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特別児童扶養手当の所得制限の計算方法について

こんにちは、『クマヒロ』です。

今日は珍しく真面目な話題として特別児童扶養手当について書いていきたいと思います。

是非ご覧ください。

ご指摘によりここ数ヶ月程度コメント欄が表示されていなかったことに気づき、修正いたしました!!コメントを下さいと言いながらコメント欄を閉鎖しているという奇行をお見せする事となり、誠に申し訳ございませんでした( ノД`)

特別児童扶養手当

過去にブログで少し触れたことがありますが、我が家は自閉ちゃんが重度知的障害なこともあり、特別児童扶養手当(略して特児)の1級を貰っています。

金額にして月55,350円ですね。

どの程度の障害で特児が貰えるかは地域差があるのですが、我が家は軽度の時に2級、重度になったことで1級を貰えるようになった感じです。

噂によるとウチの地域では最近認定が厳しくなったらしく、自閉ちゃんより後に申請した軽度のお友達は申請をはねられたとの事ですし、タイミングもあるのかもしれません………時の運が重要な制度とかやめて欲しいですね( ノД`)

さて、今日のテーマは

特別児童扶養手当には所得制限がある

というもの。

そうなんです、児童手当と同じで一定程度の年収から貰えなくなっちゃうんですよね、世知辛いです…。

幸いと言っていいかは微妙ですが、我が家はこれまで一切上限を気にせずに済んでいました。

しかし、昨今のインフレを受けて私の給与も微妙に増加傾向。

そろそろキッチリと計算し、どれくらい余裕があるか確認してしたいため、忘備録兼知ってる方に計算方法を確かめて貰いたい思いからブログに残します。

という事で、あまり信用ならない内容で恐縮ですが、同じく所得制限の上限額がわからず悩まれてる方と共有出来れば幸いです。

所得制限上限額の基本

特別児童手当の所得制限は2024年10月現在でザックリと以下の通り。(厚労省HPからのコピペです)

扶 養
親族等
の 数
受給資格者
本   人
受 給 資 格 者 の
配偶者及び扶養義務者
所 得 額(※1) 参考:収入額の目安(※2) 所 得 額(※1) 参考:収入額の目安(※2)
0
1
2
3
4
5
4,596,000
4,976,000
5,356,000
5,736,000
6,116,000
6,496,000
6,420,000
6,862,000
7,284,000
7,707,000
8,129,000
8,546,000
6,287,000
6,536,000
6,749,000
6,962,000
7,175,000
7,388,000
8,319,000
8,586,000
8,799,000
9,012,000
9,225,000
9,438,000

※1 所得額は、地方税法の都道府県民税についての非課税所得以外の所得等から、医療費控除、障害者控除及び寡婦控除等の額を差し引いた額

※2 ここに掲げた収入額は、給与所得者を例として給与所得控除額を加えて表示した額

私はサラリーマンなので上記の例が分かりやすいですが、自営業の人はなんか大変そうですね|ω・)

ちなみに私のカテゴリーはマーカー太字部分。

専業主婦のリャマミ、自閉ちゃん、弟ちゃんの3人が全員扶養対象なので、収入額の目安としては7,707,000円のようです。

扶養している人数が一人違うと上限額が40万円近く変わるので、昨今のパート等の時給増に伴い調整に失敗すると一気に枠が減るので要注意ですね。

さて、上記の厚労省の所得制限表を見ると収入額の目安も書いてあるので、この金額を超えないようにすればよいだけだと感じますが、私が計算してみると結構目安額と異なる上限額が算出されるんですよね((+_+))

そこで、その辺りの計算式をお見せしつつ、私の考えが間違ってたら教えて頂きたいです!!(重要)

我が家の所得制限上限額を計算してみた

上記の厚労省の説明のとおり所得額とは「地方税法の都道府県民税についての非課税所得以外の所得等から、医療費控除、障害者控除及び寡婦控除等の額を差し引いた額」となります。

所得額=①年間収入額-必要経費(②給与所得控除)-80,000円(③定額控除)-④諸控除

といった形で算出できるとのこと。(横浜市HPより)

まずは②の給与所得控除額は下記から算出(国税庁HPからのコピペです)

給与等の収入金額
(給与所得の源泉徴収票の支払金額)
給与所得控除額
1,625,000円まで 550,000円
1,625,001円から 1,800,000円まで 収入金額×40%-100,000円
1,800,001円から 3,600,000円まで 収入金額×30%+80,000円
3,600,001円から 6,600,000円まで 収入金額×20%+440,000円
6,600,001円から 8,500,000円まで 収入金額×10%+1,100,000円
8,500,001円以上 1,950,000円(上限)

仮に私の令和6年度の収入金額が先ほどの表の収入目安7,707,000円だとすると

7,707,000円×10%+1,100,000=1,870,700円

となります

この時点で

7,707,000円-1,870,700円=5,836,300円

ですね。

そしてここから③の定額控除80,000円を除きます。

5,836,300円-80,000円=5,756,300円

所得制限額は5,736,000円なので2万円以上控除があれば制限に引っかかりません。

では、ここから各種控除を除きます。(下記の表は横浜市HPより)

控除の種類 控除額
障害者控除 270,000円
特別障害者控除 400,000円
勤労学生控除 270,000円
寡婦控除 270,000円
ひとり親控除 350,000円
老人扶養控除 100,000円 老人扶養親族
(扶養親族が当該老人扶養親族のみの
場合は一人を除く)
60,000円
老人対象控除配偶者 100,000円
特定扶養親族又は控除対象扶養親族※ 250,000円
雑損控除・医療費控除・小規模企業共済等掛金控除・配偶者特別控除の相当額
肉用牛の売却による事業所得に係る免除を受けた場合の当該免除に係る所得の額

我が家が該当するのは自閉ちゃん分の特別障害者控除だけです。

知的軽度の頃ならただの障害者控除でしたが、重度なので特別がつく感じですね。

5,756,300円ー400,000円=5,356,000円

5,356,000円(所得額)<5,736,000円(所得制限)なので無事特児を貰えますね!!

しかし、ここで皆さん疑問に思われるかと思いますが

収入額の目安を元に計算して、そこまで控除が多いわけでもないのに、なんで所得額と所得制限の間にここまで開きがあるんでしょうか??

なんか私の計算が間違ってますかね( ノД`)

この計算だと私は810万円でも所得制限にかからないんですよね。

8,100,000円×10%+1,100,000=1,910,000円

8,100,000円-1,910,000円-80,000円-400,000円=5,710,000円

5,710,000円(所得額)<5,736,000円(所得制限)

ちなみに私の給与的に770万円は残業量次第では既にほのかにヤバいのですが、810万円であればまだ余裕はある感じ………計算ミスが即命取りになりかねない恐ろしい状況です!!

なので、厚労省の収入目安と私の試算結果のギャップが気になりすぎます………これって役所で聞けば試算に付き合ってくれるんですかね??

iDeCoで控除額を増やすか

さて、私の試算では810万円までなら上限額に引っかからないこととなりましたが、自分自身ほど信じられない人間はいないということで、せめてもの抵抗として控除額を増やすという悪あがきも検討に入れています。

かといって扶養系は意図的に増やせるものでもないですし、雑損控除や医療控除も我が家とは無縁です。

そこで唯一私がすぐに控除として増やせそうなのが

iDeCo(個人型確定拠出年金)

です。

上の方で示した控除表で言う所の「小規模企業共済等掛金控除」に該当します。

正直iDeCoにはそこまで魅力を感じないのですが、私であれば年24万円まで控除が利くということで、1年くらい特児を延命してくれそうな気配を感じます。

1年特児を貰える期間が増えるうえに、節税効果もあり、将来少しお金が貰えるということであれば、検討してみる価値はありそうですね。

「iDeCoやっておけば後1年特児貰えたのに…」

という展開になったら多分泣きますからね(´;ω;`)

終わりに

上で示した計算はあくまで私が各種HPから拾ってきたもので、なんら正確性が担保されているわけではありません。

なので

間違っていたら是非コメントで指摘

をお願いします!!

というか、今回ブログであげた理由の9割がそれです。

私の計算が合ってるか不安すぎるんですよね!!

とりあえず今年度は770万円には届かない形で終えられそうなので、厚労省の収入目安を信じで安心しているのですが、あと数年後に迎えるかもしれない所得制限を回避するためにも、私の試算が合っているかお教え頂ければ幸いです。

とりあえず来年度はiDeCoをやりつつ、残業は少し控えめにしようと思います(^^♪

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

それでは、また次のブログ『寝室で宙を舞う自閉ちゃん〜深夜動物園がリニューアルオープンした件について〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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POSTED COMMENT

  1. ろきべり より:

    iDeCoは聞いたことがあったのですが、くまひろさんの記事でなるほどーと思いました。うちは障害児福祉手当をもらってたのですが、そっちが所得制限にひっかかりましたね。特児の方はひっかからなかったです。iDeCoとかやればもしかしたら障害児福祉手当をまたもらえるのでは?と思ったりもしたけど、なんかいろいろ計算しても難しいので諦めました(^_^;)

    • misojinn より:

      福祉手当ウチの地域では認定自体厳しく、チャレンジして却下されてしまいました( ノД`)
      自治体のホームページなんかに計算方法が書いてあったりしますけど、複雑なうえに試算しようにも本当に自分の計算があっているか分からないですよね…

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