございます!!
      やはり加害者側になってしまうことを考えるとなかなか一歩踏み出しづらいですよね(*_*)
      診断が確定していない段階でも時間をかけて様子をみられるという事で、参考にさせて頂きます。
      そして、療育や病院の送迎は車があると便利ですよね…妻は免許取っただけで完璧なペーパーですが、
      将来的には練習しなおして車を使う事を考えた方が良さそうですね(^^)

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