こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は前にブログで予告した療育センターでの父親参観の様子について書きたいと思います。
はたして自閉ちゃんはお友達と上手くやっているのか??
先生の言う事をちゃんと聞けてるのか??
是非ご覧ください。
※書いてたら細かくなってしまって、久々の前編後編2部構成となってしまいました、すいません(´;ω;`)
親子通園クラスでやっている事
前にブログで書いたことのおさらいになりますが、自閉ちゃんが今通っている療育センターの親子通園クラスの1日の流れを簡単にかくと
- バス@9時40分
- 朝のお支度(ご挨拶・手洗い・着替えなど)@10時
- 自由遊び
- 活動(運動・制作・教材遊びなど)
- 園庭遊び
- 給食
- 自由遊び←父親参観はここまで
- 活動(運動・制作・教材遊びなど)
- 帰りの会@14時
- 帰宅@15時
こんな感じです。
父親参観では普段リャマミと自閉ちゃんが週2で通っているこの流れを体験します。
今日は給食が終わったら父親だけでの勉強会があるので、そこであとから合流するリャマミにバトンタッチします。
帰りのバスは家に着くまで40分くらいかかり、自閉ちゃんがお昼寝するらしいのでそれが見たかったのですが、今日のところは仕方ないですね
お昼寝ちゃん観察はまたの機会にして、当日は療育中の自閉ちゃん観察に全力を尽くしましょう!!
クマヒロと療育センター行くよと刷り込んでみた
父親参観は日曜日。
自閉ちゃん水・金で療育センターに通っているので、中1日での通園は慣れたものですが『いつもなら通わないはずの日』&『クマヒロとの通園』ということでパニックが起こる可能性があります。
まぁ、自閉ちゃんに曜日の概念があるかはかなり謎なところがありますが、少なくとも私と通園することに関しては
『何故にクマヒロなん??』
という疑問が浮かぶでしょう。
…まぁこの辺りの当然感じるべき疑問もスルーしがちなのが自閉ちゃんの恐ろしいところですが、いちおう前の日から念入りに
『明日はクマヒロと療育センターいくんだよ~』
と絵カードと指さしを使って説明してみます。
自閉ちゃんはいつもどおり絵カードを真顔で見つめたあと、ひょいと取り上げペロペロと舐め始めます…いつも思うんですけど、絵カードって甘かったりするんですかね。
まぁ『分かったよ、ダディ!!』
という自閉ちゃんなりの解答だと思うことにしましょう(*_*)
バス通園&朝のお支度
日曜日リャマミを家に残し、颯爽と出発する自閉ちゃんとクマヒロ。
『リャマミと別れるとき、ぐずったりするのかな?』
と思いましたが、朝から上機嫌な自閉ちゃん。
いつものお出かけだと思っているのか、療育センターにクマヒロと行くと理解したうえで楽しみにしてくれてるのか判別不明ですが、とりあえず機嫌が良いのでOKです。
しかし、子どもが喋れるとこういうときに会話でお互いの考えていること伝わるんですよね…正直自閉ちゃんと言葉で理解しあえる日がくるイメージが全く持てませんが、言葉ってすごい便利ですよねと何故かこのタイミングで思ってしまいました。
お迎えのバスにもノリノリで乗り込む自閉ちゃん。
先生にいつもと違う席を誘導されますが、特にパニくることもなく私の手をひき座り『シートベルトつけてくれよ』と促します。
このあたり本当に柔軟になりましたね(^^)
通園バスはたまに自閉ちゃんが奇声を発するくらいで比較的静かです。リャマミいわく普段はかなりザワザワしているそうなので、パパとの通園で緊張しているんでしょうね。
療育センターに着くと、さっとバスを降り、グイグイと先導してくれる自閉ちゃん。
ルーティン化された動きは無敵との評判がある自閉ちゃんなので、この辺りの誘導は任せて大丈夫です。
教室に着くといたるところで慣れない父親に色々と教えてあげる子どもの姿が。
みんな偉いですね。
自閉ちゃんも
- リュックからお弁当袋を取り出し
- 自分ロッカーに荷物をいれ
- イスに座り先生に挨拶をして
- 出席シールをはり
- 手洗いをして
- ループタオルで手を拭いたあと自分の場所にかける
というルーティンを完璧にこなします。
こういう所は自閉ちゃんの得意分野だと思ってましたが、ここまでちゃんと出来るとは…自立できてるじゃないか、偉いぞ!!
すこし感動しますね(´;ω;`)
自由遊び
お支度が終わると部屋を変えて自由遊びです。
療育センターでは部屋ごとに役割をもたせてあり、この部屋は活動の部屋、ここは給食、ここでは自由遊びとはっきりと分かるようになっています。
それにプラスして行動を切り替える時は『目に見える&触れられる物』を渡します。
たとえば、給食の時は一人一人スプーンを見せてから渡して、給食の部屋でそれをまた回収するというような形で、切り替えが苦手な子でも次の行動にうつれるような工夫があります。
自閉傾向のある子は次に何をやるか分からないことに大きなストレスを感じるらしいですから、その不安をなくす細かな工夫の積み重ねのおかげで、スムーズな切り替えを促されるわけですね…勉強になります。
自由遊びの部屋は各種おもちゃだけでなく、小さいボールプールや厚手のマットレススペース、机などその子がやりたいことに応じて遊べる空間づくりになっています。
他の子はプラレールをやったり、ままごとをやったり、絵本を読んだり…自閉ちゃんはというと、早速マットレススペースを全力で駆け回ってます…やっぱりか(・´з`・)
想像通りお友達といっしょに遊び回るとかは一切なしですね。
まぁ、この辺り自由人だから仕方ないか(*_*)
他の子は結構一緒に遊んだりしてますね。一人で遊んでる子もなんとなく周りを気にしたり、他人を意識しているように見えます。
まったく周りを気にせず一人で遊び回ってるのは、9人中自閉ちゃんを除くともう1人くらいでしょうか?
リャマミいわくこのクラスは出来る子が集められてる疑惑があるらしいので、自閉ちゃんは明らかに出来ない部類ですね…幼稚園と並行通園の子もいるので当然と言えば当然ですが、かなりハイレベル感があります。
前向きに考えれば色々と出来る子から吸収できそうですね。
ちなみに自閉ちゃんは何故かけっこう周りの子に気にかけてもらっていて、女の子から色々おもちゃを貰ったり、ボール遊びに誘ってもらったり、自閉ちゃんの後を追いかけ回ってくれたり、色々なアプローチがあるのですが、当然のように無視&無視。
ひどい男ですが、そんなところがダメンズ好きな女の子のハートをつかんでいるのかもしれません…末恐ろしいですね|ω・)
朝の会
自由遊びが終わると朝の会です。
子どもたちは自分の椅子に座り、パパはその後ろに正座します。
自閉ちゃんはいち早く移動して、真っ先に座って待ってます。
正座で\(^o^)/
リャマミから聞いていたんですが、自閉ちゃんはいま空前の正座ブーム。
『日本人らしい体型には日本人らしい所作が似合う』
という自閉ちゃんなりの判断かもしれませんが、足が痛そうなので『普通に座って』というとちゃんと座り直してくれます。
朝の活動はパネルシアターという紙芝居のようなものから。
これは自由遊びから意識を切り替えさせるための工夫でしょうね。
トーマスのOPテーマを流しながら、紙芝居形式でトーマスのキャラ紹介をしていきます。
そしてそれを超前のめりでガン見する自閉ちゃん。少なくともこの作戦は自閉ちゃんにはメチャクチャ効果的ですね。
パネルシアターが終わるとご挨拶の歌。
一人一人順番に歌に合わせて『はーい』と手を上げます。
自閉ちゃんも無言ではありますが、挙手はちゃんと出来てました。
ここでもホワイトボードに一人一人の写真を張り付けてくんですよね…常に言葉だけでなく視覚を意識する、これが療育なんですね。
そして立て続けに手遊び歌。
自閉ちゃんはキングオブ不器用クマヒロの血を濃厚に継いでしまったのか、細かい手の動きは出来ないのですが、揺れたり手を動かしたり雰囲気ちゃんと参加できています。
何より椅子からまったく立つことなく、ちゃんと活動に参加しているのは本当に成長しているなと実感できます。
…ということで、ここまで書きながらまだ内容は半分ということで、今日はここまでとして次回に続きます。本日もご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また続きのブログ『はじめての父親参観②~療育センターでの自閉ちゃんの成長観察記~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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