指で数を示せる系男子誕生〜不器用ながらも頑張ってます〜

こんにちは、『クマヒロ』です。

今日は自閉ちゃんの新しい能力について書いていきたいと思います。

是非ご覧ください。

指で数を

いきなりですが、自閉ちゃんが新たな能力をゲットしました！！

それは

指で数を示す

というもの！！

そう、自閉ちゃんもとうとう指で１、2とアピール出来るようになったのです！！

偉い！！

天才ですね٩( ”ω” )و

元々自閉ちゃんには数の概念自体はあり、スケジュールボードなんかでは毎日日付を自分で交換するなど、１〜10の順番で数が増えていくということは理解していました。

ただ、理解と表出は別問題ということで、言葉を理解していても発語をしないのと同じで、数を理解していてもそれを日常生活で使うということはしませんでした。

それがとうとう親にアピール出来るまでになったんですよね。

成長です、これは今年一番の大成長と言っていいでしょう！！

今年はトイトレで大きく退化するなど目に見える成長どころか、目に見えて後退していたので残念な一年で終わるかと思ったんですが、最後の最後に分かりやすい形で成長を遂げ、親としてもこの一年は無駄でなかったという安心感が凄いです(*^^)v

学校のおかげで

この指で数を示すという能力はどうやら特別支援学校で得た模様。

具体的な習得方法までは分かりませんが、数についてはカリキュラムのなかで教えてくれていたみたいなので、先生が指で１，２と示したりしてくれていたんでしょうね。

自閉ちゃんは基本人の真似があまり得意ではなく、不器用さも相まって未だにピースの手の形が出来なかったりするため、家では自然とそういった事を教えることも少なくなっていたんですが、ちゃんとチャレンジしないと駄目ですね(・´з`・)

ちなみに自閉ちゃんがどういう形で数を示すかというと

という感じです。

自閉ちゃんの指先の器用さの問題なのか、中指を立てるのが鬼門なようで、『１，２，３』というリズムではなく、『１………………２，３』という風に異常なまでに中指を立てるのが遅いのが頑張ってる感があって可愛いです( *´艸｀)

中指を立てる時は必死に指を見ながらやってますからね、本当に難しいんでしょうが一生懸命努力して親に数字を伝えようとする姿勢は素晴らしいですね！！

目的は

では、自閉ちゃんがどのようなタイミングで指を使って数をアピールするかというと

冷凍食品を複数個食べたい時

だったりします。

自閉ちゃんはこのからあげチキンが大好きなのですが、どうしても２個食べたい自閉ちゃんと、１個で済まそうとする親の間で争いが起きることがあるため、クマヒロやリャマミを説得するために

「２個、自閉ちゃんは２個食べたいんだけど！！」

という感じで指を使って必死にアピールしてくるんですよね(^^)

普通であればこういった要求は自閉ちゃんのワガママということでスルーするのですが、必死に指を使って数を示してくると、その成長に免じてついつい２個あげることに。

まあ、頑張って指を使って伝えているのに親が要求を拒否すると、せっかく得た能力が消失する可能性もありますからね。

数を示す能力は汎用性が高いですし、色んなバリエーションで他人と意思疎通を図ろうとすること自体に意義があるので、この能力が定着するまでは自閉ちゃんが指を使って欲しい数を示した場合は素直に要求を飲むことにします。

自閉ちゃんが味をしめて、パン屋などで過大な数のパンを要求してきそうですが、そうこうしている内に指で数をアピールする癖もつくでしょうし、親と子の間でWINWIN関係が成立しうるので是非お買い物ときにもこの能力を使って欲しいところです。

１年の最後に新たな能力に目覚めた自閉ちゃん。

自閉ちゃんのおかげで確かな成長を感じられる良い１年になりました。

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました！！

それでは、また次のブログ『自閉症児のクリスマスプレゼント〜毎年困ってます〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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