こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は先日参加した保育園との交流体験の様子を書いていきたいと思います。
はたして自閉ちゃんは保育園に馴染めたのか??
是非ご覧ください!!
保育園との交流体験
先日療育活動の一環として、保育園との交流体験がありました。
内容は近所の保育園にクラス全員に乗り込んで、やっていることを体験させてもらったり、保育園のお友達と絡んだりするというもの。
時間は1時間程度ですが、自閉ちゃんがどういった反応をするのか、どの程度ついていけるのか非常に興味深い所です|ω・)
クマヒロとリャマミの事前予想では
- 興奮しすぎて超奇声ちゃん爆誕!!
- パニックを起こし超号泣ちゃん登場!!
という感じで、8対2くらいの割合で手が付けられないほどはしゃぎ回って全く参加できないパターンが濃厚だという見解が示されましたが、実際どうなったのかご覧ください(^^)
自閉ちゃんフリーズする
交流体験をさせてもらう保育園は少人数制の園で、今回参加するクラスのお友達は10名程度。
一緒に交流体験をする子ども達も10名程度なので親や先生を含めると『30名程度』と自閉ちゃんの許容範囲をオーバーするかしないか微妙な人数です(*_*)
自閉ちゃん的なラインとしては
- ベスト:10名以下(民間預かり型療育施設など)
- ベター:10~20名程度(療育センターなど)
- 微妙:20~30名程度(多い時の訓練会)
- ダメ:30名オーバー
概ねこんな感じなので、ホント微妙なところですね。
ということであまり期待せずに保育園に向かうと、挨拶も早々に早速お集りの時間です。
保育園のやり方にならって、お集りの会は親から離れて子どもたちだけでシートの上に座るんですが、先生に促されると嫌がることもなくトコトコと皆がいる場所に向かう自閉ちゃん。
ん?泣いたりぐずったりしない??
意外といけたりするのかな٩( ”ω” )و
次の瞬間
ドカッと腰を下ろし奇声もあげずに大人しく座る自閉ちゃんの姿が!!
これは完璧ですね!!
向いている方向が皆と同じだったなら( ノД`)
そう、なんか皆は前向いて座ってるんですが、自閉ちゃんは一人思いっきり逆向きに座って辺りをキョロキョロ。
どうやら慣れない場所にメチャクチャ緊張している模様。
借りてきた猫のようにフリーズしています。
逆向きで。
顔もいつもより5割増しくらいの無表情で能面とタメが張れるレベルになっていますし。
うーん、このパターンは想定していませんでしたが、とりあえず自閉ちゃんなりに状況に対応しようと努力しているのは伝わりますし、成長なんですかね(・´з`・)
活動には雰囲気参加できるよ、自閉ちゃん??
お集りのあとにはいつも保育園の子達がやっていることの体験という事で、紙芝居を見たり、身体を動かす遊びをしたり。
自閉ちゃんの得意分野ではあるんですが、相変わらず固まったモチのようにフリーズしています。
雰囲気に圧倒されてる感じでしょうか?
『せめて何か参加できないかな…』
と思っていると、音楽に合わせて体操するという自閉ちゃんでも出来そうな遊びが!!
流れる音楽。
曲に合わせて踊る子どもたち。
かすかに揺れる自閉ちゃん(´;ω;`)
なんか、友達の付き合いで全く興味のないライブに連れてこられた子なみに、申し訳程度にほのかな横揺れを繰り返してます。
そして表情は完全なる無。
楽しいのか
つまらないのか
義務感なのか
悟りを開いているのか
見ている側からは全くわかりませんが、とりあえず大人しく所定の場所にいられるのは文句なしに偉いです!!
このあたりは『自閉ちゃん成長中!!』と胸をはっていえるところですね(*^^)v
場所になれたら居ることは出来るかも?
体操のあとは園庭遊び!!
この段階になると再び親と一緒になるからか、ようやく笑顔が出始めた自閉ちゃん。
ボールを追いかけまわしたり、少し元気に。
ただ、やはり周囲の状況が気になるのか、基本キョロキョロしています。
場所見知りはないほうでしたけど、成長して賢くなった(多分)こともあって、視野が広くなったんですかね…今まで理解できてなかったところが何となく分かるようになったせいで気になる的な((+_+))
交流保育終了後に先生からは
『自閉ちゃんちゃんと大人しく参加できてましたね!!』
という評価をいただいたり、一緒に参加したママ達からも
『自閉ちゃん出来てたね』
という雰囲気だったみたいですが、リャマミ的な評価としては
居ることが出来ただけ
というもの(*_*)
保育園にはいれば、場所にも慣れてその場にいること自体はなんとなく出来るかもですが、成長に繋がるような遊びや体験ができるかというと無理っぽいかなという感じですね。
明らかに子どもたちの輪に入れないでしょうし(*_*)
この辺りは子どもの発達段階や特性によるところが大きいですが、我が家の見解としては
『自閉ちゃんが2歳半の時に今回の状況なら入れたかも』
こんなところですね。
やはり自閉ちゃんの発達段階では
- 生活習慣が身につく
- 自主性がはぐくまれる
- 色んな子と交流できる
という保育園のメリットよりも、落ち着いた環境でできる範囲の療育を一歩ずつこなすメリットの方が大きそうなので、来年も療育センターという選択肢は間違いではなさそうです!!
保育園は療育の場としては微妙かも
そして、もう一つ気になったのは
少人数制の園なのに発達障害っぽい子がスルーされてた
ことです。
これはリャマミだけでなく、一緒に参加したママ達も皆いってたそうですが、明らかに自閉ちゃんのお仲間っぽい子が
- フラフラしていたり
- お遊びに参加しなかったり
- 部屋から出て行ったり
していても、基本スルーだったんですよね…いや他はともかく、部屋から一人で出ていくのは大丈夫なの!?
10人に対し2人の保育士さんなので大変なのは分かるんですが、その見事なまでの放置っぷりにむしろママ達が焦る状況に!!
よく発達障害児の受け入れ体制が整っていない保育園や幼稚園では
『発達障害児がスルーされがち』
と聞きますが、今回の交流体験を通じて
『スルーされるってこういうことなのか…』
という事実を目の当たりにし、やはり保育園は難しいと感じました。
…自閉ちゃんとかスルー候補筆頭でしょうから、よっぽど理解のある園でない限り数年間保育園にいただけの子になっちゃいますからね(´;ω;`)
まとめ
- とりあえずその場にいることはできたので成長を感じられた
- ただ活動に参加することは無理っぽい
- 自閉ちゃんが入園してもおそらくスルーされてたことが判明
- 自閉ちゃんの発達段階、特性に保育園は向いてない
こんなところでしょうか?
一緒に参加したママ的には『ウチの子は保育園の方が向いてるかも??』と思った人もいたそうなので、こういう交流体験は自分の子の現状がよく分かっていいイベントですね٩( ”ω” )و
ということで、唐突に今日の自閉ちゃんを置いておきます!!
リャマミのサラダをハゲタカのように狙い、キュウリを舐めるだけ舐めて結局食べずに皿に戻して去るジェントルマンな自閉ちゃんの様子ですね( *´艸`)
しかし、ホント自閉ちゃん裸の大将スタイル多いな…今度こそまともに服着てる写真にします!!
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログでお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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