１時間の常同行動〜自閉症児の本気のこだわりを見まして〜

こんにちは、『クマヒロ』です。

今日は自閉ちゃんの公園での遊び方のなかで自閉症児っぽいなと思う内容について書いていきたいと思います。

是非ご覧ください。

自閉症児っぽい公園遊びまとめ

少し前にブログで書いたかと思いますが、真冬になってから公園ブームが到来した自閉ちゃん。

土日になるとクマヒロと公園巡りをするのですが、今日は自閉ちゃんの公園遊びのなかで自閉症児っぽさを感じる瞬間についてまとめてみたいと思います。

砂落とし

まずひとつ目は砂をマンホールや側溝に落とすというシンプルな遊び。

これは自閉症児っぽいというか

赤ちゃんっぽい

というカテゴリーかもしれませんが、とにかく砂や木の枝などを穴に落としたがります。

普通の子なら成長につれてもう少し創造的な、例えば砂でトンネルを作るなどの砂遊びに発展するのかもしれないのですが、残念ながら自閉ちゃんの発達段階ではそこまで至らず。

日々マンホールなど自閉ちゃん的にいい感じの穴を見つけ、そこに砂を落とし続けています( ˘•ω•˘ )

ちなみに長いときは20分くらい延々と真顔で作業繰り返し、クマヒロの呼びかけも基本スルー。

やっぱりちょっと自閉症児っぽい遊びですね。

剥がれそうな樹皮チェック

これも単純作業系の遊びです。

大きなある程度樹齢を重ねた樹木などで、樹皮が浮いていて軽く指をかけるだけでポコっと外れるものがあるかと思いますが、それを探しては取ろうとする自閉ちゃん。

指で軽く触るとポコッと落ちるのが楽しいらしいのですが、あんまり木には良くなさそうですよね…((+_+))

ただ、どんな公園でも大きな樹木を見つけると真っ先に駆け寄り樹皮チェックを始める自閉ちゃん。

色んな角度からチェックするためか、頭をぶんぶんと振りながら樹皮の様子を確認している姿がかなり妖怪っぽいです！！

深夜の公園で出会ったらダッシュで逃げたくなる奇行ですね(゜o゜)！！

落ち葉踏み

最後はこれまた自閉症児っぽいというより赤ちゃんっぽいカテゴリーな気もしますが、ひたすら落ち葉を踏むというもの。

シャクシャクした感触と音が子ども心をくすぐるんでしょうね。

ただ、やはりこれも作業的な感じで何かに追われるように真顔で踏み続けてるので若干怖かったり。

しかも、他の子や犬が落ち葉を踏むと縄張りを荒らされていると思うのか、自閉ちゃんも近くで落ち葉踏みに参戦するのでそこはやめて欲しいところですね。

たいてい相手は乳幼児なので自閉ちゃんが威圧しにいってる感じになっちゃいますからね(・´з`・)

１時間連続落ち葉踏みチャレンジ

このように自閉症児らしさ満開の遊びを繰り返す自閉ちゃんですが、先日とある自然公園でこの３つの遊びが同時に遊べる地獄のようなコースが自閉ちゃんにより発見されてしまいました( ﾉД`)

その自然公園自体はこれまでもちょくちょく遊びに行っていたのですが、これまでは

若干不穏な遊びも挟みつつ普通に遊んでいた自閉ちゃん。

私も斜面駆け下りなど一部の危険行為以外はまったりと楽しんでいたんですが、自閉ちゃんが厄介なコースを発見してしまいました。

それが

テニスコートをグルっと囲んだ側溝

という自閉ちゃんにとっての最高のプレイスポットです！！

その公園には大きなテニスコートがいくつもあり、フェンスで区切られたコートの外周に側溝があるんですが、そこにあるんですよね

落ち葉と砂と木が！！

側溝に溢れんばかりに満ち満ちている落ち葉、テニスコートとの間にたまっている砂、落ち葉の原因となっている木…完璧です。

自分にとっての無限ループスポットが身近にあったことに気づいた瞬間、側溝にはいりガサガサと落ち葉を踏み分けながら進む自閉ちゃん。

丁寧に落ち葉を踏み終えると、テニスコートとの境目に堆積した砂を側溝に落とし、また大きな木を見かけると側溝の中から樹皮チェックし、それが終わるとまた一周という形で落ち葉踏みを始めるという悪夢のルーティンが開始されます(´；ω；`)

しかも、落ち葉が靴にはいるのが嫌なのか、一周することに靴を脱ぎ丁寧になかのゴミを払ってから靴に砂を落とすなどの奇行も併発。

靴に異物が入ってるのが嫌なのか楽しいのかどっちなんですかね(*_*)

結局この日は約１時間この周回コースを一緒に歩くこととなり、久々に15000歩以上歩くこととなりました…。

靴にメチャクチャ落ち葉や砂が入ってリャマミに嫌がられましたし、落ち葉が撤去されるまではしばらくこの公園に行かないほうがよさそうですね…。

ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました！！

それでは、また次のブログでお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~

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