こんにちは、『クマヒロ』です。
今日は食べ物を分解することに命をかける自閉ちゃんの日常について書いていきたいと思います。
是非ご覧ください。
汚食事界のプリンス
これまでにも何回かブログにしてきましたが、自閉ちゃんと言えば
食事の仕方が汚い
ことで有名です。
今年の大目標として食具の利用を掲げ、スプーンやフォークの活用を促してはいるものの、とにかく手を使いたがるため、注意した5秒後には手で食べていることもしばしば。
言うと一瞬だけ食具を使ってくれるんですが、本当に注意の効果の持続時間が短いんですよね。゚(゚´Д`゚)゚。
何故手づかみ食べに拘るかといえば、不器用さのせいで食具では上手く食べられないというのもあるかもしれませんが、それ以上にある拘りが問題になっているんです。
それが
食べ物を細かく分解したい
という自閉ちゃん特有の拘りなんです!!
分解系男子
食べ物を分解するというと、単純に千切ったりして細かくするというイメージを持つかもしれませんが、自閉ちゃんの場合は
食べ物を性質や具材毎にカテゴライズする
というのが目的になっていたり。
例えば自閉ちゃんがカップヌードルを食べる場合は、謎肉やエビなどを一度取り出し、ランチョンマットの上に並べた上で、ラーメンを食べ、その後具材だけ食べたりするんです。
これは基本全ての食べ物に適用され
- チョコパンであればチョコ部分
- カレーパンであれば中身のカレー部分
- メロンパンであれば外のカリカリ部分
- チャーハンなら肉やネギ
- しらすご飯ならしらす
などなど分類できるものはなるべく分けようとするんですよね!!
毎回毎回ご飯の中から取り出され、魚市場のようにランチョンマットに綺麗に並べられるしらすはかなりシュールだったりします( ´艸`)
そして、これこそが汚食事の原因になっているわけなんです。
本来であれば口に入れるだけの具材を、持ち前の不器用さでわざわざ分離して並べていくと、その過程で際限なく汚れていくんですよね…。
自閉ちゃんが器用であれば、それはそれで上手く分解できるかもなんですが、キングオブ不器用なのにプロ意識だけは人一倍高いですからね( ˘•ω•˘ )
特にパリパリのパンなんかは、自閉ちゃんが食べ出すと周囲数メートルにわたってパン屑が飛び散り、それをお弟ちゃんが『何だろこれ』という感じで触りにくるので、汚いだけでなく気が休まりません。
しかし、分解中に叱ると
「いや、ゴメン、自閉ちゃんも本当はこんな事したくないんだけどさ、仕事だから」
とでも言うかのように、親に対して何か言ってるんだ的な表情を浮かべるので、本人的には重要な儀式なんでしょうね。
最近偏食がかなり良くなってきたので、食べ方の汚ささえ無くなれば外食もしやすくなるんですが、ラーメンやうどんなどの汁物は本当に壮絶な絵面になるため外では絶対的にNGですし、カレーも容赦なく手づかみで行くので難しいですし、食事に関しては拘りが強くなっているぶん一番出来ていた頃より退化している雰囲気すらあったり…。
せめて汁物は分解せずに食べてくれると、外食も出来ますし、家でもかなり後片付けが楽になるんですがね( ノД`)
手がカピカピに
このように様々な食べ物を分解している自閉ちゃんですが、どんな食事でも手が登場する関係で常に手の油分が奪われ、今年は10月の段階で手が既にカピカピになっていたり。
ペースが早いです!!
例年真冬は常に手のどこかから血が滲んでますからね…今から乾燥期に向けて念入りに保湿をしていますが、どれだけ塗っても手で食べてはゼロどころかマイナスにまで状態に戻しているので、今年もまたアカギレフェスティバルが開催されそうですね(´;ω;`)
手が切れると当然本人も痛いでしょうし、痛みを避けるという方向から分解癖を緩和出来たり………しないでしょうね。
食べ物を分解して食べる悪癖は
- 絵面が汚い
- 手が汚れる&カピカピになる
- 食事の時間が長くなる
と悪いこと尽くしなので、弟ちゃんが生まれてから絶賛退化中の自閉ちゃんではありますが、年齢が一桁のうちに直したいです((+_+))
ということで、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
それでは、また次のブログでお会い出来たら嬉しいです(^_^)/~
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