療育

久々の個別療育で叩かれるリャマミ~プチ退化と成長と~

こんにちは、クマヒロです。

今日は先日始まった療育センターでの個別療育の様子について書いていきたいと思います。

是非ご覧ください!!

まだまだコロナな件

皆様次々と緊急事態宣言が解除される昨今いかがお過ごしでしょうか??

さすがに解除後すぐに日常が戻ってくるわけではありませんが、感染者も目に見えて減っていますし、ニュースもコロナ終息後の日常にフォーカスしたものが増えていますし、ようやく出口が見えてきた感じですね٩( ”ω” )و

そんななか、ウチの地域はまだまだ緊急事態宣言が絶賛継続中。

それに伴い、療育センターも今月一杯は個別療育のままとなります。

まぁ、療育センターでは本来個別療育プログラムはないので、短期間であっても経験できるのは貴重な体験。

という事で、今日はそんなレアな療育センターでの個別療育の様子をリャマミからの聞き取りをもとに書いていきます!!

久々の個別療育

少し前のブログでも書きましたが、療育センターによる個別療育は

  • ヒアリング1回含め計4回
  • 授業時間50分
  • 気合の自力登園@電動自転車
  • 療育中は親が後ろから見守るスタイル

こんな感じ。

既に先週ヒアリングに行っているので、残り3回ですね…療育効果を期待するというよりは、今年度のカリキュラムを実際に見学できる&ならし療育という感じでしょうか|ω・)??

朝からリャマミが電動自転車で激坂をなんとか登りきり、息も絶え絶えの状態で教室に着くと2人の先生がお出迎え

個別療育ということで、先生2人が自閉ちゃん1人を相手するという手厚い体制です。

本来のカリキュラム的は9人クラスで先生3人というかなりギリギリ溢れる体制ですからね…昨年度と比べ親のフォローもありませんし、先生大変そう(;´・ω・)

自閉ちゃんが先生に促され席に着き、リャマミが教室の後ろで守護霊のように見守る授業参観スタイルが完成するといよいよ療育センター初めての個別療育が始まりますが、自閉ちゃん的には

『いや、なんでリャマミ部屋の中にいるん??早く出ないと。ひょっとして外に出なきゃいけないのが分かってないの??』

と思ったのか数十秒毎に後ろを振り向きリャマミにバイバイをしていた模様。

自分が記憶しているルール通りにやらないと気がすまないところは、いかにも自閉ちゃんですね( ˘•ω•˘ )

単独通園での療育方針

そんなこんなで始まった個別療育ですが内容は

  1. 朝のお遊び
  2. 朝のお集まり
  3. パネルシアター(進化した紙芝居みたいなやつ)
  4. 自由あそび
  5. 簡単な活動①(運動とか)
  6. 簡単な活動②(パズルなどなど)
  7. 違う部屋で自由あそび
  8. 最初の部屋に戻って自由あそび

という形で恐らく通常の集団療育の1日のカリキュラムを50分にギュギュっと濃縮したもの

昨年度までの親子通園では簡単なレースやゲームをとおして

  • 順番を待つ事を覚える
  • お友達と協力して何かをする

などなど

集団のなかでどう行動するか

という要素を重視し、集団での経験を積ませる活動が多かったのですが、こどもだけの単独通園となる今年と来年は

個々のレベルに合わせて設定した活動をこなし、出来ることを増やしていく

という部分を重視する方針のようです。

もちろんお友達と一緒になにかをするという機会がないわけではないのですが、それよりも

  • 1日をちゃんと落ち着いた気持ちで過ごす
  • ちゃんと自分がやるべきことをこなす

という就学前の準備的な側面が強い実践的なカリキュラムになるみたいですね(*^^)v

正直この2択はどちらが正しいというものではないかと思うんですが、個人的な感覚としては自閉ちゃんは明確な課題があってそれをクリアするという流れの方が得意だと思うので、新しい療育方針に期待したいところです!!

まぁ、自閉ちゃんに限らず自閉症児は個々に能力を伸ばしていく方法のほうが集団での過ごし方を学ぶよりも得意なんでしょうし、週5単独通園に通うような障害が重めな子向けのカリキュラムなんでしょうね。

また昨年度と大きく違うこととして、部屋がパーテーションなどでアリの巣のように細分化されているという特徴があります。

これはパーソナルスペースを多く設けることで、ちゃんと最後まで落ち着いて活動ができるようにするための工夫なんでしょうね。

プチ退化と成長

話は戻って活動の様子ですが

少し療育から離れていたことで出来ない事は確実に増えてます( Д`)

もちろん昨年度から出来ていないことは多かったんですが

  • 朝のお集まりで自閉ちゃんの名前を呼ばれても手をあげられない
  • 先生が自分の名前をいって『ハーイ』と手をあげるところで、何故かここではカットインして自閉ちゃんが手を上げる
  • パネルシアターの内容が気になりすぎて座ることができず立ちっぱなし
  • パズルの順番が気にくわず抗議
  • 色々なものの名前を先生に呼ばせようとして先生を困惑させる

このように久々の療育による興奮からか、前はちゃんと出来ていたルーティンが一部怪しくなっていたり、こだわりの強さが活動に支障をきたすなど、療育が休止したことの弊害が見られますね(・´з`・)

特に『物の名前を呼ばせる』癖は確実に悪化

部屋に色々なキャラクターの絵が貼ってあるんですが、それを指さして『アッ!!アッ!!』と先生に『このキャラの名前言えよ』アピールを繰り返し、意味が分からず困惑する先生をリャマミがフォローする場面も。

名前言えよアピールは初見の人は100%対応不能な謎のこだわりなので、やめてあげて欲しいですね( ˘•ω•˘ )

ただ、その一方でちゃんと出来ていたことも多く

  • 手洗いやリュック片付けなどの準備は完璧
  • 活動も興奮したり抗議したりするものの最後まできちんと参加
  • はじめての教室にも動じず活動
  • 自分でオムツを取り出してトイレアピール

などなど、いつでもどこでもちゃんと療育に参加できる自閉ちゃんの強みは健在な模様。

あと、何故か自分からトイレアピールという新技も見につけたようです。

これも家でのトイトレの効果ですかね(*^^)v

リャマミ暴行をうけキレる

このように時折先生を困らせながらも順調に進んでいた個別療育ですが、最後の最後で悲劇が

活動がおわり自由あそびのために違う部屋に移動した自閉ちゃんですが、早々に飽きてしまったようで『さっさと帰るぞ』アピール開始。

しかし、当然これもカリキュラムの一環。

自閉ちゃんの気分で勝手に切り上げることは出来ないため先生が

『もう少しここにいないとダメだよ~』

と諭したところ

自閉ちゃんによるリャマミへの八つ当たりタイムがスタート!!

  • 殴る
  • 叩く
  • ジャンピングボディーアタック
  • ジャンピングニー
  • ジャンピングアゴアタックでリャマミを腫れさせる

などなど謎の連続攻撃でリャマミを激キレさせることに

っていうかジャンピングアゴアタックってなに(o)!?

まぁ最後こそ課題の残る終わり方であったものの、個別療育自体は思った以上に出来た自閉ちゃん。

2ヶ月のブランクがあってもきちんと参加できる辺り、5歳として確かな成長が見られます٩( ”ω” )و

残り2回の個別療育でちゃんと慣らしを終え、6月から始まるだろう集団療育に良い流れで繋げていきたいですね。

今日の自閉ちゃん

今日の自閉ちゃんはこちら

自閉ちゃんが散らかしに散らかしたリビングで、これまた自閉ちゃんのお漏らしでカバーが洗いに出された剥き身のビーズクッションにどっかりと座り、車でお出かけという情報から何故か歯医者に行くと推測し自分で歯ブラシセットを準備し、それを舐めまくっている自閉ちゃんです!!

情報量が多い(´;ω;`)

まぁ、散らかし癖やお漏らし癖はなおしてほしいところですが、先読みして色々と準備するのは賢いですね!!(多分)

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

それでは、また次のブログ『七五三できない説~写真撮影がまともにできなさそうな件について~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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