こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は特別支援学校と特別支援学級の違いと特徴について書きたいと思います!!
久しぶりのお勉強系の内容という事で私も調べながら書きますので、是非まったりとした気持ちでご覧ください。
※支援学校や支援学級の状況は地域差がかなりありますので、今回の内容は我が家の地域の話という点、ご了承ください|ω・)
Contents
特別支援学校と特別支援学級の違い
さて早速ですが、皆さんは特別支援学校と特別支援学級についてどこまでご存知でしょうか??
正直私は雰囲気
- 特別支援学校=重め
- 特別支援学級=中くらい
- 通級学級=軽め
くらいの理解しかしていなかったので、恒例のネット検索で調べたところ、こんな違いがあるそうです。
【特別支援学校】
- 心や体に障害を持っていたり、大きな病気を患う子どもが通う学校
- 普通の小学校とは別の組織で独立した建物を持ってることが多い
- 幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を受けることが目的
- 生活上の自立のための知識や能力を身につけることがメイン
支援学校はお勉強ができるようにというより、自立した日常生活を送れるようにすることがメインなんですね!!
一方で支援学級はというと
【特別支援学級】
- 障害のある子どものために、普通の小学校や中学校のなかに設置されている学級
- 普通のクラスで一緒に勉強することが難しい子どものために、個性や特性に合わせた学習を行うことが目的
このようにそれぞれの子どもに合わせた教育を行うことがメインということで、自立した生活を目指す支援学校よりかなり勉強重視みたいです。
そして、我が家の地域にはない通級学級ですが、こちらは普通のクラスに在籍したまま、特別支援教育を受けることができる仕組みです。
通級学級は発達障害がなくても学習上の問題があれば利用できることが多いみたいですね。
特別支援学校と特別支援学級のメリット・デメリット
支援学校と支援学級の違いがわかったところで、次に気になるのは
支援学校、支援学級それぞれのメリット・デメリット
ですよね( ˘•ω•˘ )
特別支援学校のメリット・デメリット
これについてはリャマミからもかなり教えてもらっているので分かる範囲で書いていくと
【特別支援学校のメリット】
- ほぼマンツーマンなくらい先生の人数が多い
- 先生が「特別支援学校教員免許」を持っている専門家
- 学校自体が障害を持ってる子ども仕様になっている
- かなり重めな子が多いから自閉ちゃんが目立たない(多分)
なんか最後思いっきり願望が出ちゃってますが、一般的に言われてるのはこの辺りですかね??
①はリャマミの記憶によると近所の特別支援学校は1クラス9人の生徒に7人の先生がついてくれているという圧倒的な充実っぷり!!
これ結構スゴイことですよね。
しかも②のように先生は障害児教育の専門家ですから安心してお任せできます(^^)
学校自体もそういった子向けの工夫がふんだんにされているらしいですし、お友達も似たような発達段階の子のためイジメ問題の懸念が少ないのも嬉しいですよね。
…というか、私的に成長に繋がる教育が受けられることも当然重要なんですが、何より大事にしたいのが
『自閉ちゃんが楽しく通えること』
なので、ちょっとレベルの高いところに通うことで出来なくてストレスがたまったり、ましてやイジメられることがない場所がいいなと考えています。
ということで
- 先生の目が行き届きやすく
- 専門的な配慮が受けられてストレスなく通えそうで
- お友達もできるかもしれない
特別支援学校に魅力を感じてしまいますね( *´艸`)
【特別支援学校のデメリット】
- 普通のクラスの子どもや、同年代の子どもとの交流が少ない
- 勉強が出来るようになるような授業が少ない
このあたりがデメリットになりそうです。
特に普通の子との関わりがほとんどなくなるのは大きなデメリットといえるかもしれません。
普通特別支援学校に通ったらそのまま支援学校のなかで中学、高校と進んでいくので、小学校の段階で普通の子と触れ合わないと、ほぼ別々のコースを歩んで交わらない関係性になるんですよね(・´з`・)
だから『小学校だけでも普通の子と交流を持たせたい』という考えは凄く良く分かります。
特別支援学級のメリット・デメリット
特別支援学級のメリット・デメリットは支援学校と裏返しの関係になりそうですが
【特別支援学級のメリット】
- 普通のクラスの子どもと交流できる
- 普通のクラスで授業が受けられることもある
- 学力を伸ばすための工夫や配慮がある
この中でも一番親的にメリットに感じるのは、普通の子との交流ですよね。
定型発達の子と一緒に授業を受けたり、給食や休み時間を過ごすことは非常に良い刺激になりそうです。
それに学力を伸ばすことに力を入れてくれるのも嬉しいですよね!!
特別支援学校だとお勉強というより『お金の数え方』のような日常生活と密接に結びついたことをやったりするらしいんですが、支援学級は普通の教科の学力向上のため、個別のカリキュラムを組んでくれたりもするようです٩( ”ω” )و
【特別支援学級のデメリット】
- 先生が専門知識に乏しいなど、先生ガチャになる可能性
- 支援学校に比べると先生の数が少ない
- 普通のクラスの子どもと比較されてしまうことも
一番のデメリットが先生ガチャの恐怖ですね(´;ω;`)
資格が必須ではないので、たまたま順番が回ってきたから仕方なくやってるパターンもあるようで
『○○小学校の支援学級が凄くイイらしいよ!!』
という評判を聞いて入ってみたら、やる気のある先生が転勤していて、知識もやる気もない先生が待っているという事も…いや、このパターン何気に多いらしいですよ(・´з`・)
それにクラス辺りの先生の数ですが、リャマミが小耳に挟んだ事例では1クラス17人の生徒に対して先生3名と普通の小学校に比べればとても手厚いですが、療育的な見方をするとちょっと心もとない人数。
ただ、ある程度授業が受けられる子であればこの点は問題にならないかもしれないですね。
特別支援学校や特別支援学級に入れる基準は
ここまで色々と見てきましたが、最後に気になるのは
どの程度の発達段階なら『支援学校』or『支援学級』に入れるのか??
これはかなり地域差があるみたいなので、一概には言えないと思うんですが、一つの目安として言われているのが
トイレや食事、着替え、意思伝達などの日常生活を先生のお手伝いありでもいいから出来るか
これが
『できなければ支援学校』
『できるけど学習上の困難がある場合は支援学級』
というところでしょうか??
ただ、実際に支援学校に入れるかは、その年度にどれだけ重い子が多いかが重要なファクター。
我が家の地域では
- 療育手帳がA1かA2(要するに重度)
- まったく喋れない
- トイレができない
この3つ辺りがクリアされていれば支援学校OK説がありますが、枠がある以上あくまで相対評価ですからもっと軽くてもOKなことも当然あります。
自閉ちゃんの例でいくと②と③はバッチリ出来ないのでOKなんですが、療育手帳的には現状B2判定なので、B2のままでいると支援学校には入れないと思います。
ただ1月に発達検査を受けますし、何より重要なのは2年後に『特別支援教育総合センター』で受ける発達検査の結果がどうなるかなので、結局結論が出るのは年長さんの年齢になってからですね。
自閉ちゃんの進路は?
これは前にも何回か書いてますが、現状『特別支援学校』に行きたいなと考えています。
これは私もリャマミも共通の意見ですね。
正直、普通の小学校が激近で、支援学校は結構遠いので普通の小学校にひかれるところもあるんですが、今の発達スピードであと2年間すすむイメージだと支援学級は厳しそうです。
それに支援学校は狭き門ですから、最初から
『絶対支援学校入れたいんですけど!!』
というやる気アピールしないと入れそうにありませんからね(・´з`・)
中学から支援学校にはいるのはもっと狭き門になるらしいですし。
支援学校、支援学級、普通学級の選択は最終的には『特別支援教育総合センター』と協議しながら…というかガンガンプレッシャーをかけられながら決めることになるそうですが、親の希望がかなり大きな要素らしいので、ちゃんと勉強してベストな選択だと判断したら猛アピールするくらいの精神で頑張っていきたいです!!
今日のブログはここまでですが、来年度には特別支援学校見学が出来るので、その時の様子はまたブログでご報告しますね(*^^)v
ここから2年間近く定期的に話題にあがる『支援学校VS支援学級』論争ですが、またお付き合い頂けたら幸いです!!
今日の自閉ちゃん
このところリャマミが自閉ちゃんにイラついているらしいので、昔の可愛い自閉ちゃんを見せて和んでもらおうという事でこちらの一枚をセレクト!!
生後4ヶ月位の自閉ちゃん、プクプクでカワイイですね( *´艸`)
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『リャマミ暴力受けすぎ問題〜ついでに麦茶と豆腐もぶちまける〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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