こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は兄弟の特性比較について書いていきたいと思います。
是非ご覧ください。
困ってる事の基準
弟ちゃんの児童発達支援巡りの際に気づいたことなのですが、最近リャマミが少しおかしいです。
なにが変かというと
事業所で弟ちゃんについて困ってる事を聞かれた時、特別アピールすることが思いつかない
らしいんですよね。
というのも、どうしても
自閉ちゃんの幼少期と比べて弟ちゃんは楽
という発想になり、困ってる事を聞かれてると
「自閉ちゃんの時の方が遥かに大変だったしな〜」
という思考のブレーキが働き上手く回答できないとの事。
はい、これは自閉ちゃんにより完璧に困ってる事の基準が破壊されてますね(゜o゜)!!
確かに幼少期の自閉ちゃんは、本当にヤバイ奴だったんですよね…。
自閉ちゃんの特性
2歳の頃の自閉ちゃんの行動はと言うと
- ダイニングテーブルの上でダンシング
- キッチンシンクに物をポイポイとシュート
- 塩や砂糖を床にファサーっと散布
など数々の悪行を重ねていたのですが、正直なところリャマミが恐れていたのはこういった行動ではありませんでした。
リャマミが真に恐怖していたのは
どれだけ叱っても自閉ちゃんが完全スルー
だった事なんですよね。
イタズラは普通の子でもすると思うのですが、それに対して叱った際
- 言う事を聞く
- 反発する
- 泣きわめく
というのが普通の子の反応だと思います。
そう、反発される分には何も怖くないんですよね、別に2歳児なら良くある事でしょうし|ω・)
真に恐ろしいのは全く反応がないこと。
どれだけ叱っても
- 親すら見ない
- 聞こえてても聞いてない
これが怖かったんです( ノД`)
ダイニングテーブルの上に乗っているのを叱り、強引に床に降ろしても、次の瞬間にはテーブルに乗っている。
塩を撒いているので、目をしっかりと見て肩を掴んで真正面から怒っても、すぐにあらぬ方向を見ながら笑ってる………恐怖です。
言い方は悪いですが、普通の子どもへの注意が犬の躾のような物で叱る→反応するという流れがあるものだとしたら、自閉ちゃんへの注意は虫に対して一生懸命叱ってるような、テレビの画面に向かって話しかけているような、
超一方通行な圧倒的意思疎通の出来なさ
が存在していたんですよね。
この当時のインパクトが強すぎて、弟ちゃんに対して困ってるという部分がボヤけるのも、仕方ないのかもしれません。
自閉ちゃんに比べれば物分かりが良いし、何より反応がある。
こう考えると
弟ちゃんって意外に普通なのかも?
と思うリャマミの気持ちも分からなくはないですが、やはり冷静になって見ると見方が変わると思います。
弟ちゃんの特性
まず、弟ちゃんは弟ちゃんでバリバリの自閉&知的っ子かとは思いますが
自閉ちゃんと違い親の言葉に反応する
という安心材料があるのは確かです。
親に対して反発したり、時には座り込みなどで激しく抵抗してくるのですが、自閉ちゃんの時のような言葉を投げかけても全てスルーされるような感覚はありません。
ただ、リャマミの感覚的にはそこまで困っている事はないように感じているかもしれませんが、自閉ちゃん比というフィルターを外して純粋に弟ちゃんの現状を見ると、なかなか困ったお子さんだったりします。
- スプーンで掬えなかったり、コップ飲みが出来なかったり全体的に発達が遅い
- 夜中起きて喃語を呟きながら寝室を徘徊&親にダイブ
- 特定の物しか食べない、それなりの偏食
- 遊びを切り上げられると、座り込みや寝転んで抵抗
- 親に叱られると親を押して反抗
- よく上を見上げながら手をヒラヒラしている
- 安定と信頼の逆さバイバイ
- とにかく独り言としての喃語が多い
などなど
これで普通なら普通ってなんだろう?
と思うくらいには変わった子ですし、結構困っている事も多いです。
ただこうして特性を並べてみると癇が強くて発達が遅いだけで、自閉ちゃんと比べれば比較的普通の子寄りに見えることもあり、その辺りが判断を迷わせる要因となっているんでしょうね。
現在2歳4か月の弟ちゃんですが、現段階では当時の自閉ちゃんより数歩先の発達段階に到達しているのは確かです。
しかし、子どもの成長速度は一定ではありませんし、弟ちゃんがここから急ブレーキを踏み、自閉ちゃん以上にヤバいお子様に成長する可能性も大いにあるわけです。
自閉ちゃんは信じられないくらい順調に成長しましたからね、弟ちゃんもこれだけ一気に良い子化すると想定するのは危険です。
兄弟で同じ自閉っ子とはいっても、二人の特性は全く異なりますし、あまり
自閉ちゃんの時はこうだった
という事にとらわれ過ぎずに弟ちゃんの成長を見守っていきたいです。
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログでお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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