こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は過去から現在までの自閉ちゃんのテレビ事情について書いていきたいと思います。
テレビがないと生きていけない自閉ちゃんの日常を是非ご覧ください!!
…ちなみにサムネイルはお気に入りの写真をどうしても使いたかったのでこれまでのテイストを無視して作りましたが、リャマミに怒られたらコッソリいつもの背景画像に差し替えます…この写真が可愛いから仕方ないね|ω・)
テレビにはまる1歳児
自閉ちゃんがテレビにはまりだしたのは1歳頃。
1歳の自閉ちゃんはこのように精神的にも物理的にもテレビ(台)にはまってました…この写真は、自閉ちゃん写真集の中でもかなり上位にくる自慢の一枚です!!可愛い!!
動画はもっと可愛い&赤ちゃんでも簡単にのぼれるんだ!!感が凄いキャッチーなものなんですが、私に動画編集能力がないせいで自閉ちゃんの顔を隠せない&私の赤ちゃん言葉がかなりに気持ち悪いので封印します…いつか編集能力が上がったら公開しますね!!
しかし、今になって見返すと、これは目が悪くなりそうな視聴方法ですね(*_*)
自閉ちゃんは身体的成長が早かったので、1歳3ヶ月の段階で自力でテレビ台にのぼることが出来ました…この頃からやたらと何でものぼりたがる傾向は変わりません。
将来は登山家か良く分からないタイミングで机にのぼる人になりそうですね…後者の確立の方が高そうで怖いですが。
とにかく毎日
- テレビをつけろと催促
- 自力でテレビ台に収納される
- ひたすら見続ける
- 目に悪そうだからテレビ台から出す
- そういう遊びだと思ってキャッキャしながら、また自力で収納
- 以下、無限ループ
という感じで1日中至近距離でテレビを見ていました。
それにしても、この頃から自閉ちゃんの無限ループ癖は始まってたんですね…。
ただ当時はまだ自閉傾向にほぼ気づいていない時期。
『子どもってこんなもんなんだろうな』
とテレビ台に収まった状態で画面を見続けることに異常にこだわる自閉ちゃんを見てもおかしいとは感じていませんでした。
一番のお気に入り番組は、この頃から『おかあさんといっしょ』。
ただ、まだ十分に自我が育っていなかったおかげか、比較的つければ何でも見てくれていた記憶があります。
私が将棋が好きなこともあって、日曜とかは一緒に将棋番組見たりもしてましたし、妻がユーチューブでミュージカル動画を見ていても一緒に声をあげて楽しんでました。
そういう意味では1歳頃は『とりあえずテレビがついていればOK期』でした。
おかあさんといっしょを見続ける2歳児
自閉ちゃんのテレビ依存は2歳になって一層強くなりました。
1歳半検診で引っかかった&言葉がない事もあって、かなり自閉傾向が疑われていたこの頃。
毎日一心不乱に画面を追い続ける姿は
『あれ、自閉ちゃんひょっとして自閉症なんじゃない?』
と私やリャマミに思わせるには十分でした((+_+))
しかも2歳頃は『B-CASカード』の抜きさしにはまるという超子どもあるあるなイタズラにもはまっていて、私とリャマミのイライラは常にMAX状態( ノД`)
自我も出てきた事もあり、少しでもテレビがつくのが遅かったり、自分でリモコンを踏んでテレビが消えようものなら『この世の終わりがきた!!』とでも言わんばかりに号泣&暴れまくり、リャマミの精神をガンガン削っていました。
テレビ番組にこだわりが出てきたのも2歳頃で、主に見るのは3種類。
- おかあさんといっしょ
- おとうさんといっしょ
- いないいないばあ
このどれかがついていないと、クレーン現象で私やリャマミをリモコンまで誘導という感じでした。
しかもクレーンは、怒りでも喜びでもない完全な真顔で作業的にリモコンを掴ませるという…イッツア自閉症((+_+))
- テレビ台からジャンプ
- テレビ台をハイハイ移動
- テレビ台の上で寝そべる
の3大奇行を繰り返していたのもこの頃。
まぁジャンプと寝そべるのは何となく普通の子でもやるのかなという気もしますが、真顔でハイハイしているのはかなりインパクトのある光景ですね。
私やリャマミが止めても
『いや、自分これが仕事なんで』
という感じで制止を意に介さずハイハイを繰り返す姿には、職人的なこだわりが垣間見えます((+_+))
ちなみに2歳でも変わらずテレビ台に収納され続けた結果、引き出しは増加する一方の自閉ちゃんの体重に敗北し壊れました…今でも開かないんだな、これが(´;ω;`)
まとめると2歳頃は『テレビへのこだわり期』でしたね。
DVDを変え続ける3歳児
そして地獄の3歳編。
自閉ちゃんのテレビ事情は3歳がダントツにヤバかったです!!
何がヤバかったかというと
『5分おきにDVD交換を強要』
例えでも比喩でもなく、本当に5分ごとにDVD交換をさせられていたんですよね…一日中(´;ω;`)
というのも、2歳で『おかあさんといっしょ』のテレビ放送に飽きた自閉ちゃんは、ファミリーコンサートやミュージッククリップDVDにはまり、20枚近くあるDVDの特定の部分だけを見るという、泣きたくなるくらい迷惑なハマり方をしてたんですよ…ホントにこの時期は辛かった、一番辛かった。
どんな感じかというと
- DVDを押しつけて入れるよう指示(少しでも遅れると号泣&暴力)
- テレビ画面を叩いて特定の部分をつけろと恫喝(逆らうとリモコンを投げられる)
- 特定の部分だけを見ると、新しいDVDに変えろと強要(渋ると泣きながらヘッドバッド)
- これをワンシーン(大体5~10分)毎に無限ループ
まだ賽の河原で石を積んでいる方が生産的だと言えるくらい、ずっと同じDVDの同じ場所をひたすら見てたんですよね、自閉ちゃん(ノД`)
しかも、テレビ関係についてとにかくキレやすかった3歳頃。
少しでも親が違う番組をつけようものなら、リモコンを投げる投げる。
自分でリモコン踏んで番組変わっても私やリャマミにキレてましたからね。
もはや『我が家の自閉ちゃん』というより『我が家のDVちゃん』といった感じで、鋭い爪攻撃もありリャマミに生傷が絶えませんでした。
今思えば、テレビを見たいというのもあると思うんですが、それ以上に行動がルーティン化されていて、そのルーティンが崩されることが嫌だったんでしょうね…自閉症児の真骨頂が最悪の形で発揮されていました。
そういう意味で3歳頃は『キレるDVD交換マシーン期』でしたね…本当にこの時期が過ぎてよかった(´;ω;`)
少し落ち着きだした4歳児
そして現在。
DVDを隠し物理的に見れないようにしたり、単純に年齢を重ねることで落ち着いたおかげで、テレビに関してはかなり寛容になってきた自閉ちゃん。
今でもテレビは見ますし、リモコンを持ってきて指示は出しますが、私がリャマミの行動が遅れても以前ほど怒らず
『相変わらず使えないな…自分でやるわ』
と自らボタンをポチポチ押したり、DVDを入れ替えるなど成長が見られます。
…まあ、自分でDVD交換するようになったせいで何枚か破壊され、DVDを封印したという経緯があるんですが、それでも思い通りにならないと暴力で解決という『ジャイアンイズム』がなくなっただけでも天国です。
よく見る番組は相変わらず『おかあさんといっしょ』ですが、嬉しいことに『きかんしゃトーマス』も見てくれるようになりました。
これとかNetflixでよく見てますね。
トーマスはテレビシリーズが長いおかげで、Netflixで数十時間分見られるのでホント助かってます(^^)
あと、単純にテレビを見ない時間が増えました!!
日によっては1時間位しか見ないこともあり、4歳にしてようやくテレビ離れが出来てきたのかもしれません。
そういう意味では、4歳は『テレビと上手く付き合えてる期』ですね。
この良い関係がいつまでも続くよう、あまりテレビを見せすぎないよう上手く調整していきたいと思います!
まとめ
- 1歳:とりあえずテレビがついていればOK期
- 2歳:テレビへのこだわり期
- 3歳:キレるDVD交換マシーン期
- 4歳:テレビと上手く付き合えてる期
まとめるとこんな感じです。
2~3歳は本当に鬱になるほどテレビ関係大変でしたけど、やはり時が解決してくれますね…逆に言えば自分では解決できないってことなんですが(´;ω;`)
同じようにテレビ関係でお困りの方がいたら、言えることは
『時が解決するまで、心を無にして諦めましょう』
ということですかね。
もう根本から解決しようという心は捨てたほうが幸せになれる気がします、対自閉ちゃんの場合、無理なものは何をしようが無理なので(・´з`・)
という雑なまとめとなりましたが、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また次のブログ『おかあさんといっしょ事件、スペステがトラウマだよ自閉ちゃん!~自閉症児はコンサートを楽しめるのか~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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