こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は心優しき自閉ちゃんについて書いていきたいと思います。
是非ご覧ください。
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非暴力主義
自閉ちゃんが他害をしなくなってから早数年。
年長さんの年齢の時には、お友達を押したり、お友達を蹴ったりと非常に悪い方向に進みかけていましたが、先生や職員さんの粘り強い対応のおかげもあって次第に沈静化。
今では非暴力主義を貫くお子様になりました(^^♪
自閉ちゃんが他害をしていた時期は全体から見ればほんの僅かではありましたが、当時はお出かけの時にメチャクチャピリピリしてましたからね。
同じくらいの子にフラフラ近づいていくと
自閉ちゃんが突然押すのでは!?
と常に警戒モードでしたし、公園などでも自閉ちゃんが他の子の側に行くと声掛けをし、正気を取り戻させるという作業が必須でした。
楽しいはずのお出かけが常に緊張状態だったのは、親子共に非常に辛かったです………本当に他害がなくなって良かったです(・´з`・)
他害がなくなった自閉ちゃんですが、それ以降は逆に極端な非暴力主義に傾倒している模様。
なんかお友達にちょっかいをかけられたり、場合によっては攻撃を受けても、ひたすらニヤニヤしてるんですよね。
初めはリアクションに困っているだけなのかとも思いましたが、最近は遠慮のない関係である弟ちゃん相手にも反撃せず、アルカイックスマイルを浮かべるだけという究極の非暴力主義を身につけているので、大きな心で受け止めているのだと解釈しています。
比較的すべてを暴力で解決しようとする暴れん坊ベビー弟ちゃんの姿を見て、自分は非暴力不服従を貫こうと思ったのなら、弟ちゃんの存在が自閉ちゃんを成長させていると言えそうですね!!
身体の上に乗られても
自閉ちゃんが非暴力を貫くなか、弟ちゃんは
「自閉ちゃんもリャマミ&クマヒロも何しても怒らない気がする件について」
と思っているのか、座っていたりすると遠慮なくアスレチック代わりに乗っかってきたり。
もう本当に遠慮なく、ガンガン身体の上に登ってくるんですよね。゚(゚´Д`゚)゚。
弟ちゃん的にはまだ数キロだった赤ちゃんの頃のイメージで、人間登山を楽しんでいるのかもしれませんが、弟ちゃんは既に14キロ近い肉体を誇るため、思いっきり踏まれるとそれなりに痛いです。
しかも、自分の身体を安定させるため人の髪を掴んできますからね………順調に危険人物に育っていっています((+_+))
このような行動に対して、自閉ちゃんも数カ月ほど前までは
- 弟ちゃんを押して遠ざける
- 体勢を変えて人間登山をやめさせる
- その場から逃げる
と非暴力主義を貫きながらもそれなりに抵抗していたのですが、最近は
ただひたすら微笑みを浮かべ受け入れる
という謎の境地に到達。
なんか自閉ちゃんが悟りを開きました(゜o゜)!!
まあ本人的にはそれなりに嫌なんだとは思いますが、弟ちゃんは仕方ないなぁという兄としての余裕が極まってきたんですかね。
個人的にはちょっと弟ちゃんに甘すぎるというか、それなりに怒ってもいいと思うんですが
寝転んでクマヒロに歯磨きをしてもらっている時にお腹を踏まれても笑顔
だったりと逆になにをすれば怒るのかというレベルに達しつつありますし、今の自閉ちゃんは穏やかであることはブームなのかもしれません…反動が怖いですね。
回し蹴りを喰らっても
弟ちゃんの危険性が一番高まるのが、親子三人で寝る時です。
前にもブログに書いた通り、寝室統合以降クマヒロ・自閉ちゃん・弟ちゃんの3人で先に寝るスタイルなのですが、当然というか自閉ちゃんも弟ちゃんも中々寝ることなく、特に弟ちゃんは寝室を縦横無尽に駆けまわり布団にダイブしたり、クマヒロに投げ飛ばされに来たり、自閉ちゃんの身体の上に乗り避けられて布団に飛び込むという奇行を繰り返しています。
まんま自閉ちゃんですね( ノД`)
このように危険行為しか行わない弟ちゃんですが、近頃前回りを習得したことで危険性は更に高まっています。
それは
前回りが実質一回転してのかかと落しになるから
なんですよね。
グルリと勢いよく回転する弟ちゃん。
その踵がクマヒロや自閉ちゃんを襲うんです!!
クマヒロも顔面に喰らったことがあるんですが、これがかなり痛いんですよね(´;ω;`)
弟ちゃん自身は悪意はまったくありませんし、そもそも自分が回転しているなかでの出来事なので何が起こってるのかすら理解してないかと思いますが先日
布団で寝転びながらスマホの写真を見ていた自閉ちゃんの顔面に思いっきりかかと落しがヒットする
という悲劇が起こったんです。
結構凄い音がしたため、すぐに自閉ちゃんの様子を確認したのですが、そこには顔を抑えながら痛みを堪えつつも笑顔を浮かべる自閉ちゃんの姿が!!
痛いんだけど、という雰囲気こそありますが、弟ちゃんに対して一切抗議することのない姿勢はまさに聖人といって良いでしょう!!
しかし、流石に危ないですし、これは一方的に弟ちゃんが悪いので叱ったところ、弟ちゃんは訳が分からないのか泣くことに…すると自閉ちゃんも声をあげて笑っていました。
ちゃんと弟ちゃんが叱られてれば、それで喧嘩両成敗という認識なんですかね?
なんとも度量の広い9歳児です٩( ”ω” )و
非暴力主義を貫き、笑顔を絶やさない自閉ちゃん。
ただあまりにも弟ちゃんの攻撃が酷いと、いくら温厚な自閉ちゃんとはいっても、いつか反撃しそうですし、自閉ちゃんがずっと非暴力主義を貫けるよう、弟ちゃんをしっかりと叱りつつ自閉ちゃんに寄り添っていきたいと思います。
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『強度行動障害ではなかったです〜年1の主治医の診断で褒められる系男子〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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