こんにちは、『クマヒロ』です。
前回のブログ『自閉ちゃんと訓練会②~集団生活と身辺自立とお遊びと~』では自閉ちゃんが通っている訓練会での一日を紹介しました。
今回は訓練会に通って良かったこと、成長したことを中心に簡単にまとめたいと思います。
思ったより力が入ってしまい3回に分けることとなってしまいましたが、今回で最後ですので是非ご覧ください。
訓練会のココが良い!
- 幼稚園のプレよりも緩くて気楽に通える
- 色んなレベルの子がいて自閉ちゃんに良い刺激
- ボランティアさんが優しい&話を聞いてくれる
- 同じ悩みを持つ親同士で発達の相談がしあえる
- 待ち時間が多い分、その時間にママ達で色々話せる
- 同じような症状の先輩がいるので進路のイメージが持てる
- 療育に関する情報量が凄い豊富
- ママ友が出来る
こんな感じです。
この中でも大きいなと感じるのが①、②の幼稚園のプレ代わりになった部分と⑥の今後の進路イメージが持てたこと、そして⑧のリャマミにママ友が出来たことですね。
プレの代わりになった
実を言うと、自閉ちゃんは幼稚園のプレに行っていません。
これは訓練会でも結構レアで、みんな1回はプレに連れて行って、ダメならダメなりに感触を確かめて続けるかどうか決めるというパターンが多い中、我が家はプレに行かない選択を取りました。
理由は3つ
- 自閉ちゃんでは周りのレベルについていくのが難しい
- リャマミの鬱が加速する
- 訓練会が代わりになってくれる
まず自閉ちゃんの自閉傾向ですが、前回のブログでも触れましたが訓練会でもトップクラスです。
診断ついてorグレーな子たちの中に混ざっても目立つレベルです。
特に訓練会に入った当初は「椅子に座れない」「リャマミなしでは活動できない」「言葉での指示は入らない」と到底幼稚園についていける状態ではありませんでした。
また、控えめに見ても超絶大変な自閉ちゃんの育児疲れで、リャマミも精神的に相当参ってました。
いや、ホント大変なんですよ、自閉ちゃん((+_+))
それでも、他に代替がないなら歯を食いしばってプレに通うしかないのか…と思っていたところ、通い始めた訓練会が自閉ちゃんにとっては十分にプレの代わりになると感じたので、プレに行く必要がなくなったという感じですかね。
良くレベルの高い子と交流があるとそれに引っ張られて能力アップ!
みたいな事を言いますが、訓練会のグレーな子たちは大抵幼稚園に入るので自閉ちゃん的には文句なしにハイレベルちゃん達ですしね。
進路のイメージが持てた
これも大きいです。
訓練会に通う前は『これから自閉ちゃんはどうなるんだろう…』と漠然と不安だけがあった状態でした。
将来像が持てない。これは相当精神的に負担が大きく、私もリャマミもあまり将来のことは考えないという後ろ向きな対処方法を取っていました。
それが、訓練会OBOGがどうなったのかを聞くことができたおかげで
『自閉ちゃんは小学校どうなるんだろ?』
という疑問とも悩みともつかないものが
『自閉ちゃんは特別支援学校に通うことになるのかな。でも言葉が出て身辺自立できれば支援学級も行けるらしいな。だけど、近所の小学校じゃ支援学級は1学年に数人しかいないっていうし、良い教育受けられないなら特別支援学校もイイかもなぁ』
と具体性を持ち、悩みの段階があがりました。
結局悩んでるんじゃん!!
と思われるかもしれませんが、悩みが具体性を持つことで考えることがまとまり、話題も地に足がついたものになるので我々の精神衛生上ホント助かります。
ママ友ができた
一番良かったかもしれないのがコレです。
リャマミは26歳で自閉ちゃんを産んでいるんですが、同年代の友人は誰も子供がいないのでママ友がいませんでした。
性格的に暗いわけではないんですが、引きこもり気質で自分からグイグイタイプじゃないので、ある程度強制的に関わりを持つ場所、大学時代でいうと「サークル」「バイト先」「ゼミ」とかが一緒じゃないと中々話せず仲が進展しない、といった感じです。
その証拠に訓練会ではない公的療育では、自閉傾向の強い子のために無駄な時間が極力なくされていますし係もないので、親同士が強制的に場がなくて友達が中々作れていません。
しかし、訓練会は係の仕事は山積み、無駄な時間もたくさんということで、ある意味デメリットな要素なんですが、リャマミ的には強制的にママ同士で会話するチャンスになり、結果たくさんのママ友が出来ました。
やっぱり同じ悩みを持つ親同士で子供や療育の事だけでなく、色んな会話が出来るのは何よりのストレス解消になるようで、訓練会に通いだしてからリャマミも相当復活したので私的にはこれが一番うれしかったです(^^)
訓練会のココがちょっと大変!
- 係や役員の負担が大きい(幼稚園レベル)
- 急な予定変更が多く、自閉ちゃんが混乱しやすい
- 人数が自閉ちゃん的に多すぎる(最大40人over)
①はメリットもあればデメリットもあるという感じですね。
運動会、クリスマス会、謝恩会と季節ごとのイベントが盛りだくさんでそれは嬉しいんですが、親主体なので係がやることは場所取りから、グッズ購入、イベント内容の計画までかなり多く、幼稚園に行ったママ達に聞くと、場合によっては幼稚園以上に大変らしいです。
役員の仕事もこれに輪をかけてメンドクサク、今年のリャマミの愚痴キーワードトップ3に入っています。
②は専門療育機関じゃないので仕方ないですが、結構流動的な所があるので、自閉ちゃんのルーチンが崩されやすいという問題があります。
自閉ちゃんはルーチンを崩されると爆発して活動が出来なくなるので、今年度も訓練会で活動する以上何らかの対策が必要ですね…思いつかないですが(*_*)
③も仕方ないんですが、人数が多すぎると自閉ちゃんが興奮状態になって一切の言葉での指示が入らなくなるので現在進行形で困っています。
ただこれは今後ずっとついて回る課題なので、訓練会で練習できるんだと前向きに考えています。
まとめ
3回に分けて訓練会について紹介しましたが、こういった場所が近所にない方にはあまり関係のない話を続けてしまい申し訳ないです。
ただ、我が家も最初は少し躊躇していましたが、療育系の場所は通いだせば家で面倒見ているよりは楽!というのは自閉症児や発達障害児を育てている親御さんの比較的共通する意見かと思うので、もし迷っていたらまず見学してみるのをオススメしたいです。
訓練会の各種イベントは、5月に運動会があるのでその時にまとめてブログにしますので乞うご期待ということで!
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
また次のブログ『お別れ会と謝恩会とお花見と』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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