こんにちは、クマヒロです。
今日は自閉ちゃんが我が家で赤ちゃんと会った時どんな反応をするのかについて書きたいと思います。
是非ご覧ください!!
赤ちゃんがやってきた
先日リャマミの幼馴染(リャマ友)が遊びに来てくれました。
このリャマ友はこれまでにも何回も我が家に遊びに来てくれていて、確かその様子を一度くらいブログにも書いたような気がします。
保育士をやっていることもあって、自閉ちゃんの障害の事も良く理解してくれていますし、率先して自閉ちゃんと遊んでくれたりもする器の大きい彼女。
そんなリャマ友ですが、9ヶ月ほど前に男の子を出産。
療育関係のママ友ではない古くからのリャマ友には、まだほとんど子どもがいない事もあり
『なんか、友達に赤ちゃんが生まれたの超久しぶりな気がする!!』
とレアな赤ちゃんに興奮したリャマミは、リャマ友の家にまで行って抱っこさせてもらったり、なでまわしたり、遊んでみたり、存分に赤ちゃん成分を堪能したんですが、なんと今回はその生後9か月ベビーが我が家に来ることに!!
…9ヶ月ってそろそろハイハイしてる頃でしたっけ??
あれですね、一回子育てしても、しばらくすると成長が上書き保存されて昔の記憶があいまいになっていきますが、9ヶ月はまだまだ赤ちゃんであることには違いありません。
うーん、我が家の赤ちゃんこと自閉ちゃん大丈夫ですかね( ˘•ω•˘ )??
いや、さすがに変なことは何もしないとは思うんですが、自閉ちゃんは赤ちゃんの泣き声がとても苦手。
リャマ友のベビーちゃんがぐずったりするとパニックを起こす可能性が否定できませんし、逆に赤ちゃんというレアな存在に興奮しすぎるパターンも考えられます…ちょっとどんな反応をするか予測がつきませんね。
リャマミも自閉ちゃんのリアクションが想像できないようで
『自閉ちゃんがいる状態だと、まともにおしゃべり出来ないかも??』
という不安もあり、とりあえず自閉ちゃんが13時半頃まで預かり型民間療育に行っている日を見計らい、その日の午前中から我が家に来てもらうことに。
名付けて
『自閉ちゃんがいない間に招き入れてしまおう作戦』
です!!
もし自閉ちゃんがブログを書いていたら
『なんか家に帰ってきたら見知らぬ赤ちゃんがいる件』
と記事にしそうな大胆な作戦ですが、最初からいれば意外と気にしないかもしれませんし、自閉ちゃんが帰ってくるのはある程度はリャマ友と楽しいトークタイムを過ごした後なのでダメなら帰ってもらう事も出来ますし、何気にイイ作戦かもしれません(^^)
赤ちゃんはスルーするよ自閉ちゃん
という事で、作戦通り自閉ちゃんが預かり型民間療育に行っている隙をみて、午前中から遊びに来たリャマ友&ベビーちゃん。
ベビーちゃんは凄く愛想がよく、呼ぶとハイハイで来てくれますし、笑顔も多いですし、何より目がよく合います!!(ここ重要)
抱っこをしてものけぞって脱出しようとしませんし、健やかに成長している至って普通な男の子と言う印象ですが、リャマ友は子どもに詳しいだけにちょっとした不安点を見つけては自閉傾向がないか心配している模様。
まぁ、気持ちはちょっと分かります(*_*)
もし我が家に第二子が生まれたとしたら、ちょっとでも変わった事するたびに
『これってもしかして…』
とか
『自閉ちゃんの時ってどうだったっけ??』
と考えてしまうと思います。
変に知識があると、悪い方向に考えがちですよね((+_+))
ただ、少なくとも素人目にはベビーちゃんはそんな心配は全く必要なさそうな活発で明るい男の子。
『なんか自閉ちゃんと全然違うわ~』
とあやしているリャマミが感心していると、インターホンが鳴り自閉ちゃんの帰還を告げます。
リャマミが出迎えると妙に上機嫌な自閉ちゃん。
『さぁ、ここからはオレの天下だ!!』
とリビングに向かいますが、そこにはリャマ友とベビーちゃんの姿が。
緊張の一瞬です。
ピタリと動きを止める自閉ちゃん。
『自閉ちゃん久しぶり~』
と優しく声をかけるリャマ友。
そのお膝の上で、笑顔ではしゃぐベビーちゃん。
…
……
………しばしフリーズした後
完璧にスルーして遊び始める自閉ちゃん!!
『いや、オレは何も見てないから』
とでもいうかのように、ベビーちゃんどころか何度も遊んでもらっているリャマ友すら無視してトランポリンで跳ねまくります。
気にならないの(゜o゜)??
我が家に普段いない人がいても気にならないの!?
まぁ、修繕業者の人がリビングで床のきしみとか直していても、平然と真後ろでトランポリンで飛び跳ねたり、近くまで行って笑顔でのぞき込んだり、ゴロゴロ寝転がったりする自閉ちゃんですし、一度脳内の回路を
『家に知らない人がいても気にしないモード』
に切り替えてしまえば一切周りが気にならなくなる便利機能がついてるのかも知れません…私にも欲しいですね、その機能( ˘•ω•˘ )
しかし、そんなパーフェクトスルーモードの自閉ちゃんに対してもベビーちゃんは積極的。
キャッキャと声を上げながらハイハイで追いかけまわします…が、自閉ちゃんは近づかれるたびに逃亡。
ジャングルジムの側まで近づかれたら滑り台を駆け下り、ラグを侵食されたらトランポリンに飛び乗り、トランポリンに手をかけられたらダイニングテーブルに向かい音の出る絵本で遊ぶなど、機動力の高さを活かして逃げまくります…大人げない( ˘•ω•˘ )
あまりに逃げ回る自閉ちゃんにベビーちゃんも諦めたのか
『遊んでくれないなら、仕方ないからオモチャで遊ぶぜ!!』
と音の出る絵本で遊ぼうとします。
しかし、その瞬間
『あ、それはオレのだから』
という感じでパッと奪いさり、ベビーちゃんが届かないテーブルの上に置く自閉ちゃん。
大人げない( ノД`)
それでもめげないベビーちゃんがその後も度々オモチャで遊ぼうとしますが
『いや、だからそれはオレのだから』
と全て邪魔する自閉ちゃん…ちょっと器が小さすぎませんかね((+_+))
結局この日は最後まで逃げ回り、ベビーちゃんとの触れ合いはオール拒否。
一応ぶつからないように気を付けていたり、ちょくちょく位置を確認していたり、ベビーちゃんがリャマミのお膝の上に乗ると
『アッ!!』
と言って威嚇したりするものの、自分より小さくてか弱い存在だという事は理解できるのか押しのけようとしたり、力づくで解決しようという雰囲気は一切ありませんでした。
周りにも赤ちゃんがいないため『赤ちゃん=謎の生き物』的な感覚なのかもしれませんが
『分からない=排除しよう』
ではなく
『分からない=気をつけながらスルーしよう』
と考えてくれるのは、すこし視野が広がり柔軟性が出ている感じがして嬉しいですね( *´艸`)
しかし、定期的に赤ちゃんと遊べばもっと付き合い方が上手くなるんでしょうか??
よく自閉症児に弟や妹が生まれると『過干渉』か『完全スルー』かのどちらかになりやすいと言いますが、我が家にも将来第2子が生まれる可能性もありますし、赤ちゃんとの上手な付き合い方は今後の課題になりそうですね|ω・)
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはコチラ
トランポリンのうえでクラシックに耳を澄ませる自閉ちゃん…運動と音楽を同時にこなすとか器用ですね( *´艸`)
音の出る絵本はずっと遊んでますし、この頃ピアノにも興味を持つなど音楽への関心が高まっているので、コロナで外に出られないストレス解消のためにも新しいピアノ絵本を買ってあげようかな??
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『最後の授業は号泣で~コペルプラスを卒業しまして~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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スルーできるということは自閉ちゃんなりに年下の子に遠慮してくれてたんですね(^^)
心の準備もない中、機嫌も損ねず偉いなぁと思いました。
ありがとうございます(*^^)v
おそらく見ない事にして精神的安定を図っているんだと思いますが、予想以上に適応していてビックリしました