こんにちは、クマヒロです。
今日は『乳幼児とハイハイ対決するよ自閉ちゃん』『謎の絵本を買ってみた』の2本立てで書いていきたいと思います。
是非ご覧ください!!
乳幼児をハイハイで威嚇する5歳児
まずは先日行きつけの公園に行った時の話です。
その公園にはいくつかの遊具が点在していて、自閉ちゃんはそのうち4つの遊具を順番に遊び、飽きるまで何週もそれを繰り返すというルーティンを確立しているんですが、ルーティンに組み込まれた遊具のひとつに、3~6歳用と書かれているもののどうみても1~3歳くらいの子向けの小さな滑り台があります。
普段はあまり人気がなく使っている子がほとんどいない滑り台なのですが、その日はたまたま1歳くらいのヨチヨチ歩きの子がその滑り台を占拠。
こういう時、皆さん的には自閉ちゃんはどのような反応をすると思いますか??
自閉ちゃんテストという事で4択にしてみましたので、せっかくですし選択肢の中から答えを選んでみてください|ω・)
- 『あそこはオレの場所だよ!!』とキレながらクマヒロに訴えかける
- 『ここはオレの場所だよ!!』と実力行使にでる
- 『ここはオレの場所なんだけどな~』と近くで待機しプレッシャーをかける
- 『なんでオレの場所が盗られてるの??』と号泣する
解答は決まりましたか??
それでは正解発表です。
正解は…
③『ここはオレの場所なんだけどな~』と近くで待機しプレッシャーをかける
です٩( ”ω” )و
皆さん当たりましたでしょうか??
そう、自閉ちゃんはこういう時まず地味にプレッシャーをかけに行くんですよね。
いちおう『順番を守らなきゃ』という意識はあるみたいです…意外と賢い(*^^)v
という事でこの日もかなりの至近距離で順番待ちをする自閉ちゃん。
普通であれば遊んでいる子も一通り遊ぶと譲ってくれるんですが
今回の相手は1歳児
一緒に来ているパパが
『お友達が待ってるからあと一回遊んだら終わりだよ~』
と誘導してくれるんですが、そこは赤ちゃん。
お構いなしに滑り台を長時間占拠します。
何回もハイハイで滑り台を逆走し、登りきるとすくっと立ち
『あれだわ…いま分かったけど、やっぱり世界はオレのものだわ』
というような全能感あふれる表情で辺りを見回すという行為を繰り返す赤ちゃん…可愛い(^^)
大人的には赤ちゃんがやることですし『可愛いなぁ』ですむ話なんですが、珍しく大人しく順番待ちしている自閉ちゃん的には許されざる蛮行。
徐々に赤ちゃんとの距離を縮め
『正義の鉄槌をくらわしてやるよ!!』
という雰囲気を醸し出します。
自閉ちゃん、押す気だな(゜o゜)!?
危険を察知し、すぐに抵抗する自閉ちゃんを抱え距離をとり、他の遊具までもっていくクマヒロ。
しかし、ルーティンにこだわりがあるのか、赤ちゃんに腹を立てているのか、すぐに走って滑り台に戻る自閉ちゃん。
遠巻きに『アー!!アー!!』と声をあげ
『クマヒロ、あいつがルールを守らないんだよ!!何とかしてくれよ!!』
と主張しますが、普段からルール無用系男子な自閉ちゃんがそれを言っても全く説得力がないという…いや、キミも色々ルール守ってないからね(・´з`・)
赤ちゃんに近づこうとする自閉ちゃんを必死で抑えこむクマヒロ。
(恐らく)赤ちゃんにアタックをすべく脱出を試みる自閉ちゃん。
無駄に白熱した攻防が繰り広げられるなか、とうとう根負けし座り込む自閉ちゃん。
『ようやく落ち着いたかな』
とクマヒロが油断した瞬間、自閉ちゃんが予想外の一手に出ました!!
ハイハイです
ハイハイ
ハイハイですよ
5歳児ハイハイですよ
ビックリですよ
滑り台のうえで『ワールドイズマイン』という表情を浮かべる1歳児を威嚇するように
ハイハイでグルグルと周囲をまわる自閉ちゃん
…正直ちょっと面白いです( *´艸`)
多分赤ちゃんがハイハイで滑り台を逆走しているのをみて
『あれか?オレもハイハイすれば滑り台で遊ぶ権利が得られるのか??』
という発想に至ったのではないかと想像しますが、5歳児がハイハイをしている姿は客観的には異様の一言。
その尋常ならざるプレッシャーに負けたのか、それとも長時間独占しすぎたことを申し訳なく思ったのか、パパが赤ちゃんを抱えて移動してくれたんですが、1歳児相手に遊具を譲らせるとかちょっと大人げないですね…まぁ自閉ちゃん的には『順番守ろうぜ』という事なんだと思いますが( ˘•ω•˘ )
とりあえず1回だけ滑ったらいつもの自閉ちゃんに戻りハイハイモードは解除されたものの、ルーティンに固執しすぎる癖は少しでも緩和したいものです…。
謎の絵本を買いまして
先日赤ちゃん本舗で自閉ちゃんと一緒に新作歌絵本を探していたところ、このような謎感溢れる本を発見しました!!
おはなし絵本(゜o゜)!?
なんですかね、これ??
最初童謡を中心としたオーソドックスな歌絵本の新作だと思って手に取ったんですが、よくよく説明書きをみてみると
世界の名作童話を朗読してくれる
というありそうでなかった新ジャンルの模様!!
ボタン形式の読み聞かせ絵本…新しいですね( *´艸`)
コロナ自粛で暇を持て余していた自閉ちゃんのためメジャーどころの歌絵本をあらかた揃えてしまい、新しく購入しようと思ってもほぼ曲がダブってるものしかない状況となっている我が家にとって、こういった全くの新ネタは貴重なのでとりあえず反射的に購入することに。
自閉ちゃんも
『新しい歌絵本ゲットだぜ!!』
という感じで興奮していますが
歌が流れると思ったら謎の朗読が始まった
となると、どんな反応をするか楽しみでもあります。
帰宅後、早速開封し自閉ちゃんに渡してみると、すぐにボタンを押し始めますが
『シンデレラ。昔々あるところに〜』
というガチ朗読がスタート。
想定外の展開に怪訝な表情の自閉ちゃん。
色んなボタンを押しますが、どれもこれも朗読が始まるばかりで歌は聞こえてこないという異常事態に
『なんか思ってたのと違うわ』
と童話絵本を放置する自閉ちゃん…やっぱりダメですか(´;ω;`)
流石にガチ朗読はハードルが高すぎましたね…自閉ちゃんにはまだお話の流れを理解して楽しむまでの能力は育ってないでしょうし。
『…まぁ、すぐに喰いつかなくても半年後とかに急にブームが来たりするし、多分無駄にはならないからそれまで待ってよう』
と思い直し、いつもどおりの日常を送っていると、ふと謎の音が鳴っていることに気づくクマヒロ。
『アルプスの少女 シンデレラ』
『ブレーメンの シンデレラ』
『こぶとり シンデレラ』
『花咲か シンデレラ』
『みにくい シンデレラ』
シンデレラは派遣社員かなにかなの( ˘•ω•˘ )??
海外出張までこなしてるみたいですね…明らかにクマヒロより働いてますが、最後にディスられてるあたりノルマが未達成だったりしたんでしょうか??
あまりのシンデレラ率の高さに、思わず心の中で突っ込むクマヒロ。
音楽が流れない事で最初は興味がわかなかった自閉ちゃんですが、その素っ気ない『ガチ朗読』というスタイルが自閉ちゃんの中に燃え盛る『DJソウル』を刺激したのか、早速色んな組合せを試し始めたようです…やったぜ٩( ”ω” )و
最初は『シンデレラ』にあう枕詞とタイミング探しに余念がなかったのですが、近頃はお話自体にも少し興味は出てきたのか、継母がシンデレラに対して小言をいうあたりまで聞き入ることもしばしば。
朗読を聞くとなんとなく言葉への理解力が上がりそうなイメージがありますし、この調子で一話丸々聞いてくれるようになると嬉しいです(*^^)v
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはこちら
スリッパの魅力に憑りつかれてしまった自閉ちゃん((+_+))
どこに行くにもこのスリッパを履いて移動するため、転んでけがをしないよう固く封印したのですが、スリッパがないと物足りないのか玄関でクマヒロやリャマミのサンダルを履いて寂しさを紛らわせている模様。
自分用のピッタリサイズのものには興味がないようなので、このブカブカ具合が楽しいんでしょうね…自分も小さい頃おなじようなことをしていたので気持ちは分かるんですが、ちょっと危ないので止めて欲しいですね(・´з`・)
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『スピリチュアル系自閉症児〜謎バイバイが増えまして〜』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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