こんにちは、クマヒロです。
今日は自閉ちゃんの公園での立ち位置という若干センシティブな内容について書いていきたいと思います。
私的には思ったことをまとめてみただけなんですが、リャマミから
『なんかその話聞いたら落ち込んできたんだけども』
と言われたので、そういった話題が苦手な方はお気をつけください|ω・)
それでは、是非ご覧ください!!
公園でも浮くという悲しさ
先日から何回かふれている話題ですが、コロナによる影響でお出かけ先が公園に限定されている我が家。
平日はリャマミ、土日祝日はが毎日といっていいほど公園に連れて行っており、我が家はまさに大公園時代を迎えているわけですが、その中でひとつ改めて感じた事があります。
それは
自閉ちゃんは公園でも超浮いている存在になってきた事
です。゚(゚´Д`゚)゚。
まぁ、昔から感じていた事ではあるんですが、毎日色々な公園にいき、色々な反応を受けるなかで
自閉ちゃんは普通の子とは違う
という当たり前の事に改めて気づかされる日々です…いや、ほんと今さら何な話ですがね((+_+))
リャマミもよく
『公園でまわりのママ達を見ると、こどもの様子を見ずにママ友同士でベンチに座って喋ってたりして「こども見てなくて大丈夫なの??」とか思うんだけど、3歳くらいなると変なことしないから普通に大丈夫なんだよね』
『3歳くらいになれば常に背後にピタッとくっついてフォローしてる親とかいないし、やっぱり自閉ちゃんって普通とは違うと思い知らされるよね』
と言ってますし、私もリャマミも自閉ちゃんの存在に慣れすぎて
この年齢なら大体これができる
という常識が麻痺していますが、公園で遊んでいる子達をつぶさに観察していると、3歳くらいでも普通の子は結構大人しく、周りの子にあまり迷惑をかけない形で遊べていることに気づくんですよね。
…ちなみにあまり迷惑をかけないというのは、ベンチに靴で登らないとか、ちゃんと正しい方法で遊具を遊べるとか、他の子のオモチャを無言で奪わないとか、周りに人がいるなかで砂をまき散らさないとかですね。
3歳くらいの子であれば一通りできることが全くできない…まぁ、発達段階を考えればできなくて当然ではありますが、冷静に自閉ちゃんと周りの子達の関係性をみると色々と考えさせられることが多いです( ˘•ω•˘ )
公園のなかではお兄さんという事実
そんななか、自閉ちゃんはそろそろ5歳の誕生日を迎えます。
もう公園で遊んでいる子の中ではけして小さい方ではありません…というか親同伴で来ている子の中ではトップレベルに大きい方です。
しかし、自閉ちゃんが公園でやることと言えば
- 奇声をあげながら走り回る
- 奇声をあげながら遊具で遊ぶ
- 奇声をあげながら砂浴びをする
というように、なんなら
1歳児より1歳児らしい行動ばかり
身体と声の大きさは立派な5歳児なので、行動とのギャップがとにかく目立ちます( ノД`)
- 3歳くらいの子がちゃんと自力でブランコを漕いで遊んでいるなか、自閉ちゃんはブランコ漕げず腹ばいでブラブラしてますし
- 2歳くらいの子がお砂場セットを使って穴を掘ったりしている真横で、他の子が作ったものをこわしたり、鳩のように砂浴びしてますし
- 1歳くらいの子がベンチに座ってるのに、自閉ちゃんは砂利のうえ転がってますし
もし仮に『公園発達指数』があるならば
自閉ちゃんは1歳~1歳半くらい
の発達段階に該当すると思います(・´з`・)
そんな自閉ちゃんに対して周りの子の反応は主に3パターン
- 自閉ちゃんに注意する
- 自閉ちゃんから離れる、もしくはスルー
- 自閉ちゃんの存在にとまどう
①はこの頃メチャクチャ増えてるパターンなんですが、自閉ちゃんが奇声をあげていると
『うるさいよ、静かにしないとダメだよ』
と叱ってくれたり、ブランコを腹ばいで使っていると
『座らないと危ないよ』
と指摘してくれるパターンです。
これをしてくれるのは大体3~4歳くらいの子のイメージですね。
自閉ちゃんは喋れないので当然無言なんですが、たいていは何を言われているのかイマイチわからないのかちょっと相手を見たあと同じことを繰り返し、また注意されたり諦められたりします。
②は同じ年くらいの子に多い反応です。
自閉ちゃんもお友達に興味がある年齢なのか、1~3人くらいで遊んでいる子に近寄っては
- 至近距離でニヤニヤと見つめたり
- 奇声をあげながらはしゃいで、何となく一緒に遊んでる感をだしたり
- お友達の行動を真似してみたり
するんですが、いきなり現れた言葉を喋れないストレンジャーに対して好意的に接してくれる子は少なく、たいていはタイミングをみて他の場所に行ってしまうか、一切存在をスルーします|ω・)
③は小さい子に多い反応ですが、自閉ちゃんが近寄るとその謎の存在感に圧倒されるのか固まってしまうパターンです。
突如乱入した自閉ちゃんが超ハイテンションで暴れ回るなか、オロオロととまどう小さい子…流石に申し訳ないので、こうなったら自閉ちゃんを抱えて他の遊具で遊ぶことにしています((+_+))
他の障害児はどこで遊んでいるのか
ここまで見てきたように、現在公園で超浮いている自閉ちゃん( ノД`)
正直私もリャマミも自閉ちゃんとの試練の日々を通じて、あまり周りの目が気にならなくなってきたので
『まぁ、私が相手の立場になっても同じ反応だよなぁ』
としか思わないのですが、同じような障害を持っている子が遊んでいる場所があればそこに行きたいなと思う事もあったり。
療育のお友達のなかには自閉ちゃんと同じく砂浴びをする子もいますし、奇声を上げる子も喋れない子もいるので安心感が段違いですからね٩( ”ω” )و
そういう意味では、同じような発達段階の子が集まる療育センターはほんと神組織ですよね…早く通常療育始まらないかな。
ちなみに私が感じる疑問として
他の障害児の子たちはどこで遊んでいるんだろう
というものがあります。
自閉ちゃんくらい障害が重い子はレアだとしても、発達障害の子や知的障害、身体障害の子ってそれなりにいると思うんですが、全然遭遇しないんですよね( ˘•ω•˘ )
どこか発達障害系の子たちが集まりやすい公園とか時間帯とかあれば、もう少し気楽に遊べるのになぁと思った今日この頃でした。
公園でハイハイするよ自閉ちゃん
なんか全体的にやや暗めになってしまったんですが、本来はこの小ネタを中心に公園ライフを爽やかに語ろうと思ってたので、最後にその写真を載せておきます!!
内容は公園でハイハイする自閉ちゃん( *´艸`)
あれですね、これも結構周りの子達に強烈なインパクト与えたらしく、真似する小さい子が続出するという大迷惑をかけてしまったんですが
このようにかなり高い段差というか手すりをハイハイで何往復もし
最後はズサーと滑る自閉ちゃん(*^^)v
30分近くひたすら一生懸命ハイハイで往復する姿に
『あの子なにやってるの??』
と小さい子からツッコミを受けてたり
『ぼくもやる~』
と追随者が現れたりなかなかのカオス空間でした!!
ちなみにハイハイでずっと頑張っていたのに、謎タイミングで
『そういえば、オレなんでハイハイなんてしてるんだろ??』
と急に立ち上がり歩きだし周りのオーディエンスを翻弄することも(^^)
根っからのスーパースター気質ですね( *´艸`)
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『重度知的&自閉症児は自転車に乗れるのか〜将来的な交通手段どうするか問題〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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毎日お疲れ様です。うちも浮いています(T-T)奇声はなく、石をひたすら並べる系なのでトラブルはないですが、、、。
やっぱり浮いちゃいますか…まぁ子どもは気にしてないと思うんですが、親が気にしちゃいますよね((+_+))
石をひたすら並べるのは見てて疲れそうですが楽しそうでもありますね。
ウチは集中力が続かないタイプなのでちょっと羨ましいです
はじめまして!
いつも楽しく拝見してます(^^)
クマヒロさんの文章が軽快で明るいのでこちらは楽しく拝見出来ていますが、実際は大変ですよね。
お疲れ様です。
うちにも知的障害ありの自閉症ボーイがいるのですが、多分近所に住んでいて同じ公園で遊んでいたなら…②の子ども達の中に分類されそうですね。
基本的に近くに誰か寄ってきても話しかけてきても反応せずに黙々と自分がしたい遊びをしてますし、作ったものを壊されても1〜2回くらいなら無言でまた作業を始めるか、少し苛立ちを見せつつ違う場所に移動しますね。
何度もやられたら奇声で反撃しますが(^_^;)
あと、4歳ですが身長体重共に3歳の子より小さいので幼く見られます。
…という事で、意外と同じ公園に発達障害児はいるかもです。
そしてその親御さん達は自閉ちゃんとクマヒロさんを見て色々理解しつつ敢えて声をかけないだけかな〜と想像してみました。
コメント頂きありがとうございます。
普段私はあまり気にしたことがないんですが、妻がこのブログをみて改めて思い返すと落ち込むと連呼してました(*_*)
色々ちょっかいをかけられてもすぐに反撃しないのは偉いですね、反撃も手が出ないのは凄いです!!
お仲間が身近にいるかもと思うとちょっと安心できます。ありがとうございました(*^^)v