こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は自閉ちゃんが自分で髪を切った件について書いていきます。
是非ご覧ください。
ハサミと自閉ちゃん
いきなりですが、子どもとハサミの距離感は難しいですよね。
我が家では特別支援学校に上がるくらいまでは自閉ちゃんが何をしでかすか分からなかった事もあり、ハサミをストッパー付の戸棚の奥深くにしまいこみ、決して一人で使えないようにしてきました。
小さい時もハサミを使って自傷したりという事は無かったのですが、服を切ったり、本を切ったりという事はありましたからね。
迂闊に触らせるとどんな問題行動を起こすか予想がつかないため、原因を断つという意味で物理的に視界にすら入らないようにしたのは正解だったと思っています。
しかし、自閉ちゃんが特別支援学校に入った辺りから、格段に聞き分けが良くなり、問題行動も目に見えて減ったことから、厳重だったハサミの封印も徐々にゆるゆるになっていき、今では普通に自閉ちゃんが触れる位置に置いてあったり。
もちろん弟ちゃんは手が届かない位置にあるのですが、自閉ちゃんはもう変なことはしませんからね、安心です٩( ”ω” )و
実際、自閉ちゃんが一人でハサミを使うケースとしては
- 新しい服のタグを切る
- 折り紙を細かく切り刻む
- 自分の服から出ている糸を切る
程度。
特に危険な使い方もしないため、クマヒロやリャマミの監視の目も緩み、自閉ちゃんは使いたい時に使いたいようにハサミを使える環境でした。
自閉ちゃん髪を切る
このように信頼関係から自閉ちゃんのハサミ利用を黙認してきた我が家ですが、先日もリビングにいる際に自閉ちゃんがハサミを使いたいとリャマミに申告。
用途としては折り紙をバラバラに切り刻みたいようで、片手に折り紙を持っていたためリャマミの許可が下ります。
事前にちゃんと親に許可を取るのは偉いですね!!
こうしてハサミを使い折り紙を切り始めた自閉ちゃん。
いつもの事なので、リャマミもリビング内で家事をしながら、ゴミ箱の近くでハサミを動かす自閉ちゃんをチラッと確認する程度の警戒度合だったのですが、ここで自閉ちゃんに不審な動きが。
何故か折り紙を持たず、頭の方に手を持っていき、何かを切るような音がするではありませんか!!
まさかと思い、リャマミが自閉ちゃんを止めると、現場を抑えられなかったもののゴミ箱周辺に微かに散らばる髪が|ω・)
切りました、前日美容院に行ったばかりの前髪を、翌日切りました!!
急ぎハサミを取り上げ、何をやっているのか問い詰めると、自閉ちゃんはニヤニヤと笑いながら
切っちゃったぜと言わんばかりに前髪をチョキチョキするポーズ
を取ります。
確信犯です、衝動ではなく前髪を切ろうという意思をもって切ったパターンです!!
おやつ抜きの刑
自閉ちゃんが全く悪びれる事なく髪を切ったことで、下で風呂の準備をしていたクマヒロが急遽出動。
リャマミに叱られてもヘラヘラと何が悪いのか理解していない様子の自閉ちゃんを激詰めします( ˘•ω•˘ )
ようやく自分が不味いことをしたと分かったのか、クマヒロに抱きついて誤魔化しにかかる自閉ちゃんですが、自分の髪とはいえハサミを物以外に向ける激ヤバ行為のため、半年に一回くらいのガチ叱責モードでガッツリとダメなことを理解させます。
同時に
罰として粒グミを取り上げ、カレンダーに土日のおやつ抜き
を書き込みます。
自閉ちゃんは将来の予定を気にするタイプですし、何かをあるとその集う延々と確認し続ける性格なので、数日間にわたり
自分で髪を切る=オヤツが無くなる
という構図を叩き込むのは非常に有効ですね。
カバン開け閉め対策アゲインです。
粒グミとオヤツの権利を奪われ、ようやく髪を切ってはいけないことを理解した自閉ちゃん。
既に過去に何回か勝手に物を切らないように注意しているという事実はさておき、今回の一件でちゃんと理解してくれたのは良いことです。
まあ、また一年もすると反省も薄れるんでしょうが、自閉ちゃんは意外と記憶力が良いですし、何回も漆塗り方式で叱られた記憶が積み重なっていくと、いつかは問題行動が減るでしょうしね(多分)
こうしてオヤツ抜きの刑を命じられた自閉ちゃん。
セルフカットから1週間近く経った今も、自分の前髪を切るポーズを取っては指が折れそうな勢いでバッテンを作ってますし、深く反省している模様。
これを機に二度とやらないことを祈りたいです。
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログでお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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