こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は4月から始まった自閉ちゃんの給食ライフについて書きたいと思います。
まだ給食は始まったばかりなので短いブログになりますが、今後も定期的にふれる話題になりますので是非ご覧ください。
給食と幼稚園
給食…いい響きですよね。
自閉ちゃんが1歳の頃、まだ自閉症の症状に気づいていなかった私とリャマミは、将来くるだろう幼稚園入園戦争に向けて情報収集をしていました。
近所の幼稚園の情報を集めては色々な要素を比較検討していたんですが、選ぶにあたっての優先順位として考えていたのが
- 給食
- 近さ
- 評判
でした。
特に給食はなるべくなら『週5』、少なくとも『週2~3』で、毎日お弁当の所は作るのがキツイから却下とか、そんな会話で盛り上がっていたのを覚えています。
私もリャマミの立場だったら毎日作りたくはないので、『給食の回数が多い所にしようよ、あと給食美味しいとこがイイね』などと呑気な事を言っていました。
ちょうど近所に週5給食の幼稚園があるので、よほどお受験とかしたくならない限りはそこに入れるのかなと思ってましたが…結局自閉ちゃんは幼稚園に行くという選択はせず、そのため我が家では『給食』というワードが出てくることも少なくなりました。
療育センターと給食
季節は巡り3年後、とうとう4月から給食が始まりました。
昨年度から療育センターには週1で通っていたんですが、お弁当持参だったので給食はなかたんですよね。
しかし、前回のブログでも書きましたが、自閉ちゃんは食べられるものが10種類程度というかなり高レベルの偏食ちゃん。
昔は楽しみにしていた給食も、もはや恐怖の対象でしかありません…。
私とリャマミのイメージでは
- 行きのバスでグズる
- 教室の変更に戸惑う
- 長くなった授業にキレる
- 給食が食べられず号泣
- 帰りのバスで爆発
- 家でリャマミが泣く
という絶望のビジョンしか浮かびません((+_+))
①~③は慣れれば大丈夫だと思うんですけど、④の給食だけは食生活から改善されない限りどうしようもないですからね…死活問題です。
これが民間療育なら『食べられない子はお弁当でもいいですよ』『おやつの時間で調節しましょう』などと逃げ道を用意してくれてるところですが、そこは天下の公的療育機関。
『食べられない場合は食べない方向で』と子どもの療育優先のスパルタ指向です…まぁ、我が家ではなんだかんだ自閉ちゃんのワガママが通ってしまう環境なので、ビシッと『ダメなものはダメ!!』と言ってくれる療育センターの存在は有難いです。
給食のメニューはどんなの?
お弁当やおやつで何とかできないなら、給食のなかで何か食べられるものを見つけないと!という事で自閉ちゃんのクラスの給食メニューを見てみると
- ご飯、豚の生姜焼き、わかめと豆腐の味噌汁、牛乳、ゼリー
- カレー、野菜スープ、牛乳、プリン
- ミートソーススパゲティ、コンソメスープ、牛乳、ヨーグルト
うーん、見事に何も食べられない((+_+))
ご飯とヨーグルト、味噌汁の具が油揚げか大根の場合は食べられる可能性がありますが、その他はほぼノーチャンスです。
自閉ちゃんが昔を思い出してカレーを食べるようになる奇跡があるかもですが、銘柄が変わるだけで食べなくなるほど無駄に味に敏感な自閉ちゃん。望みは薄そうです。
生ピーマン食べられるなら何でもイケそうな気がしますけどね…謎味覚( ノД`)
自閉ちゃんは給食を食べられたのか?
そして、迎えた新年度一回目の療育センター。
朝から色々な出来事が重なりかなり不機嫌な自閉ちゃんは、お昼の時間になるとルーチンで『お弁当のタイムだ、早く用意しようぜ!!』とリャマミを促しますが、今日からは給食。事態が飲み込めないのか怪訝な表情を浮かべながらも、とりあえずセンターの先生が給仕してくれるのを待ちます。
目の前に並べられる給食。
緊張の一瞬です。
給食を目の前にした自閉ちゃんは…食べた!!!!!
食べました!!!
白米だけ!!!
…うーん、白米だけか((+_+))
まぁ、食べないよりはイイですね。
おかずには目もくれず、ひたすら白米だけを食べる自閉ちゃん。
お腹が空いているのか、すぐに食べ終わりおかわりをします…しかし、ルールでおかわりは2回まで。しかも1回の量が我が家の3分の1位なので、おかわりをしても我が家のお茶碗1杯分にしかなりません。
食べたりず不穏な唸り声をあげる自閉ちゃん。
そんなに食べたいならおかず食べれば良いのにと突っ込むリャマミ。
周りにはまだ食べ終わっていないお友達。
待たされてますます怪しく唸る自閉ちゃん…。
このままいつものパターンに号泣ちゃんに進化してしまうのか!?
…耐えた!!!自閉ちゃんが超不機嫌ながらも号泣までにはならず、何とかグズる程度で耐えきりました!!!!
結局自閉ちゃんはおかずやデザートを食べませんでしたが、白米だけで何とか給食の時間を乗り切ることが出来ました。
偉いぞ自閉ちゃん!!
こうして初日を乗り切った自閉ちゃん。お家でも炊き立てご飯の時には白米だけ食べることもあったんですが、給食でもその経験が活かされてとりあえずは一安心です。
その後も白米がある日は白米を。パスタが出てきた日には、なんと素パスタを3本くらい食べるという奇跡を起こした自閉ちゃん。
日々進化していますね!!
ただ、やっぱり量は全く足りないようで、給食やその後の時間は終始不機嫌なことが多いみたいです…特に白米が出ない日は一切食べない事も。
それでも少し安心なのが、周りのお友達も半分くらいは食べないらしいんですよね。
さすが幼稚園に行っていない子たちを集めた精鋭クラス、偏食もハイレベルです。
昨年度は一年間まったく食べなかった子もいたそうですし、白米だけでも食べられるなら何とか通えそうですね。
先生が白米しか食べない自閉ちゃんを見て、おかわりのタイミングですぐおかわりを出さず、少し間を置くことでおかずに興味を向けさせる作戦を試してくれるみたいですし、療育的な角度からの支援も豊富なので、1年間の療育の成果で自閉ちゃんの給食事情がどう変わっていくか定期的にブログにしたいと思います。
正直『1年間白米しか食べませんでした』という報告になる可能性もありますが、楽しみにしててくださいね(^^)
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また次のブログ『赤ちゃん返りはじめました~自閉ちゃんとハイハイとティッシュ祭りと~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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