こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は特別支援学校面談シリーズのラストとして自閉ちゃんの一番病について書いていきたいと思います。
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一番病
成長するにつれて徐々に問題点が改善している傾向にある自閉ちゃん。
もちろん問題行動は絶えませんが、地獄の3~5歳の頃と比較すれば天使のように聞き分けの良い子になっています٩( ”ω” )و(当社比)
さて、そんな自閉ちゃんですが、支援学校の面談で指摘された問題行動として一番最後まで付き合うことになりそうだなと思ったものが
一番病
です。
これまでにも何回も触れたテーマではありますが、まだまだ全然治ってないみたいですね( ノД`)
具体的にどういう問題行動かというと極めてシンプルで、自分が一番に行動したいというだけのもの。
活動の時も一番にやりたがりますし、次の授業の準備も一番にやりたがりますし、給食も一番に食べたがりますし、放デイでのおやつも一番に食べたがります。
まあ、親的には『一番』というのは正確な表現ではなく
自閉ちゃん的には自分がやりたいと思ったタイミングで制止されない
という部分が重要なのかと思います。
自閉ちゃんは極めてせっかちなので、やりたいと思うタイミングがたまたま一番であることも多いのですが、ちゃんと『事前に』言い聞かせれば待てますからね。
この『事前に』というところが非常に重要で、この事前は時間的にいつまでに言えばいいというものではなく、自閉ちゃんがやろうと心に決めるよりも前という自閉ちゃん本位の時間軸のため分かりにくかったりするんですが((+_+))
崩れるきっかけに
この一番病ですが、何が厄介かというと
自閉ちゃんが崩れるのは大抵やりたいことを止められた時
なんですよね。
自閉ちゃんは可視化された順番は守るので、列になってやる順番が決まっている等であれば対応できるのですが、その辺りがフワフワしていると一番にやりたいと始まり、出来ると満足、出来ないと癇癪という感じです。
自閉ちゃんの希望通りにやると一番病が悪化してしまうので、あえて順番を遅くしたり、あえて順番が分からないようにしたり、固定化されないよう気を付けながら順番を決めてくれているのですが、ランダム要素が自閉ちゃんの精神にダメージを与えるんでしょうね( ˘•ω•˘ )
バスに乗る順番も列という分かりやすいシステムであるにも関わらずたまに急な癇癪を起しますし、一番病は自閉ちゃんの特性のなかでもかなり根源的な部分に根差したものなのかもしれません。
しかし、先生曰く2年生になったばかりの時と比べるとだいぶ癇癪が軽減されているという嬉しい情報も。
この調子が小学生のうちに日常生活に問題がない程度まで改善されるといいのですが、高学年になってくると今度は思春期で荒れるでしょうし、きっと毎年ブログでこの話題を取り上げ続けることになるんでしょうね…支援学校にいるうちに是非治って欲しいところです。
自傷に繋がらないように
ちなみに一番病ですが、去年は3回ほど傷やあざが出来るレベルの自傷に繋がったりもしているんですよね。
放デイで2回、学校で1回なっており、特に放デイは同じ放デイで同じパターンで顔をガリっと引っ搔いたとか…まあ職員さんは現場を見ていなかったらしいので、あくまで想像らしんですが。
特に放デイでの2回は慎重に治療したにも関わらず、顔に薄く跡が残ってしまっているほどです。
教育優先か安全優先かは難しい所ですが、自傷が出てくるレベルまで癇癪が起こっている場合は安全優先でお願いするしかないですね…まあ自閉症児はいきなりボルテージがマックスになったりするので、その辺りの調整が難しいとは思いますが(*_*)
今回の面談で示された
- お友達の荷物漁り
- 一番病
この二つは今後家でも継続的に気を付けていきたいです。
しかし、学校では自閉ちゃんの特性が一番病として先生の間で共有されてたのはちょっと面白かったです( *´艸`)
厄介な特性でも、柔らかな名称で呼ぶと気持ちが楽になることもありますし、大変だからこそちょっとしたユーモアが重要だなと思った今日この頃です。
是非ご覧ください。
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『孤独を宿した瞳をするようになってきた件〜自閉ちゃん褒めようキャンペーン〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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