こんにちは、クマヒロです。
今日は最近少し気になり始めた自閉ちゃんの聴覚過敏疑惑について書いていきたいと思います。
是非ご覧ください!!
感覚過敏と鈍麻
このブログをご覧になられている方はなんとなく疑問に感じたことがあるかもしれませんが、自閉ちゃんの特徴としてブログでとりあげているものの多くは『こだわり』に関わる内容で『感覚過敏』や『感覚鈍麻』について取り上げることは稀だったりします|ω・)
まぁ、こんな事を言いつつ先日『痛み』に関して感覚鈍麻説を唱えていたりするんですが、山ほどある自閉ちゃんの『こだわり』と比べて『感覚過敏・鈍麻』に関しては特筆するほどではないというのが私やリャマミの感覚です。
しかし、そんな
『感覚過敏・鈍麻についてはそこまで凄くないよ系男子』
である自閉ちゃんについて、唯一気になる事が今回のテーマである
聴覚過敏疑惑
です。
聴覚過敏疑惑について
久々の登場となるネットからの引用によると聴覚過敏とは
聴覚過敏とは感覚過敏のひとつで、周囲の音が激しい苦痛や不快感を伴って聞こえる状態を指します。現時点で明確な定義はなく専門家によって定義はさまざまです。てんかんや顔面神経麻痺など他の病気や不安や抑うつ、疲労などの心理的な要因などで年齢を経て現れることがあります。一般的に、発達障害のある人に合併する場合が多いようです。世界的に精神疾患の診断基準として用いられているアメリカ精神医学会の『DSM』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)では、発達障害の自閉スペクトラム症の特性のひとつに、聴覚過敏が挙げられていますが、発達障害のある人に必ずしも聴覚過敏があるわけではありません。【リタリコHPより引用】
とのこと。
聴覚過敏ってメジャーな症状かと思ってたんですが明確な定義はないんですね、知らなかった(゜o゜)
これまでブログでは自閉ちゃんの聴覚過敏疑惑として
- 赤ちゃんの泣き声が聞こえると落ち着かなくなる
- たまに両手で耳を塞ぐことがある
などの特徴を紹介したことがあります。
この2つの行動は3歳くらいから現れはじめて今もずっと続いている特徴ですが、両手で耳を塞ぐのは時期的なもので、やらない時期には全くやりませんし、泣き声過敏についても対象となる音が
『赤ちゃんの泣き声』
という極めて限定的なものだったので
『聴覚過敏とまではいえないかな??』
というのが我が家的見解。
療育センターなどや民間療育で自閉ちゃんの特徴を記載するときも
『聴覚過敏なところがあります』
ではなく
『赤ちゃんの泣き声がすると、近づいてガンをつけに行きます』
という事実ではあるものの意味は分からないという書き方していましたし( *´艸`)
しかし、最近リャマミが
『自閉ちゃんってやっぱり聴覚過敏だったりするのかな??』
『もし聴覚過敏だったらイヤーマフとか買ってあげないとね』
と口にするほど聴覚過敏疑惑が深まる出来事が増えてきたんですよね(・´з`・)
その具体的な内容は
- 特定の音を嫌がるようになった
- 歌絵本を直接耳に当てて聴くようになった
- 赤ちゃんの泣き声に対する嫌がり方が本格化してきた
この3つになるので、ひとつずつ見ていきたいと思います!!
特定の音を嫌がるようになった
これは1年くらい前から徐々に目立ってきた傾向なんですが
- バイクのエンジン音
- 工事の音
- おかあさんといっしょなどの特定の曲
などなど『特定の音』に対して強く反応するようになってきたんですね((+_+))
こういった音が聞こえてきたときの嫌がり方は共通していて、耳塞ぎをしたり、親の背後に隠れて音のする方の様子を見るなど…。
バイクや工事の音などは大人でもうるさいと感じるので気持ちは分かるのですが、ネットフリックスでお気に入りの『おかあさんといっしょ』のコンサート動画を見ている時などにも、一部の曲になると耳をおさえリャマミの背後に隠れ遠巻きにテレビを見たりするんですよね…キミ自分から見たい言うたやん( ˘•ω•˘ )
この前は療育センターでパネルシアターを見ている時に『アンパンマンマーチ』が流れただけで、目と耳を同時に抑えつつ指の隙間から様子を伺い、かつニタニタと笑うというホラー映画っぽい謎ムーブをしていたみたいですし、ますます謎は深まるばかりです。
歌絵本を直接耳に当てて聴くようになった
これはつい最近あらわれた奇行なんですが、唐突に歌絵本のスピーカーを耳にピタッとくっつけて聴きだしたりするんですよね(・´з`・)
そのタイミングは完璧にランダムで
- 周囲から大きい音がしていたり
- 苦手な曲が流れていたり
- 私とリャマミが喋っていたり
- 自閉ちゃんのテンションが不安定だったり
という原因らしい原因なしに急に耳に歌絵本をあて、真顔でなにかを確認するように聞いてるんですよ…ちょっと怖い( ノД`)
気になって
『自閉ちゃんどうしたの??楽しい??』
などと問いかけても微動だにせず憑りつかれたように耳に歌絵本を押し当て続ける光景はなかなかにシュールです…。
最初は
『よっほどこの曲が好きなんだね』
などと話していた私とリャマミですが、最近は
『親が気づかない自閉ちゃんにとっての嫌な音をかき消すために聞いてるんじゃないか』
という説を立ててみたり…まぁ全てフワフワな予想でしかないのがツライところですが( ˘•ω•˘ )
赤ちゃんの泣き声に対する嫌がり方が本格化してきた
そして最近日常生活に大きな支障をきたし始めたのが『赤ちゃんの泣き声への過剰反応』です。
こちらはブログで定期的に
『自閉ちゃんが赤ちゃんの泣き声に反応しすぎて困る件』
などとお伝えしてきたので今さら感がある話なんですが、ここのところ症状が急激に悪化してるんですよね。
それが顕著だったのが先日公園で遊んでいた時の事。
その日行きつけの公園の砂場でノリノリで遊んでいた自閉ちゃんですが、遠くのベンチで泣いている幼児の声が耳に入ると状況は一変。
近くにいる自閉ちゃんより小さな女の子の足にガシっとしがみついて、そのまま固まってしまったんです!!
自閉ちゃん、それは色々とダメ( ノД`)!!
子どものやることとはいえ、若干のセクハラ成分と多量の迷惑成分が配合された行動であるため、流石にマズいと思いすぐに引き離そうとしますが、泣き声が気になるのか遠巻きに幼児を見つめながら固まるばかりの自閉ちゃん。
こういう時、前までは
『他の遊具で遊ぼ~』
と場所を変えようとすれば移動してくれたんですが、この日はひたすら女の子の足にホールドする自閉ちゃん(*_*)
一緒に遊びにきていた女の子のおじいちゃんは
『一緒に遊びたいのかな??』
と超好意的な解釈をしてくださったんですが、女の子にとっては無言で抱きついてくる自閉ちゃんはひたすら恐怖の対象(´;ω;`)
その後、何度も繰り返し
『もう帰るよ』
と呼びかけることでようやく自閉ちゃんも我に返ったため、猛ダッシュで公園を立ち去ったのですが『泣き声嫌い』がいよいよ本格化してきたことに恐怖を覚えるばかり。
…というか外で発症すると対応が難しいです( ノД`)
その他にも家のリビングでくつろいでいるときに、外を通っている子どもの泣き声が聞こえてくるだけでも、窓にはりつきしばらくジッと外を見張り続けるなど、泣き声関連の奇行には事欠かない自閉ちゃん。
正直まだイヤーマフをつけるほどではないかなと思うんですが、療育センターのお友達の中にはイヤーマフを付けている子もいるので、今後聴覚過敏疑惑がさらに深まっていくようなら対応を考えないといけないですね( ˘•ω•˘ )
今日の自閉ちゃん
今日の自閉ちゃんはこちら
とうとうポッキーにチョコ味があることを知ってしまった自閉ちゃん…。
虫歯の心配もさることながら、クッキー部分から食べるというスタイルのため指にチョコがつきまくり、食べ終わるころには全身チョコまみれちゃんになるという悲劇もセットでついてくるのが辛いところ。
苺ポッキーはともかく、チョコポッキーは色々な意味で危険なので今後は封印しようと思った今日この頃です…この前耳の裏がチョコまみれでしたからね(´;ω;`)
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログ『謎の生傷とあざが凄いよ自閉ちゃん~身体ぶつけまくり系男子~』でお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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うちもそうです。自閉っこって泣き声が苦手なんですよね(T-T)。
お子さんも泣き声苦手なんですね((+_+))
イヤーマフ以外対策のしようがないですし大変ですよね。