こんにちは、クマヒロです。
今日は並べるのが大好きな自閉ちゃんの日常について書いていきたいと思います。
是非ご覧ください！！
並べ癖はじめました
前回のブログでもすこし紹介したんですが、自閉ちゃんにもついに自閉症児の代表的な傾向のひとつ
並べるのが好き
という特徴が現れはじめました|ω・)
前回と同じ画像ですが、こんな感じですね。
まぁ、この並び方にはあまり芸術性を感じなかったのか、翌日は違う配置になっていたので、まだそこまで強いこだわりではないと思うんですが、とうとう『並べ癖』が本格的に始まったという感覚です( ˘•ω•˘ )
昔から
- テレビのリモコンをテレビ台の角に合わせて置いたり
- ランチョンマットをテーブルにピッタリ合うよう調整したり
- コースターの位置にやたらとこだわったり
- 絵本の配置にこだわったり
と並べマニアの片鱗は見せていた自閉ちゃんですが、これまではたくさんのものを並べるというより、ひとつのものの配置にこだわるという感じだったので、成長につれて処理できる情報が増えてグレードアップしたのなら嬉しかったりします٩( ”ω” )و
ランチョンマットの端がピッタリにならないと号泣されたりすると
『自閉ちゃん神経質で困るわ～(´；ω；`)』
となるんですが、それが気分良く絵本を並べるという行動に変わると、行動自体は『ザ・自閉っ子』という感じは変わらないのに、ちょっと知的かつ落ち着いている雰囲気がプラス要素に感じられるんですよね！！
靴も並べてみたり
自閉ちゃんが並べるものは多種多様なんですが、今のところ完璧にルーティン化されているのが『靴並べ』です。
こんな感じですね(^^)
これはただ散らばっているものを直しただけではなく、わざわざ靴箱から自閉ちゃんセレクトで取り出し、不必要と思われるものは勝手にしまった上でキレイに並べるので、自閉ちゃん流の美学が体現されている構図かと思います。
ただ、一生懸命時間をかけて頑張っても並べ方がかなりヨレヨレな辺りは、まだまだ自分の美学を完成させるだけの器用さが足りませんね( *´艸｀)
また最近こどもチャレンジからきた謎ブロックを並べるのにもハマっている自閉ちゃん。
こうしてまともな遊び方をしているのを見ると、普通の子みたいでちょっと成長を感じます(*^^)v
これまではジグソーパズルなど決まった枠組にはめ込むタイプの遊びは好きでしたが、枠組みのない場所で自由に配置する遊び方は一切しなかったので、遊びの幅が広がった証拠なのではないかと夫婦ともども喜んだり。
並べるのが好きという特徴に関しては今のところ実害が少ないので、自閉ちゃんの成長の一環として大きな気持ちで見られるのが良いですね！！
親も並べるよ自閉ちゃん
『並べるちゃん』と化した自閉ちゃんですが、実害が少ないと書きつつちょっと困った事もあったりします(・´з`・)
というのは、自閉ちゃんが並べるのは何も物だけじゃないんですよ。
そう、親も並べるんですよね、自閉ちゃん。
例えばですが、イスに座っているクマヒロに
『クマヒロこっちきて』
とラグに来るように指示。
『ここ座って』
という感じでラグをバンバン叩くので、そのとおり座ると
『ごめん、足伸ばして』
と指示し、姿勢や位置を確認。
『ひざはすこし曲げて…そうそういいね〜。そのまま壁にもたれかかってみよっか』
とポージングを指示。
カメラマンか！！
このように何回かポージングを強要し、クマヒロの配置がベストだと判断されると次はリャマミを拉致し、同じようにポージングを強要。
散々親を付きあわせ、自閉ちゃん的にポジショニングが完成したと判断すると
『よし、完璧だな！！じゃ、遊んでくるわ』
という流れで親２人を放置し１人遊びを開始するという暴君っぷりを発揮する自閉ちゃん…これは並べ癖というよりかはジャイアン的こだわりですかね｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
その一方で、クマヒロ＆リャマミをベストな配置にセッティングしおえると、二人の間でゴロゴロを寝転びながらはしゃぐこともあり、完璧な美を目指して親を並べようとしているのか、ただ単に親に挟まれるためのベストポジションを探しているのかは判別が難しい所です。
このように少しだけ困ったところのある『並べ癖』ですが
- 並べる作業を通して器用さがアップしそう
- どうやって並べるか考える過程で知能や空間把握能力が向上しそう
- 遊びの幅が自然に広がりそう
- 親に指示するなかで言葉とか出てきそう（多分出ない）
などなど良い効用もたくさんありそうなので、少なくともしばらくは叱ったり、作業を止めたりせず、温かく見守っていきたいと思います( *´艸｀)
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはこちら
最近サワガニ探しにハマっている自閉ちゃん。
ちょくちょく近所の川に遊びに行っては、このように岩場にへばりついてサワガニ探しを楽しんでいます(*^^)v
まぁ、見つけても葉っぱを上から落として当てようとするだけなんですが、男の子なら誰でもやる遊びなので、仕方ないですね…。
集中しすぎると身を乗り出し過ぎて、頭から川にダイブしそうな雰囲気を醸し出し始めるので、落ちないようちゃんとフォローしたいと思います！！
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました！！
それでは、また次のブログ『恐怖の他害ブーム再び～間違ったコミュニケーションをどう正すか問題～』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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