こんにちは、クマヒロです。
今日は最近自閉ちゃん的にブームになっている首絞め式おんぶの恐怖について書いていきたいと思います。
是非ご覧ください!!
首おんぶってなんだ??
このところ療育中心の真面目な内容が続いたこのブログですが、たまにはまったりほのぼのネタについても書きたいという事で、今日は
自閉ちゃん流 首絞め式おんぶ
通称
首おんぶ(クマヒロ命名)
について語りたいと思います!!
こう書くと皆さんの頭には
『首おんぶってなに??』
という至極真っ当な疑問が浮かんでらっしゃるかと思いますが、首おんぶの実態に迫る前に自閉ちゃんの特徴のひとつ
痛みに鈍い&人の痛みを想像できない(多分)
について軽く触れたいと思います。
感覚鈍麻系男子
前にも触れたことがあるんですが、自閉ちゃんは感覚鈍麻な傾向があり痛みに強い、というか鈍感なところがあります(・´з`・)
例をあげると
椅子に激しく脚の小指をぶつけるという普通なら悶絶コース行きの事案でも
『なんかぶつかったんだけどさぁ、指とかこれ大丈夫だと思う??』
という感じで『アッ、アッ』と言いながらぶつけた所を見せる程度の反応だったり、机の上から落下し床に体をぶつけるという地味に相当痛い状況でも
『なんかビックリしたんだけれども!!』
という雰囲気で号泣こそするものの、痛いわけではないのか何か他に気になるものがあると、スクッと立ち上がって笑顔で遊び始めるなどなど、私とリャマミの間で一時期
自閉ちゃん痛み感じない説
が提唱されたほどです。
その割に怪我をしてなくても、夕方になると絆創膏を指に巻いてくれという謎ルーティンはあったりするんですが、とにかく痛みに強い感覚鈍麻系男子の自閉ちゃん。
活発で多動な自閉ちゃんが痛みに鈍感というだけで色々と不安なのですが、さらに不安なのが自閉ちゃんは自分があまり痛くないから親も痛くないんだろうと思っている節があることなんです( ˘•ω•˘ )
親はたぶん大丈夫だろう説
自閉ちゃんの真実の考えはバウリンガルを使ってもミャウリンガルを使っても分からなさそうなので、あれこれ予想するしかないんですが、私的な妄想としては自閉ちゃんは
大人は何をされてもそんなに痛くないはず(だから何をしてもOK)
と思っている気がします(´;ω;`)
この謎の思考は、高齢の女性よりもリャマミのような若い女性、さらに若い女性よりもクマヒロのような若い男性に対して、特に顕著です。
実際に訓練会などでは高齢のボランティアさんがたくさんいましたが、そういった人には暴力を振るわず、その一方で、預かり型民間療育や一時預かりの若い職員さん相手にはバンバン叩いているみたいなので、自閉ちゃんとして一応の基準があり
若い=大丈夫
さらに発展して
若い男性=さらに大丈夫
最終的には
クマヒロ=どれだけボコボコにしても大丈夫
という危険すぎる方程式が成り立っていそうです…まぁ37歳のクマヒロが若いかどうかは議論の余地がありそうですが。
このような危険思考に基づいて生きていると予想される自閉ちゃんですが今は
- 隙あらば親をボコボコ叩く
- 隙がなくても親に頭を打ちつける
- 自爆してでもジャンピングアタックをしかける
などなど暴力を趣味にする立派なデンジャラスボーイに( ノД`)
もちろんこういった暴力行為に対しては
『痛いからやめなさい!!』
などと叱るんですが、どれだけ言ってもヘラヘラ笑うばかりで、親が痛みを感じているという発想がなさそうなんですよね。
…これは自分が痛みに強いからというより、発達が遅いためそういう想像力が育ってないだけな気もしますが(*_*)
そういった自閉ちゃんの中にある『親はたぶん大丈夫だろう説』から導き出された悪癖のひとつが、前にも何回か紹介している『抱っこからの頭突き』と
『首おんぶ』
です。
首おんぶという命をかけた遊び
ここまでもったいぶったせいで無駄にハードルがあがってしまった感のある『首おんぶ』ですが、簡単にいうと
足を胴体に回さず、両腕だけで首にぶら下がっている状態
のことです( ˘•ω•˘ )
そう事実上
全体重をかけた、ただの首絞め
です。
これが意識が飛びそうになるレベルでヤバいです( ノД`)
まぁ、首を締めようという意思があるわけではないですが、結果的に18キロ近い体重を駆使しして全力で首絞めてくるわけですから、安全なはずはないですよね…。
しかし、いまの自閉ちゃんは空前の首おんぶブーム。
クマヒロと階段の上り下りをする時はたいてい
『アッ!!アッ!!』
と地面を指さして
『階段は首おんぶが常識ちゃうん??早く跪いて背中に乗れるようにして欲しいんだけども』
という感じで主張し、ありとあらゆるタイミングでおんぶ体制になろうとします|ω・)
そして背中に乗って一度通常のおんぶ体制を構築してから、勢いよく足をはずし首にぶら下がるのが自閉ちゃん流!!
その瞬間自閉ちゃんの全体重がクマヒロの首に一点集中し、頸動脈は締まり、血の巡りは止まり、一瞬呼吸ができなくなり、クマヒロの脳裏にメリーゴーランドかと思うくらい大量の走馬灯がよぎります。
あれですね、自閉ちゃんは
- アゴに繰り返し頭突きをすることで脳震とうを狙ったり
- 全体重&勢いを使って首を絞めることで意識を刈りとりにきたり
人体構造上の弱点を的確についてきますね…将来の就職口は暗殺者が向いてそうです(-。-)y-゜゜゜
この首おんぶは少し考えれば
『もしクマヒロが気を失ったら、2人して階段を転げ落ちて大惨事になるんじゃあ…』
『そもそも自閉ちゃんも手だけでぶら下がってるから、何かのタイミングで手を滑らせて階段転げ落ちそう』
という悲劇が容易に想像できるのですが、そこはなぜかクマヒロと自分の不死身さに絶対の自信を持つ自閉ちゃん。
何回首おんぶの危険性を伝えても、叱っても、怒鳴っても
『ちょっとなに興奮してるの??ウケるわ~』
という様子で意に介さず、今日も元気にクマヒロの首にぶら下がっています(´;ω;`)
リャマミは
『一度クマヒロと一緒に階段から落ちて怪我すれば、危ないって理解できるんじゃない??』
という前向きなアドバイスをくれるんですが、首おんぶに関しては最初の事故が人生最後の事故になりうる危険性を秘めているだけに、なるべく事故なくしたいところ。
まぁ、今はまだ自閉ちゃんの体重が軽いので、よほど深く両腕が頸動脈や喉ぼとけにめり込まない限りフラッとする事はないんですが、首抱っことともに大事故発生確率は高い危険な遊びなので、療育センターを卒業するまでには完全に止めさせたいと思っています(・´з`・)
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはこちら
『自閉ちゃんは痛みに強い』
というブログを書く当日にキッチンカウンターで頭をぶつけ痛みで号泣する自閉ちゃんです…やっぱり痛いものは痛いみたいですね( ノД`)
この頃身体が成長したことで距離感が変わったのか、やたらとイスに足の指をぶつけたり、階段から落ちたり、転んだりが多い自閉ちゃん。
ルーティンが固定されて精神的に落ち着くことで生傷が減るといいなと思う今日この頃です(・´з`・)
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『超ストレスな食事のこだわり~偏食日記とメシくれ暴動~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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こんばんは
自閉ちゃん、新しい技を取得されたのですね
足を離したらしゃがんで自閉ちゃんを床に
おろすのはどうですか?
危ない事だよと伝えながら
あと、痛みに鈍い子に『痛いからやめなさい』は
理解が難しいかもしれないですね
それより『叩かれて悲しい』と言う方向で泣き真似などで伝えた方が分かりやすいかもと思いました
日々変な技を習得するんですが、成長の一環として喜んだ方がいいのか微妙なところです…
変なことをしたらもうやらないよ、という形で対処したほうが良さそうですね(*_*)
泣きまねは妻はたまにやるんですが、私はやったことがないので一度試してみます!!
叩くのってコミュニケーションをとりたかったり、好きという気持ちを自閉ちゃんなりに表現してなのかもしれません。高齢のひとは大丈夫というより、若い人の方が遊んでくれるから好きだからなのかもしれませんね。叩くのっていけないんですが、叩く理由があるから難しいですよね、、、。
若い人のほうがダイナミックな遊び方してくれるから好きというのはありそうですね。
一応コミュニケーションを取ろうとしてるのは間違いないと思うので、全否定すると
その辺りの能力が育たなそうな気がするので、対応が難しいですよね…((+_+))