こどもの福祉サービス

療育手帳(愛の手帳)の話~いつ取ったのか、役に立っているか~

こんにちは、『クマヒロ』です。

皆さんは療育手帳について知っていますか?

既にお持ちの方もいれば、取ろうかどうか悩んでいる方、また存在を知らない方もいらっしゃると思います。

ただ療育手帳についてはセンシティブな話なので、療育機関に通っていてもなかなか親同士で積極的に情報交換!とはいかないところもあるかと思います。

そこで今回は療育手帳(愛の手帳)について、自閉ちゃんがいつ取ったのか、そして役に立っているかを経緯も含めて書いていきたいと思います。

何かの参考になれば嬉しいです(^^)

療育手帳(愛の手帳)とは

療育手帳とは

療育手帳は知的障害者を対象にした障害者手帳で、この療育手帳を持っていることで障害者本人やその家族が色々なサポートを受けることが出来ます。

そう、療育手帳はあくまで知的障害者が対象なので、自閉ちゃんのような知的障害もある子は取れるんですが、知的障害のない高機能自閉症の子は基本的には取れないんですね。(都道府県によって取れたり取れなかったりかなり対応が違うみたいですが…)

ちなみに高機能自閉症の子が主に対象となる手帳は精神障害者保健福祉手帳…ネーミングのインパクトが強くて、もっと柔らかな名称ないのかなと思ってしまいますね((+_+))

療育手帳と愛の手帳の違い

名前が違うだけで同じものです。

一般的には『療育手帳』で、東京都や横浜市は『愛の手帳』、青森県や名古屋市は『愛護手帳』、さいたま市は『みどりの手帳』と地方自治体により名称の違いがあるようです…ややこしい(*_*)

このブログでは療育手帳で呼び方を統一しますね。

療育手帳の等級

地方自治体によって区分は異なりますが、基本的には重度「A」と重度以外の中軽度「B」の2つの区分にわけられるようです。

ちなみに自閉ちゃんの住んでいる場所ではこんな感じの区分になっています。

障害の程度 IQ
A1(最重度) IQ 20 以下
A2(重 度) IQ 21~35
B1(中 度) IQ 36~50
B2(軽 度) IQ 51~75

自閉ちゃんは2歳8か月の時の検査でIQ65なので、『B2』で一番軽い区分ですが、基本小さい子は最初は軽く出るので、成長にしたがって重めになっていくというのが良くあるパターンのようです。

というか、しゃべれないと加速度的にIQ悪化していくんですよね…悲しいですが、こればっかりは仕方ないです( ノД`)

療育手帳のメリット

  1. 公共交通機関の割引
  2. 色々な施設利用の際の割引・サービス
  3. 税金の控除
  4. 一部公共料金などの減免
  5. 手当の交付

他にもありますが、我が家が日常生活でメリットを感じているのはこんな所ですね。

公共交通機関の割引

我が家が良く利用している電車が本人・介助者半額なので結構助かっています。他にもバスも割引がきいたり、タクシーも1割引きとかあるみたいですね。

色々な施設利用の際の割引・サービス

『テーマパーク』『水族館・動物園・美術館』『映画館』『駐車場』など結構色々な施設が割引料金で利用できます。

この辺りの説明は有名なサイトで知っている方も多いと思いますが、『障害者手帳で行こう!』で凄く分かりやすくまとめてくれているので、是非一度ご覧になってください。

場所によっては半額だったり、無料だったりするので、お出かけの際にはサイトを見てから行くことをおススメします!

私も週末のお出かけの際には、このサイトを見て無料のところに行ってみたりしています。

『普通なら絶対行かないだろうな』という所に行くきっかけになるので、行動範囲や世界が広がって楽しいですよ(^^)

割引がなくても、前回のブログで取り上げたディズニーランドのゲストアシスタンスカードのようにサービスが受けられることもあるので、大きなメリットだと思います。

税金の控除

所得税や住民税などで障害者控除があります。

我が家では1年で5万円くらい得をしている計算になるので、地味に嬉しいです。

一部公共料金などの減免

NHKやNTT、携帯料金などが安くなることがあるらしいですが、これは世帯主や契約者本人だったりする場合が多いみたいですね。

我が家では活用していないので曖昧ですいません。

我が家では愛の手帳の直接な効果ではないですが、水道料金の基本料金分の減免をしてもらっています。月1,500円くらいですが、結構お得感あって嬉しいです。

手当の交付

直接的な要件ではないようですが、特別児童扶養手当などの申請の際に必要になることがあるみたいです。

特別児童扶養手当については、色々と思うことがあるのでまた後日取り上げます。

療育手帳のデメリット

直接的なデメリットは特にないです。

療育手帳の交付自体が任意ですし、持っていることで『この学校に通えない』『このサービスが受けられない』ということはないです。

ただ療育手帳を貰うことが我が子を知的障害者と認めたり、決めつけたりすることになるので申請しないという方はいらっしゃるみたいですね。

あと、判定が更新毎に重くなっていくと落ち込むかもしれません…自閉ちゃんも次ランクアップ(ダウン?)しそうですし((+_+))

まぁ、見せたくなければ貰うだけもらっといて誰にも見せないということも可能ですし、心理的な部分をどう処理するかだけですかね。

療育手帳を取った経緯

療育手帳を取るまでにかかった時間

自閉ちゃんのケースでは

  • 2018年1月:2歳8か月 診察
  • 2月:診断結果通知
  • 6月:療育手帳申請
  • 8月:療育手帳交付

というスケジュールで、申請から交付まで2ヶ月ちょっとかかりました。

申請自体は半年以内の診断結果ならそのまま使えるとのことだったので、手続きが楽でラッキーでした。

診断結果がなくても、申請すれば役所が判定してくれるので安心です…判定まで結構待つらしいですが。

なぜ診断結果が出てから申請まで日程が空いたか

自閉ちゃんは2歳9か月で自閉症&軽度知的障害の診断を受けました。

本当ならここですぐ療育手帳を申請しても良かったのですが、実際の申請までは4ヶ月近く間が空きました。

手帳の存在自体は知っていたので、申請する気があれば出来たのですが、やらなかった理由としては

  • あまりメリットを感じなかった
  • 周りが持っているか知らなかった
  • そもそも自治体も特別勧めてこなかった

この3つが大きかったですね。

私とリャマミは結構ドライなタイプなので『手帳を取ると自閉ちゃんを障害児と認めることになってしまう…』というような葛藤はほぼなかったので、単純にあまり魅力に感じなかったんでしょうね…当時の心境をイマイチ覚えてませんが(*_*)

ではそんな我が家が何故手帳を取る気になったかというと、訓練会の母体が行った発達障害系の制度説明会で手帳について説明された後、訓練会の他の子のママとの雑談の中でその子が手帳を持っていることを知り、そのママからも手帳を取ることを勧められたからです。

そのママからメリットについて細かく聞いたわけではないんですが『周りも持っているならウチも』という心理で、5月に説明会があった後すぐに申請となりました。

やはり持つべきものは情報通のママ友です(^^)

自治体任せだと、ウチのようにIQ75以下で明らかに交付対象な家庭相手でも、取得は任意だからか制度のお知らせ程度で勧めてはきませんからね。

障害児支援の仕組みは自分で情報を取って行動しないとかなり損をするので、気をつけなきゃダメですね((+_+))

周りはどれくらい持っているか

訓練会では持っている方がレアです。

20人近くいて持っているのは自閉ちゃんも含めて5人だけですね。皆に詳しく聞いて回っているわけではないので、推測も入っていますが多分合ってます。

療育センターでは半分位ですかね、これは全くの予想ですが。

やはり知的障害があることが条件なのが大きいですね。同じ訓練会で療育手帳を申請したものの、高機能自閉症なので対象じゃないですと受け付けて貰えないケースも聞いているので、同じくらい大変なのに少し不公平な気もします。

ネットによると自治体によっては高機能自閉症の子もOKにしているところもあるらしいので、この辺りは運も関係してそうですね((+_+))

また知的障害の程度の基準もかなりバラツキがあるらしいです。

ウチの自治体は療育手帳の交付判断が全国屈指に緩いらしく、本当であればIQ75以下が基準のところ90位でも症状によってはOKな場合もあるみたいです。

基準を緩める方向に柔軟なのは嬉しいですが、他の厳格な自治体住みの方に申しわけなくもあります。

療育手帳を取ってみての感想

自分の子供を障害児と認めるのに抵抗がなければ基本メリットしかないですし、取得するのを強くお勧めしたいです!

実際にリャマミも訓練会や療育センターのママから相談を受けたときには『手帳便利だから絶対取った方がいいよ』と勧めています

メリットとしてフルに活用すると月1万円くらい得になりますし、使わないともったいないです!!

最初は人前で手帳を出すのに少し抵抗がありましたけど今では全く気にならないですし、最悪持ってるだけでも色々な申請の時に使えて便利なので、繰り返しになりますが絶対に取った方がいいと思います!

まとめ

本日のまとめとしては

療育手帳のススメ
  • 療育手帳は知的障害者(IQ75以下)が取得可能
  • メリットたくさん、デメリットほぼなし
  • 絶対取った方が良い

こんなところですね。

便利なので、是非申請だけでもしてみてください!

 

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

それでは、また次のブログ『特別児童扶養手当の話~申請から認定、支給開始まで~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

 

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