療育

パパはロボット扱いだと言われた件について〜絵カードを見せて2秒以内に実物を渡す作戦〜

こんにちは、『クマヒロ』です。

今日は先日療育センターで受けた定期診察第二弾の内容について書きたいと思います。

なかなかハードな内容が続くんですが、是非ご覧ください!!

続・赤ちゃん扱いされる4歳児

先日の続きになりますが、先生から何回も一番最初の発達段階』だと言われた自閉ちゃん(´;ω;`)

その理由としては、自閉ちゃんの遊びの幅の狭さに加えて

  • 衝動性
  • 多動性
  • 注意力の持続性のなさ

が挙げられました…どれもこれも心当たりがありすぎる内容ですね((+_+))

診察を受けている時の自閉ちゃんやいつもの療育の様子を見ての判断だと思いますが、例えば

  • 物を投げたいと思えば、人にぶつかるとか後先考えずに投げる=衝動性
  • ずっと走り回ったり、一カ所に留まれない=多動性
  • 同じおもちゃで遊び続けられない、呼びかけなどに一瞬反応してもすぐ他に気が移る=注意力の持続性のなさ

こんな感じの評価のようですね。

まぁ、とにかく本能に忠実すぎるところに赤ちゃんらしさが溢れているという事でしょうね(*_*)

確かに自閉ちゃんを表すのに

『ちょっと衝動性が強くて、多動気味で、注意力が続かなくて、愛想がないけど、頬っぺたがポニョポニョしてて可愛い4歳児です!!』

と言えば自閉ちゃんの個性の7割方は伝わりそうですから、脱・赤ちゃんのためにはもう少し考えて行動できるようになったり、一カ所に留まれるようになったり、人の話をしっかり聞けるようになる必要があるみたいです(´;ω;`)

パパはロボット!?

自閉ちゃんが赤ちゃん扱いされているなか、先生が発した衝撃のフレーズ第2弾

『自閉ちゃんにとってパパはロボット的な扱い』

というもの…先生ホント容赦ないですね。゚(゚´Д`゚)゚。

どんな話の流れでこう言われたかというと、私が

『自閉ちゃんが固い物を投げる時きつく叱るようにしてるんですが、自閉ちゃんが私の顔色をうかがって物をゆっくり転がしたり、激しく転がしたり、下手投げで投げてみたり、どこまでならOKなラインか確かめるながら行動するようになった』

『親の反応をうかがいすぎてるのは良くないのかと悩んでいます。叱らないほうがいいんですかね??』

と先生に相談したところ

  • それは、投げ方でパパの表情がどう変わるか確かめてるだけ
  • 自閉ちゃん的にはパパがロボットで、投げる度に表情が変わるのがオモチャみたいで面白いという感じ
  • 親の反応をうかがって行動を変えるのは高度なことなので、自閉ちゃんはそこまで理解できるレベルではない
  • 自閉ちゃんにとって、まだパパを理解できてないかも(ママは流石に大丈夫らしい)
  • ただそのやり取りはコミュニケーション遊びの一貫としては悪くない

などと一切の忖度なしのパワーワードのオンパレードを喰らうことに。

いや、いくら自閉ちゃんといえども『クマヒロをパパとして理解&オンリーワン扱い』はしてくれてますよ多分!!

…理解してますよね、そこは信じて良いですよね|ω・)??

しかし、先生ちょっと自閉ちゃんに辛くないですか( ノД`)

2歳半の初回診察の時には

『ママのことを手(道具)として認識してますね』

と言われているので、あれから1年半経って『リャマミをママとして理解』との先生のお墨付きが出たあたり、先生も自閉ちゃんの成長を認めてくれてはいるんでしょうけど、まだまだパパの理解は怪しいと思われてるんですね。

私もリャマミもこれは流石に分かってるでしょ派なんですが…自閉ちゃんに聞いても答えてくれないし、証明が難しいですね(*´꒳`*)

続・絵カード(PECS)のススメ

先生から次々に繰り出される攻撃によりリャマミ&クマヒロが疲弊するなか、圧倒的に不足気味の自閉ちゃんのコミュニケーション能力強化のために先生からオススメがあったのが『絵カード』特に『PECSです。

はい!!先生それ知ってます!!!

何故なら

前回の診断で教えてもらったから!!

すいません、教えてもらったのにあまりやってません(*_*)

『いや、教えてもらったならヤレよ』という話なのかもしれませんが、知識としては仕入れるもののなかなか実践までには至らない事に定評のあるリャマミ&クマヒロ。

とりあえず、今回も初めて聞いたような顔で、具体的な使い方など役立つ情報を教えてもらうことに。

今、私やリャマミは絵カードをお出かけの場所を教えるときに見せるくらいなんですが、先生から新たにオススメされた使い方は『絵カード』を見せてすぐ『実物』を渡すことで、自閉ちゃんが絵カードを使って親にコミュニケーションを取れるようにしようというもの。

そのなかでしきりに先生が

『この方法なら喋れない子でもコミュニケーションが取れる』

『喋れなくてもコミュニケーションの幅を増やせる』

と聞きようによっては

『自閉ちゃんは今後も喋れないだろうからコレ使えよ!!』

と聞こえなくもない論調で話していた気がしますが、その部分はとりあえず今は忘れることにします…メッチャ気になりますが(*_*)

絵カードは2秒以内が勝負

絵カードを見せてすぐ実物を渡すということですが、どのくらいすぐかというと

『自閉ちゃんには絵カードを見せて2秒以内、遅くとも5秒以内』

には実物を渡さないとダメという事…タイミングシビア過ぎませんかΣ(゚д゚lll)

時間が空くと自閉ちゃんの注意力の持続性の無さが炸裂して、絵カードと実物の関連性がわからなくなるらしいです…いや、さすがに自閉ちゃんと言えども10秒くらいは大丈夫じゃないですか??

…やっぱ大丈夫じゃないかな(*´꒳`*)

絵カードや実物として渡すものは自閉ちゃんが好きなもの

これは分かりますね、好きなものでないと欲しがらないでしょうし。

先生いわく絵カードを使ってのコミュニケーションで失敗しやすい事例としては、親がやらせたい事や抽象的な行動をカード化しがちなパターンとのこと。

『静かに』とか、『椅子に座って』とか、『待って』とかですかね??

そういうことを絵カードにしても

  • 好きでない
  • 抽象的でわからない

ということで、子ども的にコミュニケーションツールとして使う気にならないみたいです。

つまり自閉ちゃんの絵カードは『好きなもの』で『2秒以内に出せる』必要があるんですね…ということは

『プチダノン』と『ふりかけ』しかないでしょう!!

  1. プチダノンやふりかけの絵カードを見せて
  2. すぐ実物を出す
  3. これを繰り返すと自閉ちゃん的に絵カードと実物が結びつく
  4. そのうち自閉ちゃんが絵カードを持ってきて実物を催促しだす
  5. 絵カードの種類を増やすと自閉ちゃんがやりたいことを全部絵カードで伝えだす
  6. グッドコミュニケーション完成!!

完璧な計画ですね。

なんか、食べ物使ってると若干『ペットのしつけ』感がある気がしますが、そこは気にしないことにしましょう(・´з`・)

今回はもう絵カード用のインクもAmazonでポチったので、ちゃんと実践します!!

必ず近々報告するので、もし報告がなかったら

『おい、お前らまたサボってんな!!』

と催促お願いします|ω・)

そういえば進路も決まりました

忘れてましたが、進路も決まりました!!

療育センターに週5で通うコースです(^^)

先生も私達も他の話ばっかしてたので、最後に

『そういえば療育週5でいいですか?』

『はい』

程度の超シンプルなやり取りしかなかったんですが、先生的にも我が家的にもこの選択肢がベストだと思っているので、その見解は一致していて良かったです。

次の発達検査の結果はどうなるのか…

先生からかなりボロボロな評価を受けている気がする自閉ちゃんですが、この調子だと次の発達検査ではどんな結果が出るのか今から戦々恐々です((+_+))

先生的には自閉ちゃんは

  1. まだ赤ちゃん
  2. 言葉もしばらくは無理
  3. パパの認識も曖昧
  4. まずはコミュニケーションを取ろうとすることから教えないと

という感じの評価っぽいので、ひょっとしたら自閉ちゃんはかなり重度ちゃんなのかもしれません…っていうか改めて箇条書きにするとヒドイ評価だな( ノД`)

私やリャマミ的には自閉ちゃんは出来ることも増えてお手伝い(邪魔ともいう)もしてくれますし、理解していることや先読み能力も向上しているので、その辺りが上手く先生に伝わってないだけなのかな?とも思っているんですが…。

次回の診察までに、絵カードを駆使してコミュニケーション能力を磨いて、先生に赤ちゃんじゃないところを見せないとですね!!

最後にカワイイ自閉ちゃんで癒されようのコーナー

今日の自閉ちゃんはこちら

マジマジと器を観察し美しさを楽しんだ後、3回まわしてから味噌汁を飲む、風流な茶人チックな自閉ちゃんです(^^)

この頃偏食はかなり改善気味なので、近々食事を題材にブログにするかもですね!!

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

それでは、また次のブログ『自閉症にいつ気づいたか〜疑い出した時期ときっかけ〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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