こんにちは、クマヒロです。
今日は久しぶりに自閉ちゃんの発語事情について書いていきたいと思います。
是非ご覧ください!!
我輩は自閉ちゃんである、単語はまだない
このブログをいつもご覧になって下さっている方にとっては今更な話題ですが、自閉ちゃんはまだ一切しゃべれません。
単語の発語もありません。
喃語オンリー5歳児です!!
あれですね、ブログではいつもクマヒロが勝手に自閉ちゃんの考えを補足(妄想ともいう)して言葉を喋ってる風にしているので
『知的重度&自閉症の子でも5歳になれば凄い喋れるんだな~』
と勘違いしてらっしゃっる方がいそうで申し訳ないんですが、自閉ちゃんが喋っている風になっているところは全て『アッ』という発音の微妙な強弱やニュアンスを解釈したものなんです…|ω・)
正直5歳になって単語も喋れないのは、療育センターに通う本格的自閉っ子のなかでもなかなかレアな存在。
リャマミが把握する限り、色んな療育を見渡しても単語も一切話せない自閉ちゃんレベルの子は同世代に3人くらいですし、意外とみんな発語があるんですよね…ちょっと賢すぎませんかね( ˘•ω•˘ )
自閉ちゃんも1歳半~2歳の頃にはマンマやパパやバナナ、パンなど多彩な単語を発声していたんですが、成長と共にそれらの発語も消失。
まぁ、リャマミは
『最初からあれは単語の発語じゃなくてクマヒロの妄想だから、消失したわけじゃなくて元から無いんだよ』
派なんですが、そんなこと言いながらも当時は
『いまパンって言ったよね!?早くママって言わないかな〜』
などとノリノリだったのでやっぱり単語は消失したんだと思います…早く帰ってきておくれ単語ちゃん((+_+))
喃語が多彩な5歳児
そんな単語消失系男子の自閉ちゃんですが、ここのところ超喃語ブームが到来!!
『もう普通に喋る方がよっぽど簡単なんじゃない??』
と思えるほど多種多様な喃語を操ります。
どんな喃語を喋っているかを文字にするのは難しいのですが、あえてチャレンジすると
『アィーヤゥー…タパティアー↑↑ウゥーイアー…アゥー⤵⤵カパカパカパカパ…ウエイヤァ…アァーーー⤴⤴』
こんな感じです!!
…全く伝わらないと思いますので、今度喃語タイムの時に録音しておきますが、こんな感じの謎言語を一日中喋っている感じですね。
やっぱり、これもう喋った方が簡単じゃないですかね|ω・)??
まぁ、親が理解できていないだけで自閉ちゃんが既に独自の言語を開発していて
『クマヒロもリャマミもこれだけ話しかけているのに理解できないのか…なんか2人で楽しそうに喃語で会話ごっこしてるし…。この2人に言葉はまだ早いみたいだし、もう少し成長するまで独り言でも喋りながら待ってやるか(・´з`・)』
と思っている可能性もゼロではありませんが、そこまで賢いなら日本語もマスターできそうですし、やっぱり喃語は喃語ですね。
とは言っても、喃語でも喋ってくれるのは嬉しかったりします(^^)
私もリャマミも言語面での成長はあまり期待はしていないですが、ずっと喃語を聞いているとたまにそれっぽい言葉が聞こえる気がしますし、無口よりは将来的な期待がもてそうですしね!!
個人的には歌絵本で能動的に歌を聴いていたり、こども図鑑を持ってきて私やリャマミに載っているものを言わせるなど、日々の積み重ねが喃語力向上に役立ったのではないかと思っています…だから、ついつい歌絵本や図鑑ばかり買っちゃうんですよね( *´艸`)
しかし、自閉ちゃんの事ですし、喃語ブームも単なる一過性のものである可能性も否定できません。
喃語の消失
は単語消失以上のショックを受けそうなので何とかして阻止したいです…阻止の仕方はわかりませんがとりあえず歌絵本と図鑑で何とかなりませんかね(´;ω;`)
独り言が多かったり
喃語ブームにわく我が家ですが、ひとつ気になることがあります。
それは
自閉ちゃんが喃語を話す時はほぼ独り言
という点。
たとえば、自閉ちゃんが一人あらぬ方向を見ながら『ウイァ~⤴⤴』と喃語トークを繰り広げているときに
『自閉ちゃん何おしゃべりしてるの~??』
と絡みにいくと100%喃語が止まるんですよね。
そもそも誰かに向かって喃語で語りかけることがないというか(*_*)
たぶん自閉ちゃんにとって喃語は
『遊び』
の一環で
『コミュニケーションツール』
ではないんでしょうね。
誰かに話しかける時は『アッ』オンリーですし(-。-)y-゜゜゜
このあたり上手く繋がれば発語に繋がりそうですが、今は贅沢を言っている場合でもないですし、喃語ブームが続くよう余計な手出しはしないでおこうと思います。
喋れないの幅が広い件
最後に自閉っ子を育てている人が一度は直面するだろう
喋れないというワードの意味の幅が広すぎる問題
について触れます。
そうです
『ウチの子まだ全然喋れなくて〜』
という会話になった場合、どれくらいのレベルなのか分からなくて困るアレです。
子どもについての会話のなかで『喋れない』というワードが出てきた場合
- 発声がない or できない
- 喃語のみ
- 単語のみ
- 2語文くらい
- 3語文以上いけるけど会話が上手くない
- 同年齢の子より喋りがつたない
これくらいの範囲が全て『喋れない』に凝縮されてくるので、うかつに勘違いして
『ウチの子も喃語しか喋れなくて~』
などと言ってしまうと相手が④くらいの段階でお互い反応に困ってしまうという事態になりかねません(*_*)
逆に私やリャマミがサラッと
『ウチの子5歳なんだけど、まだ喋れないんだよね~』
というと体感的に障害児が身近にいない人はたいてい④~⑤くらいの意味で理解する気がします。
というか⑤が一番多い気がしますね|ω・)
私も自閉ちゃんを育ててなかったら
『人見知りちゃんなんですね』
という程度の理解だったと思いますし…日本語って難しいね(・´з`・)
こういった誤解を招きやすい
『喋れない』
という便利ワード。
なので『喋れない』という言葉を使う時はセットで
『単語も喋れなくて、喃語だけで~』
などと補足を交えるとその後の流れがスムーズになりますし、お互い気まずくなることが少なくなると思うので、みんなが補足する世界になれば良いなと願っています!!
…というか、私が一番補足するのを忘れるので、自戒を込めて(´;ω;`)
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはこちら
お子様に大人気の『ぷるんぷるんQoo もも』を慎重に、舐めるようにゆっくりと飲む自閉ちゃん。
自閉ちゃんはこういう吸うと一気に出るタイプの飲み物が苦手なので、一度飲み始めると真顔で5分くらいはチューチューしてくれています…ちょっと楽でイイ感じですね( *´艸`)
低カロリーですし栄養も添加されているみたいなので、こっそりおやつの方向性をチョコ系からゼリー飲料に変えたいですね…。
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『言葉の理解とひらがなの勉強~意外と賢いよ自閉ちゃん~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
あと、にほんブログ村や人気ブログランキングに参加していますので、もしよろしければ下のバナーをクリックしてもらえると嬉しいです(^^)
「喋れないの幅が広い件」めっちゃ分かります!!
うちは5歳2カ月で、自閉傾向なしの知的オンリーなので、一応④ですが、認知が1歳代です。
なので、一応言葉は喋ってますが、会話にはならないというか、、、オムツもまだまだ外れないですし。
それぞれ悩みは違いますが、日々励まされてます!!
なるほど、喋ってくれていてもいても会話にならないのは結構ヤキモキしそうですね…。
オムツは小学校に上がる前に外れたらOKというローカルルールがあるので、私はそれを信じています(笑)
色々と大変かと思いますが、ともに頑張りましょう(*^^)v
喋れないということもそうですが、自閉症、と言う診断名でもなんかギャップを感じるときがあります。自閉症といいつつ、自閉症の程度を知らずにグレーのこの親と話すとなんか全然悩みが違っていて、私と同じようにすごい悩んでるんだなと思う反面、羨ましいなと感じることがあります。
たしかに『自閉症』と一言で言っても療育をやっている人と、なんとなくそうなのかなと心配している段階の人とではかなりギャップ有りますよね…。
自閉ちゃんは指差し すごいので その内話しそうな気がするんですけどね(^_^;)
色の違いも分かっているし 日本語も理解できてると思うので
ある日突然!!を期待してます(^^)
ありがとうございます!!
図鑑や絵本のおかげで単語は理解してるんですが、言葉に結びつかないのが親的にも不思議です…。
いつか、突然喋らないかなとたまに妄想してます(^^)
指差しと『アッ!!』で通じちゃってるから喋る必要無いと思ってるのもしれませんね
ちなみにうちも話し出したのは大分遅くて、先にひらがな読み出してそこから絵のきりんの下に『きりん』って書いてあるのを読んで『あ、こいつきりんって名前か』って回路が繋がってから単語が増えていきました
耳で聞くより目で見て理解する視覚優位だなぁとしみじみ思ったのを覚えています
自閉ちゃんも、ひらがな先になったりするかもしれませんよ
ひらがな先パターン結構あるみたいですね(^^)
妻ともひらがな先に教えようかなと話すこともありますし、どこかで回路が繋がらないか期待しています。
うちの自閉くんももうすぐ五才になりますが、喃語です。指さししません。周りの自閉ちゃんたちは、一気に言葉がでて、遠いところへ行ってしまいました。
色の違いはわかるようで、シールはり等、同じ色分けはできます。
イタズラ大好きで、自由人、名前を呼ばれて「あー」と手を挙げるだけでかわいい天使くんと、手を繋いでくれない、外出先で地面に寝転がり拒否をする悪魔くんをいったり来たりしてます、、、
息子と、クマヒロさんの自閉ちゃんと、同じような動きなので、うん、うん、わかる~!と思いながら読ませていただいています。
ちなみに私は保育士です、、、障害児を育てるって、保育士の知識をもっていても、成長させることが難しくどうしようもないんだなって、思います。外で自分が、保育士だとは言えないくらい自閉くんにイライラした態度で、接してしまうことも、あります。
長々と、失礼しました。
保育士さんでも大変なんですね…やはり子育ては当然ではありますが簡単ではありませんね((+_+))
私も周りの子たちがどんどん喋りだして少し焦る気持ちもありますが、それぞれの子のペースだと思い軽い気持ちでかまえたいです。
しかし、外出先での寝転がりはホント大変ですよね(´;ω;`)