自閉ちゃんの特徴

4歳自閉症児の遊び方~1人遊びとお友達と~

こんにちは、『クマヒロ』です。

今日は自閉ちゃんの『遊び』について書きたいと思います。

是非ご覧ください!!

4歳児の遊びってどんなもの?

自閉ちゃんの遊びについて書く前に、恒例行事となっているネットで情報収集の時間です。

テーマは『4歳児の遊び方』

自閉ちゃんの遊び方について書こうと思った時に、ふと『他の同年代の子はどんな遊び方をするんだろう』という疑問がわいたんですよね…まぁ、普通の子と比べても仕方ない所はありますが、将来的な目標にもなりますし見てみましょう!

ということで、今回は前回に引き続き『ままのて』HP様から引用させて頂きます。

4歳児の発達の特徴
仲の良い友達と遊ぶようになる
いままではママやパパと遊んでいたという子も、だんだんと周りの子どもたちと遊べるようになってきます。よく会う友達や幼稚園や保育所でも、仲の良いお友達ができてくる時期でもあります。今までママやパパと遊んでいたようなものや、ひとり遊びとは違った、仲間がいるからこそできる遊びを楽しんでできるようになります。

ごっこ遊びを楽しめるようになる
4歳児は想像力も豊かになってくるので、いろいろなシチュエーションでのごっこ遊びをお友達とできるようになってきます。また、おしゃべりも上手になってくるので、空想遊びやそれを言葉にだしたりしてストーリーを作ることができるようにもなってきます。

喧嘩が増えるが、解決もできるようになる
友達と遊ぶ機会が増えてきます。4歳児というのは、遊びの仲で社会性を身につけて行く時期です。ルールを決めて遊んだり競い合ったり、同じ行動をしたり、相手にあわせながら遊ぶこともできるようになってきます。

それと同時に、役決めや遊びの中で喧嘩も増えてきます。しかし、4歳になると、だんだん言葉も増えて自分の考えや感情を人に話すことができるようになってくるので、相手の気持ちをくみ取ったり、自分たちで話しあって解決できるようになってきます。

言葉遊びを始める
4歳児になると、幼稚園や保育園に行く子も増えてくる時期です。そんななかで、いろいろな言葉を覚えたり、知らないこと言葉に興味を持ち始めたりする時期でもあります。しりとりや連想ゲームなどの言葉を使った遊びや、自分でお話を作ったりと言葉を使った遊びが増えてきます。

自分で製作したもので遊べる
4歳児くらいになると、手先も器用になり、はさみやのり、ペン、折り紙なども上手に使いこなせるようになってきますので、製作遊びもできるようになってきます。自分でこういう物がつくりたいと材料等を工夫して作り、それを使った遊びもできるようになります。

うーん、高度ですね…レベルの高さは想像していたので今回は〇×形式で自閉ちゃんの現状と照らし合わせなかったんですが、自閉ちゃんの発達段階とは全く違ったレベルの遊び方を始める時期なんですね|ω・)

キーワードは『社会性』ですかね。

集団の中でそれぞれが自分のやりたい事をやるという段階から、友達とのコミュニケーションを必要とする遊びを始める段階に進む…コミュニケーション能力が育ちづらい自閉症児にとっては中々高いハードルです。

やはり自閉症児の遊び方は基本お1人様なんですよね…まさに自閉ちゃんだけの世界という感じで、私やリャマミでも簡単に入国できないイメージです。

ただ、自閉ちゃんも少しずつ友達と遊ぶという概念が芽生え始めているので、その辺りは後から触れたいと思います。

代表的な遊びと自閉ちゃんが出来ること

4歳児の代表的な遊びとあげられているものはこんな感じです。

  • 鬼ごっこ → ✖(リャマミをおいかけ回すのは好き)
  • かくれんぼ → ✖(トイレや納戸に隠れてる親を探すのは得意)
  • ボール遊び → ✖(何故かボールが投げられない自閉ちゃん)
  • 公園の遊具を使った遊び → 〇(体を使う一人遊びは任せて!)
  • ブロック → △(積むだけなら)
  • 折り紙 → △(破るだけなら)
  • 粘土 → △(ちぎるだけなら)
  • お絵描き → △(線を引くだけなら)
  • 連想ゲーム → ✖(そもそも言葉が出ないからなぁ)
  • だるまさんが転んだ → ✖(ルールが理解できなそう)
  • フルーツバスケット → ✖(複雑すぎる)

こう名前だけ見ると自閉ちゃんでも楽しめそうなものも多いですが、実際に現状と照らし合わせてみるとまだまだ発達段階が追いついてないですね。

幼稚園に行くとこういう遊びをしている子達の中に自閉ちゃんが混ざるわけですよね…ついていけないのは仕方ないとしても、友達の輪に入れず(自閉ちゃん的には入らず?)ポツンとしている所を想像すると、幼稚園という選択は出来ないですね。

まぁ、そもそも言葉が出てないと入れるところ自体ほぼないわけですが((+_+))

ブロック、折り紙、粘土、お絵描き辺りは自閉症児の得意分野1人遊びですからもっと頑張れそうな気もします!!

あと、運動能力だけは年相応に育っている自閉ちゃんですが、ボール遊びは一切できなかったりします。

ボールを投げてあげたり、渡してみても転がすだけで、投げたりけったりするという行為に興味がないみたいですね…不思議です(・´з`・)

ただ総じて言えることは、自閉ちゃんにとっての『遊び』とはまだ1人でするもので、友達と一緒に何かするものではないという事ですね。

自閉ちゃんの遊び一覧

上と重複するところも多いですが、自閉ちゃんの遊びはこんな感じです。

走り回る

自閉ちゃんの原点にして頂点の遊びです。家では常に走り回ってますね。

ただそんな自閉ちゃんにも少し変化が…それは最近友達を追いかけまわすようになったんですよ!!

もちろんキャッキャ言いながら後ろについて回るだけなので、一緒に遊ぶというカテゴリーには入らないと思うんですが、自閉ちゃんの遊びの中に他人の影が入り込んできてるだけでも大きな進歩です。

これがいつか鬼ごっこにステップアップすると最高ですね。

トランポリン

カバーが1ヶ月で破れるくらい酷使してます。

ジムからトランポリンに飛び移ったり、ラグに飛び降りたり、どんどん遊び方が過激になってますね。

ただ感情が高ぶっている時やお出かけ直後には必ずやっているので、感覚統合には役立ってると思います。

テレビ

嬉しい事にこの頃あまり見なくなりました!!

3歳頃は一日中テレビに張り付いてたので、これも大きな成長ですね。

テレビを見る時も『おかあさんといっしょ』などの音楽系番組だけでなく、トーマスなどのストーリー性のあるアニメを見たりしているので、結構賢くなってきているかもしれません!!…願望ですが

ジャングルジム

これは3歳頃から継続して自閉ちゃんのお城ですね。

遊びというより居場所という感じだと思います。

ジグソーパズル

絶賛地位低下中です!!

まだたまにやってはいますが、基本飽きたみたいですね…指先の器用さをアップさせるのに最適な遊びだっただけにまたブームが来ることを祈るばかりです。

型はめ

こちらも一時期の情熱はありません。

遊びが単純作業系から体を動かす系にシフトしている傾向がありますね。

民間療育での作業療法的な遊びがなくなったからなんですかね、ちょっと心配です…親的にはパズルや型はめは色々な能力が育ちそうなので続けてほしいですね。

絵本

相変わらず破ろうとしますが、少し破る欲は落ち着いたかもしれません。

おもちゃを散らかす

今自閉ちゃん的に一番ブームになってることかもしれません…ジグソーとか全部ぶちまけるんですよ、いつも決まった場所に( ノД`)

これは遊びというより巣作りなんですかね?散らかっていると落ち着く的な。

早くブームが去ってほしいです。

紙をひたすら破る

絵本破りブームを抑制している貢献者です!!

画用紙をひたすら割いて、割いて、割きまくって、そしてそれを細かくちぎるという遊びをひたすらやってます。

ストレス社会の犠牲者っぽい遊び方で不安になりますね(´;ω;`)

まぁ、これも手先が器用になりそうではあるのでわるくはないんですが、遊びのレベルとしては1~2歳位に退化している印象です。

ただ、リャマミが厳しくしつけたところ、破った画用紙のゴミ捨てはしっかりやってくれるようになったので、その辺りはいい傾向かもしれません。

抱っこ&肩車

相変わらず自閉ちゃんにとってのクマヒロの存在価値の7割くらいは、この遊びに凝縮されてます。

なんというか赤ちゃん感あふれてますが、親を必要とする遊びをするだけ良いんでしょうね…まぁこれは性質的には一人遊びに分類されると思いますが。

親を遊具的に扱っているだけですからね、コミュニケーションとは呼び難いです。

滑り台

お外ではもっぱら滑り台です。

以前は砂場ブームだったんですが、やはり体を動かす系にシフトしている気がしますね。

今後の課題

『脱・一人遊び』がテーマですね。

一人遊び自体は全く問題ないんですが、もっとコミュニケーションを必要とする遊びを増やします。

ということで、

6月をボール遊び&手遊び強化月間とします

自閉ちゃんでも出来そうな『ボール遊び』、そして訓練会や療育センターでもやっている『手遊び』を土日に重点的に取り入れ、コミュニケーションを必要とする遊びの楽しさを自閉ちゃんに再認識してもらおうというキャンペーンです。

せめてボール遊びだけでも誘えばノッテくれるよう、頑張ります!!

結果はまた7月にブログに書きますね(^^)

まとめ

自閉ちゃんの『遊び』はまだまだ未熟ですが、少しずつお友達を意識し始めているような気がします。

訓練会や療育センターに一年以上通ってきた成果なのか、これまでは『集団の中にいても1人』だったのが『集団を意識しながら1人で遊ぶ』に成長している感じです。

これがもう一歩進んで『集団を意識して一緒に遊ぶ』まで行ければ、とりあえずは小学校にあがるまでのノルマはクリアって感じでしょうね。

まだまだ先は長そうですが、ゆっくりとでも確実に成長している自閉ちゃんを見守っていきます(^^)

ただ、個別指導の民間療育をやめて、少し遊びが単純化しているのが気になりますね。

作業系の遊びが明らかに減ってるんですよね…一過性のものだったらいいんですが(*_*)

リャマミとも個別指導の民間療育を月2回くらいでも復活させようかと相談したりもしてるので、近々去年いっていた民間療育の事とかもブログにまとめてみて、今後の方針を決める参考にするかもです。

自閉ちゃんと遊び
  • 基本は一人遊び
  • 少しずつお友達との遊びにも興味が出てきてる?
  • 身体を動かす系の遊びにシフト
  • 作業的な遊びが減ってきているのが悩みの種
  • 個別指導の民間療育を復活させるかも?
  • 6月はボール遊び&手遊び強化月間

今日はこんなところです!!

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

それでは、また次のブログ『聴覚過敏の話~泣く子に絡むよ自閉ちゃん~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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