こんにちは、クマヒロです。
今日は自閉ちゃんの成長のでこぼこについてまとめたいと思います。
思いのほか長くなってしまったので、前後編に分けることになってしまいましたが、是非ご覧ください!!
成長のでこぼこ
今日のテーマは『成長の凸凹(でこぼこ)』
全く関係ない話ですが、でこぼこの漢字の凸凹感って凄いですよね(゜o゜)
さて、自閉症を含む発達障害といえば成長のでこぼこが凄いというのが一般的なイメージですが、これまでのブログでも度々紹介してきたように自閉ちゃんも『デキる系男子な部分』と『デキない系男子な部分』のギャップが凄いことになっています( ˘•ω•˘ )
もちろん出来るところも通常発達の子に比べれば遥かに遅々とした成長ではありますが、それでも今の自閉ちゃんのなかには
1歳〜4歳くらいまでの発達段階が混在している
というのが私やリャマミの見解です。
なので、今日は新しい情報を書くというよりかは、これまでにも触れてきた自閉ちゃんの特徴を成長段階という観点でまとめてみたいと思います!!
それでは1歳レベルから4歳レベルまで様々な発達段階にある自閉ちゃんの実態をご覧ください。
1歳児レベルだと思うこと
まずは成長レベルが1歳児くらいと思われる部分は
- 言葉が出ない
- おもちゃで遊べない
この2つです!!
言葉が出ない
約1年前の発達検査でおよそ1歳8ヶ月の発達段階だという結果が出た自閉ちゃんですが、その中でもダントツに足を引っ張っていたのが言語関連の能力。
1歳というとエリートちゃんは『ママ』などの簡単な単語が出始める頃かと思いますが、自閉ちゃんは随分昔に単語っぽいものを消失して以来、言葉に頼らないコミュニケーション方法の模索に余念がないので、言語面は1歳レベルのまま( ノД`)
5歳になった今も
『あうぃー、や~~~~!!なむなむままぱぱぱ』
などといった謎の喃語を操るスタイルを変えません。
まぁ、言語面に関してはクマヒロもリャマミも
『早く喋るようになるといいな』
から
『いつか喋る日がくるといいね』
という考え方にシフトしているので、この部分は焦らず気長に見守っていきたいと思いますが、発語は自閉ちゃんの発達段階で文句なく最下位な要素といえそうですね(・´з`・)
おもちゃで遊べない
遊びの幅の少なさも自閉ちゃんの特徴の一つ。
まぁ、1歳は若干逆サバ気味というか、少し言い過ぎかもしれませんが基本
- 走る
- 飛ぶ
- 舐める
- 噛む
- 壊す
辺りがメインの遊び方なのでやっぱり1歳児レベルなのかもしれません(´;ω;`)
おもちゃも砂場セットを用途ごとに正しく使って遊ぶといったルールを理解しての遊びや、何かを組み立てるといったクリエイティブな遊び方は出来ず、何をやらせてもひたすら単純作業っぽくなってしまいます…おもちゃを使って遊ぶという事自体が苦手なんでしょうね。
今でも歌絵本やジグソーパズルのような自閉ちゃんの作業的ルーティンに組み込まれているもの以外では、一番活躍しているのはこどもちゃれんじについていた柔らかい布のマップで、遊び方はそれを持って走り回りたまにバサバサとするという単純さ( ノД`)
療育センターや預かり型民間療育でも
『自閉ちゃんはおもちゃで遊ぶのが好きでない子』
という認識をされているようですし、自閉ちゃんの中での発達段階はかなり低い水準といえます。
2歳児レベルだと思うこと
次は2歳児くらいのレベルに達しているような気がする事ですが
- 食具の利用(使う時限定)
- トイレ
- 言語理解
の3つが思いつくところです。
食具の利用
まずは食具の利用ですが、自閉ちゃんは
5歳になった今でも基本手づかみ食べ
というワイルドボーイ((+_+))
こう書くと
『えっ?手づかみ食べオンリーなら、1歳児レベルの方が近くない??』
と感じる方も多いかと思いますが、自閉ちゃんは稀に気分が乗った時はちゃんとスプーンやフォークを巧みに操って、スープやパスタなどの少し技術が必要なものも食べてくれるんですよ!!
…まぁ、本当に気分次第なんですが|ω・)
ただ、3歳位からチャレンジするという噂がある箸はまだ一切使えないので、ちょっとサバ読み気味ですが2歳児くらいかなと思っています。
3歳くらいの頃には一時期食具ブームが到来し、大人顔負けのスプーン捌きを身に着けかけたのですが、ブームが過ぎ去ると能力も消失するのが発達障害っぽいですよね…。
トイレ
ネットで検索したところ、一説には2歳半までに半数以上が開始するというトイトレ。
そのトイトレがパーフェクト停滞中ということもあり少し厳しい気もしますが、我が家的評価としては自閉ちゃんのトイレ能力は2歳児という感覚です( ˘•ω•˘ )
一応ルーテインとしては
- トイレに行く
- 補助便座を自分で設置し座る
- トイレットペーパーでお尻を拭く
- 水を流す
- オムツやズボンを履く
- 洗面所で手を洗い颯爽とリビングへ戻っていく
という一連の動きが完璧にインプットされていて、親の助けなしにこなすことが出来るのですが、肝心の排泄行為が1回も成功していないという…。
トイレに関してはルーティンとして完成すれば一気に3~4歳レベルにまで駆け上がることができる可能性を感じていますが、結果がまったく出ていない現状では発達段階はかなり低いと思わざるおえません。
言語理解
発語は1歳レベルな自閉ちゃんですが、逆に受け手側としての言語理解能力はどうかというと、2歳程度しかないのではないかというのが私とリャマミの見解です。
日常生活での『ルーティン』や過去に同様の行動を取った『記憶』と結びついている言葉への理解力はそれなりに高く3歳レベルはあると思うのですが、そういった要素に関係ない純粋な『言葉』への理解力は正直相当怪しいのが自閉ちゃん。
例えば今日もリャマミがお風呂出に自閉ちゃんが下着を探していたので、わかるだろうと思い
『下着は後ろにあるよ~』
言葉だけで伝えたところ、前の方をキョロキョロ。
恐らく『下着』と『ある』という言葉だけが理解できて、『後ろ』という位置関係をあらわす抽象的な言葉は理解できなかったんだと思います。
『後ろって、どこの後ろよ!!っていうか、後ろってそもそも何!?』
という感じなんでしょうか|ω・)??
言葉に指さしをプラスしたらすぐに理解したそうですが、このように単純な言葉でも2語文、3語文になると途端に理解できなくなる様子なので、言語理解は2歳レベルというのが妥当な気がします。
まぁ、一般に言われる
『単語が喋れれば2語文を理解できるし、2語文が喋れれば3語文まで理解できる』
という法則に当てはめると単語しか理解できないことになるので、本当は2歳レベルにも達していないのかもしれませんが(´;ω;`)
ただ日常生活に結びついているものだと『水持ってきて』『このゴミ捨ててきて』『下からオムツ置いてきて』『この洗濯物畳んでしまってきて』などなど言葉だけで行動に移してくれるので、親的にも自閉ちゃんがどこまで言葉を理解できているのか分からなくなるんですよね。
療育の先生とかも言語理解能力を妙に褒めてくれることもありますし、一応2歳児レベルだとは思うのですが、その辺り謎が多いですね。
プチまとめ
今日は自閉ちゃんのウィークポイントをまとめましたが、やはり言語面と創造性が致命的に遅れている印象ですね(・´з`・)
反対に画一的、作業的、反復性がある行動などは得意なので、次回紹介する3~4歳児レベルだと思われる能力はそういう性質のものが多くなります。
ちなみに遅くなりましたが、今回や次回で示す一般的な子どもの発達度合いはあくまで私がネットで適当に調べた程度のものなので
『クマヒロがみたホームページにはそんなことが書いてあったんだな』
程度の認識でいて下さると助かります(*^^)v
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはこちら
朝活の一環として玄関の整理整頓に勤しむ自閉ちゃん( *´艸`)
こっそり遠くから観察していたんですが、何回も靴の位置を入れ替えたり、時には靴箱の靴と出ている物を入れ替えたりと、まるで何かに憑りつかれたかのように必死に並べる自閉ちゃん。
その努力のおかげか、我が家の玄関は常に靴が美しく整然と並んでいます…こういうこだわりは悪くないですね٩( ”ω” )و
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『成長のおうとつが凄すぎる問題〜3~4歳の発達段階編〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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